3年ぶりの来日公演、RESISTANCE IS FUTILE 発売後初ライブになるマニックスのライブへ行ってきました。
9月26日(台場)、27日(豊洲)の二日間。International blue シングルリリース当時からこれは近々来日してくれるだろうと思って期待していました。できればフェスではなく単独公演をしてほしいので。
(野外フェスだといけない事情が)
26日は1st アルバムGTから slash ’n’ burn, little baby nothing, you love us, motorcycle emptiness が組み込まれ、ラストがDesign for lifeがラストでない特別な東京のためのセットリストだと思います。
27日は2ndの La Tristesse Durera(Scream To A Sigh)が演奏されました。今回の5thアルバムツアーの様子は初日ダブリンから追っていましたがsleep flowerなどが演奏されてました。私は92年の川崎も93年の渋谷も行っているので感無量でした。演奏してくれてありがとうといいたいです。
slash ’n’ burn, little baby nothing, you love us, motorcycle emptinessも演奏されました。
初日の緊張感からの幸福感が凄かったです。ニッキーとジェイムスの間で見ましたが、ニッキーのベース(Fender JAZZ)のフィンガーピックアップ演奏をいままでで一番堪能しました。マニックスもベースとドラムスのショーンのタイトで立体的なドラミングがサウンドの要になっていて、そこにジェームスのヴォーカルとギターが乗るというのがライブアクトの醍醐味です。ニッキーとショーンは一曲だけ休憩。
democracy comaやP.C.P、stay beautiful を聴きたかったのですが、ワールドカップの祝祭ムードとともにアルバムの20周年記念ライブなのでやりにくいかもしれません。ただ、Prologue to Historyのライブ版がとてもよかったし、Everything must go が素晴らしくて...感動しました。始終オーディエンスは合唱。2016年は行けていないので、2012年と比較することになってしまうのですが、あの時よりもお客さんが熱くてよかったです。
そうなるとメンバーのプレイも熱が入るし、VO.を観客がしてる間にジェームスはギターソロに乗りまくります。近年のライブで一番熱かったのでは?と思うくらいでした。
豊洲PITの2DAYSラストではmotorcycle emptiness のベースの演奏をしながらニッキーがひざまずいてプレイし目を閉じているのがとても印象に残った。そして彼の気持ちがとてもわかるように思った。・・・1週間たっても、10日たっても忘れられないライブでした。
公式のライブレポート
http://www.sonymusic.co.jp/artist/ManicStreetPreachers/info/510750
<セットリスト>
- The Everlasting
- You Stole The Sun From My Heart
- Ready For Drowning
- My Little Empire
- Tsunami
- I’m Not Working
- You’re Tender And You’re Tired
- Born A Girl
- Be Natural
- Black Dog On My Shoulder
- Prologue To History
- S.Y.M.M.
- If You Tolerate This Your Children Will Be Next
- Slash ‘N’ Burn
- Your Love Alone Is Not Enough
- Everything Must Go
- International Blue
- A Design For Life
- Little Baby Nothing
- Sweet Child O’ Mine
- You Love Us
- No Surface All Feeling
- Motorcycle Emptiness
【Zepp DiverCity公演のセットリストを、プレイリストで期間限定にて公開中!】
Manics Street Preachers | Tokyo 2019 Setlist
最後に、今回のツアーのために選んだのか、日本のために特別に選んだのか、定かではないが、セットリストに添えられていた引用文を訳出しておこう。ニッキーが昨年自身のアート作品の展覧会を行なった際にインスピレーションに挙げていた、草間彌生の言葉だ。
「私のアートは、私自身にしか見ることができない幻覚に根差している。自分を苛むその幻覚と執拗につきまとうイメージを、彫刻および絵画という形に置き換えているのだ
二日目は村上春樹だった模様。
ライブ中の写真と一部動画はIGに少し載せています。
長年のファンなのでかっこいいと思った写真を二日分載せております。
International blue を演奏するときのベースのストラップがミッチ池田さんによるリッチーとニッキーの写真でした。感慨深かった...
https://ameblo.jp/mitch-ikeda-photography9/entry-12530707089.html
ミッチ池田氏のライブ中の写真が公開されています。
(私も写ってます)
2019年9月30日 ミュージックエアでマニックスの地元ウェールズ、ブラックウッドのスタジオとメンバーの家族の家(ニッキー、ジェイムス)でのインタビューを含むドキュメンタリーが放送されました(ミュージックエア)
凄くいい番組でした。
https://www.musicair.co.jp/manicstreetpreachers_360/
10/28(月) 23:17 再放送予定
豊洲PITは広いですね!音の響きが良かった。今回のDiver cityもですが照明の進化を感じました。
リッチーとニッキーの写真のベースストラップ。ヒョウ柄のボトムは特別履いてきた、というニッキー。
2nd来日公演の時を思い起こします。
You love us のイントロが演奏された瞬間の会場フロアの沸き上がり方は凄かった。
詳しくは動画を見れば一目瞭然。
We are not your sinners
We realisd and be won't mourned
この否定から入りそうじゃない、とつづり畳みかけていく歌詞とそれに乗った曲はアルバムでもMVでも特別な曲だが、ライブで演奏されることでこの否定は圧倒的肯定的なパワーを持つ。
いまでもニッキーの歌詞が先に作られ、それにジェームスが曲つけるという方法をとっていると思うが、リッチー、ニッキーの歌詞があり、それを浮き上がらせる言葉と音楽の相乗効果、分切構造がマニックスの曲を特別にしていると思う。だからライブでは歌詞を書いたニッキーが演奏するさまを近くで見ておきたかった。
そんな二日間でした。
リッチーがいるときのマニックスを知らないという方には、1stアルバムのGTの20周年盤の特典DVDに、インタビュー、BBCに出演時(TOTP)他のライブ映像などもまとめられているのでこちらをお勧めします。
日本盤はドキュメンタリーも字幕入です。5月ごろはずっと見ていました。
今見ても歌詞のテーマは薄れない。むしろ意味を増していると思う。
公式youtubeにあるミレニアム・カーディフのライブ映像もおすすめ。
いまだにDVDは視聴します。
Manic street preachers with Jamie Roberts at Toyosu Pit Japan
この書籍(洋書)も購入してしまいました。
こちらも。まだ全部は読んでいませんが購入済。
ファン必携のミッチ池田さんの写真集。

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