UKJAPAN繋がりのまきこさん(びんごがーる)のご招待同伴で観てきました。2019年10月に英国公開、英米作製。日本劇場公開は17日からです。



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https://gaga.ne.jp/intothesky/

なるほど、史実では'ジェームズ・グレーシャーとヘンリー・コックスウェルが1862年9月5日に行ったフライト'
ですが、コックスウェルに実在のフランスのブランシャール女史(彼女の夫ピエールは映画にも登場する)を混ぜてアメリアという架空の人物となっているために批判があるらしい。気象学者のジェームズはそのままに、コックスウェルがブランシャールに置き換わっているということか...意図はわかるような...映画はとても良かったです!
浦和美園あたりでも17日から公開になるようです。ヒューマントラスト有楽町ほか。
台詞の英表が良い。スペンサーの詩を誦じるところから引き込まれてました。アメリアはディズニーくるみ割りのクララにも共通する科学に没頭する女性。世の中、女は科学や学問には関心あるわけがないという偏見がまだあるからこういう設定が必要になるのかも。ブランシャールを映画化するならフランス語文化になってしまうからアメリアに置き換えたのか?
19世期は自然探究の時代でもあり、20世期は...
科学が自然探究とコスモス的な美に根ざしていたころは調和型の発展をしたのでしょうか。

ジェームズの台詞とアメリアの経験に基づくリアリストな言動の対比も良い。元の史実の設定のままでも観たい題材でした。








私も空や大気の流れやエーテル、星々などに美を感じるのでもう一度観に行こうかと思います。