草月流いけばな師範課程のテキストテーマ、「アートとの語らい」
お稽古では、先生が用意して下さった、勅使河原蒼風先生の辰を描いたポストカードと透明のフレームでお稽古しました。
先生とご相談させていただき、テーマとして二回目の自由花として、古賀郁さんの油彩・テンペラ混合画 <Sacrifice サクリファイス>2012 にあわせたいけばなを作成しました。
古賀郁さんの<Sacrifice>は東日本大震災の後、古賀さんが作成された作品です。
作品中に描かれいる下草の白い露草は、古賀さんのパートナーでデザイン作家の栗栖さんが私の家に来いらした時に描かれている露草と同じものを株分けしてもってきてくれました。(今も自宅にあります)
「アートとの語らい」で作品とあわせていけばな作品を製作するにあたり、萩原朔太郎「猫町」の作品画像を使わせて頂くか、または私が自宅に飾っているいくつかのテンペラ・油彩画、鉛筆画とあわせるか、いろいろ考えましたが、2月から3月という時期と東日本大震災から10年...と思うこともあり、
白い桃の花にベージュ色のスプレー菊、緑のグロリオーサをいけました。
器は、ローラ・アシュレイのスロバキア製ガラス花器にあわせました。
http://ousia.livedoor.biz/archives/52362146.html
http://ousia.livedoor.biz/archives/52339037.html
http://ousia.livedoor.biz/archives/52337496.html
http://ousia.livedoor.biz/archives/52487011.html
下の小作品は<Gatto lebero>(古賀郁)
イタリアでは野良猫といわず、自由な猫と呼びます、それがガット・リベーロ、
鉛筆画の小作品です。
こちらも先んじてインスタグラムには写真を投稿しております。
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