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剣山なしで水盤にいける、を更に技術的に高めるための課程です。

アメリカンリョウブは夏期の7-8月の花がみごろで、アガパンサスの濃い花がありそれらをくみあわせてお稽古しました。
比較的大き目で緑もいかした構成にするために、手持ちのワイヤーではなく先生が用意していただいものを使わせていただき、過去2回やっている剣山なしで水盤に構成することを復習をかねていけました。

ワイヤーをかける際はお手伝いもいただき、上のような仕上がりに。
三方向からみられる構成になっています。四方にするともう一本アガパンサスを加えるとよいかもしせんが、あえて緑と濃い青のアがパンサスの花をきりりとさせるように2本で構成しました。

水盤はお稽古場で使わせていただいている生花店さんでお借りしております。
花材にあわせた色の角水盤を使わせてもらい、緑がはえ、アメリカンリョウブの白と桃色の花もひかえめながらアクセントになっているかと思います。
涼し気な緑を目指しました。

アガパンサスはアガペー(ギリシア語: αγάπη)を語源にもつ花。

プラトン対話篇、シンポシオン、パイドロスを論文で扱っている身としては公園や街中、ショッピングモールの植栽、家庭で植えている庭などもみるたびにいいなあと思う花で、今回使う言葉できて良かったです。(実はこの花も育ててみたいという...)



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現代いけばな花材事典
勅使河原 宏
草月出版
1999-04


草月五十則
勅使河原蒼風
草月文化事業出版部
2004




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