

カラヴァッジョ展、札幌近美で観たかったのですが結局いけておらず、2001年都立庭園美(日本におけるイタリア年)の図録を再読していました。
今見ると、シモン・ヴーエ<女占い師>、ホントホルスト、オラツィオ・ジェンテレスキ、ジョルジョ・ラ・トゥールなども展示されており、光の表現(外界すなわち太陽と智慧としての灯・プロメテウス的な火の光)のテーマ、静物としてのヴァニタスとmemenntomoriの関係などやはり印象深かった意味がよくわかる展覧会だった。
その後、西美がラ・トゥールを常設コレクションに買入(常設でみられる)、ラ・トゥール展が開催されたりしたのであり、反宗教改革からフランス絵画、北方絵画までを美術史的にも網羅していたことがわかる。この時は、ウフィツィ美術館からバッカスも展示され、アルテミジア・ジェンテレスキ(ユディットが有名・カラヴァッジェスキの筆頭)、グエルチーノも展示されたのであった。
額絵は、<ナルキッソス>(バルヴェリーニ宮国立古典美術館蔵)と<果物籠を持つ少年>(ボルゲーゼ美術館蔵)<聖ヒエロニモス>を購入したのでした。この時代までは額絵にあう額縁も美術展のたびに一緒に売られていました。今はほぼこうした絵画にあう額を一緒に売ることはなくなっておりますね...。
http://ousia.livedoor.biz/archives/52383577.html
カラヴァッジョはタヴローが有名になりがちですがやはり<聖マタイの召命>をローマのサン・ルィージ・フランチェージ教会の祭壇画(コンタレッリ礼拝堂)をみたときの衝撃はいまでも忘れられません。ヴェネツィア〜フィレンツェ〜ローマとルネサンスをテーマに巡っても絵画としての印象はほぼカラヴァッジョのこれにつきます。(フィレンツェはミケランジェロおよびドナテッロと建築)
フラ・アンジェリコもすきですけども。
今回東京展はありませんので、回顧してみる次第。
庭園美では<エマオの晩餐>も展示されたのでした....。

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