

ラテン語学習会のSさんが事務局を務め、発足した鈴木信太郎記念館友の会のご案内です。
https://www.city.toshima.lg.jp/129/bunka/bunka/shiryokan/suzuki/suzukioverview.html
豊島区では平成22年にフランス文学研究者の鈴木信太郎氏の居宅をご遺族から寄贈いただきました。
昭和3年に建築された鉄筋コンクリート造の書斎棟、戦後の昭和21年に建築された茶の間・ホール棟、明治20年代に埼玉県北葛飾郡富多村下吉妻(現在の春日部市)に建築された信太郎の実家の母屋を昭和23年に移築した座敷棟という建築年代の異なる貴重な建造物が同一敷地内に所在することから、旧鈴木家住宅として、区の有形文化財(建造物)に指定しました。
区ではこの貴重な建物を保存していくとともに、鈴木信太郎記念館として、改修・整備しました。当地が日本のフランス文学研究発祥の地であることを広く発信していきます。皆さまのご来館をお待ちしております。
- 所在地…東池袋5-52-3
- 交通案内…東京メトロ丸ノ内線新大塚駅徒歩約3分
JR山手線大塚駅南口より徒歩約8分
都電荒川線大塚駅前及び向原停留場より徒歩約8分
- 開館時間…午前9時から午後4時30分
- 休館日…月曜日(祝日が重なる場合は翌日も)、第3日曜日、祝日、年末年始、展示替えによる臨時休館
- 駐車場・駐輪場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。
20世紀前半の日本のフランス文学研究黎明期に、ステファヌ・マラルメなどの象徴派の詩人や、ヴィヨンを中心とする中世文学を研究したフランス文学者。また、フランス文学関係の稀覯本蒐集家(きこうぼんしゅうしゅうか)としても知られている
信太郎の書斎では、主にフランス文学に関する著作と蒐集資料を5つのコーナー(「フランス文学の受容と展開」、「象徴主義フランス詩の世界」、「信太郎の愛蔵書」ほか)に分けて紹介します。限定豪華版訳詩集『ポエジイ』のほか、彼と交流のあった谷崎潤一郎や大佛次郎からの謹呈本なども展示します’
公式豊島区のページより(開館については公式ページを参照ください)
また白水社「ふらんす」11月号には記念館の特集および座談会も掲載されています。
上の写真は本書より。(著者が購入したものを撮影)
https://www.hakusuisha.co.jp/book/b487267.html
■特集:ブンガクと愛
読書の秋、文学の秋。フランス文学への思いをめぐって語り合います。フランス文学ゆかりのスポットもご紹介いたします。
[座談会]僕らはこんな本を読んできた 野崎歓・澤田直・鈴木雅生
ボードレール、モンテーニュ、ル・クレジオ、サルトル、カミュについて、また翻訳について……三人の仏文学者が「仏文愛好家」としてフランス文学への愛を率直に語り合います。専門家だって、最初はみんな仏文初心者。三者三様のフランス文学入門としても楽しんでいただける鼎談です。お三方それぞれに「私を作った3冊」、そして「私が作った3冊」も挙げていただきました。
鈴木信太郎記念館友の会のご案内
日本におけるフランス文学の研究・翻訳の第一人者、鈴木信太郎を記念した豊島区立鈴木信太郎記念館が、2018年3月に開館しました。この記念館に親しみ、フランス文学・文化についての理解を深めてもらうことを目的に今年6月に発足した「鈴木信太郎記念館友の会」についてのお知らせです。
[インタビュー]父、鈴木信太郎の思い出 鈴木道彦
プルースト『失われた時を求めて』(集英社文庫)の個人全訳をてがけた鈴木道彦氏は、サルトルの研究者・翻訳者としても広く知られています。また、昨年刊行された手記『私の1968年』や、『越境の時 一九六〇年代と在日』からもうかがえるように、果敢な〈行動〉の人でもありました。そんな、鈴木道彦さんに父・鈴木信太郎の思い出を語っていただきました。道彦氏が眺めていた「親父の背中」とはどんなものだったのでしょうか。
現在私のTwitterは更新を止めているが(TwitterJPのメディア公平性が特定団体との提携により失われているため、解除までは投稿をやめる予定です)この会と白水社のふらんす11月号、鈴木信太郎訳書の話題をだしたところ、洋楽リスナーほか美術関係や音楽関係のつながりの方から、ボードレールは鈴木訳が好きだった、とか高校生のころ翻訳で読んだという声が寄せられた。
私自身はどうかというと、やはり中高生のころにボードレールを読み、その後はマラルメを親しんだと記憶している。(牧神の午後はニジンスキーのバレエにもなっているので馴染みが深いし、マラルメは完全言語であるとか、47部しか私家版を出版しなかったとかそういう面でも好きなのです)
友の会は入会は無料かつ会費もなく、仏文や絵画、文化、映画など周辺文化の愛好家が集う場ということです。白水社が11月に特集を出版した際に、このblogでも記事にしようと思っていたのですが、遅れに遅れてしまい、あらためて1月の新年会で話題と告知があったのでダイアリーとして記事にします。
友の会自体のWEBはまだ準備中ですが、フランス語学科や仏文がある大学図書館などには(獨協大学ほか)チラシが設置されていると思います。Sさんも学友なので母校にも設置してほしいところでありますが...



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