新プラトン主義を学ぶ人のために [単行本(ソフトカバー)]世界思想社2014-04-26私は専門を西洋思想史、特にルネサンス期フィチーノのプラトニズム、プラトンと新プラトン主義についての受容、その意義としている。意義というのは当時つまりルネサンス期とその後の古典古代学 ...
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原因 一なるものと不定の二
「いつもわたしに不幸に思えるのは、「神」の語(これは結局は宗教用語である)が、哲学者たちによって、かれらの体系における、なんぴともおそらく信仰の、まして愛の対象とはみなされないような因子の名として、保持されてきたことである。」(「ソクラテス以前以降」 F.M. ...
「光と美」 より善きものへの回帰
美と光―西洋思想史における光の考察 (アウロラ叢書) [単行本]熊田 陽一郎国文社1986-12熊田陽一郎先生の「美と光」を読んでいる。 プラトニズム、プラトン、プロティノス、偽ディオニシウス....と続く光と可知性の基底。 スコラ哲学の中でプラトンとアリストテレスを統合さ ...
プロティノス「美について」(学術文庫)/「ニコライ堂」に立ち寄り
プロティノス「美について」 (講談社学術文庫) [文庫]プロティノス講談社2009-11-10物資調達的に某ショッピングモールへいきましたが、私の個人的買い物といえば、学術文庫の新刊プロティノス『美について』(フィチーノの訳もしている先生)の文庫新版.... (こうい本が新 ...