思想史と美術史、および時事については社会学観点より。舞台芸術、アニマルライツ、ジョージアン様式建築の輸入住宅インテリア、バラ園芸について執筆中。駐日英国大使館公認ブログ（2008-9）.駐日英国大使館広報blog（2010～）英国アンバサダー2015-2018 日英交流150年アーカイブ（国立国会図書館）にて記事閲覧できます。http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/284894/www.ukjapan2008.jp/blog/read/ 旅行、ライフスタイル、建築美術、美術史思想史等の記事、レポート作成以来ご連絡はメールフォームとTwitterDM　　

Cornelius,　新インドアフェス　Q　（於：両国国技館）

April 22, 2019 02:46

View this post on Instagram
A post shared by ousia (@izumy8613)

4月14日日曜日、新インドアフェスQに行ってきました。実はあまりフェスにはいかないので初フェスくらいの参加度です。コーネリアスとゴダイゴ目当てです。

両国は家人側の母方親族がいることもあって、以前食事しに行った（定番のちゃんこやさんでお鍋コースをいただいた）ことがあります。美味しかった記憶があります。それから祖父が私鉄勤務時代にはよく会社で国技館にいっていたみたいで、子どもの頃に焼き鳥とか絵皿（和食器として今も私もつかってます）などをお土産で何度ももってきたことが。ただ、相撲は観に行かないので国技館時代は初めて。江戸博はVenezia展があったときに行ったことがあります。こちらの常設は二分の一スケールの日本橋が再現されていたり、行くと面白いよと聞いていたので、早めに家を出まして午前中は江戸博の常設展をみたりしてました。

56985480_1969411906504035_6347949684824211456_n

View this post on Instagram
A post shared by ousia (@izumy8613)

江戸ゾーンだけをポイントごとにみていたのですが、すでに開場時間が過ぎていたのでそろそろ会場へ向かうことに。

57267711_1969381526507073_480192423322976256_n

既にキッチンカー付近の人だかりが見えます。

View this post on Instagram
A post shared by ousia (@izumy8613)

神戸が3月31日で、東京が4月14日。

事前に公式さんの告知をチェックしていたので、地下の広間でいつもふるまわれるちゃんこや席の確認などはしていました。

57531021_1969381649840394_4582129853087612928_n

View this post on Instagram
A post shared by ousia (@izumy8613)

午後に食べてみようかと思っていた鍋ですが、開場後まだ時間があるのでためしに地下へいってみるとすでにお鍋がでていたので一食500円でいただきました。写真はしお。醤油はつくねとタケノコで、こちらはあとで試してみようと思っていましたが、すぐに完売。（その後再販売後も完売）
肉が多いのでしつこいのかなと思うのですが、お出汁がきいていてあくもとってあるので澄んだスープが野菜ともあっておいしいのですよね。肉の臭みもないので美味しくいただきました。
またここで音楽を聞くことがあれば、ぜひ食べたい。

57253532_1969381776507048_1628720172091047936_n

57092879_1969381699840389_4658852782336376832_n

札幌ペニーレイン（２０１７年）からLIVEの感想などをおはなししていたYさんと、お友達のYさんと早めにお会いしてお話しました。札幌からこられたYさんとは翌日も午前中、感想を語るという....！(語れて良かったです！）

このところqueenのLIVE映像をかなりみていたので、スタンド席とはいえ（出入りができないと体調的にもつらいかなと思い...）いろんなバンドのドラムセットとサウンドチェックの音やドラム、ベースの音を聞くのは良かったです。

ゴダイゴ！はサウンドチェックから素晴らしくて、プロミュージシャンの粋を見た感じでした。
ドラムのトニーさん、ドラムとヴォーカルも凄い。ミッキー吉野さんの鍵盤すごい。
一曲目がモンキーマジック！で、（再放送組）ながらあの西遊記をしっているのでおお...という感じでした。
ガンダーラも聞けました。

食にもどると、開場後に歌舞伎座や新橋演舞場的な感覚で幕の内弁当（オリジナルパッケージ）を買っておいたのですが、休憩時間に客電がつかないので、これは持ち帰ることに。飲み物のもちはこびや移動も足許が暗くて、階段も多いので怖かったですね。腰もわるいので...飲み物の列なども長くて観られないグループもけっこうありました。（２階東側の売店が閉鎖されていたので西側が長蛇の列、一階も）かといって、あからさまに赤ワインボトルを何本ももちこんでるような観客もいて（なんとコーネリアスの前で帰るという・・・）フェス慣れしてないので、驚きました...。

View this post on Instagram
A post shared by ousia (@izumy8613)

スパイスから調合するというQちゃんカレーも頂きました。混雑で並んだのですが、美味しかったので満足で納得してしまった。丁寧にもりつけてくれて、美味しかったので。グリーンカレーが特に美味しかったです。

View this post on Instagram
A post shared by ousia (@izumy8613)

カレーもいただいたので、そろそろ席エリアについてゴダイゴをみるために待機。

View this post on Instagram
A post shared by ousia (@izumy8613)

コーネリアス(コーネリアスグループ）、Ripple waves 国際フォーラム以来で、前日から謎の緊張感に包まれていました。何度臨んでも３年ぶりに乗るスペースマウンテンのような気持になるという期待感！！

サウンドチェックから、Wellow　wavesのツアー時からかかっている波の音のインスト入り音楽が...紗幕がかかり、いつしかサウンドチェックの音の中にDropの音がしてきます・・・
あ、これはDropのイントロでもうオープニングにかぶせてきてるんだ.....と耳を澄ましていると、オープニング！

なんとmikeCheck！！そして、よくよく聞いていると、聞こえますか？聞こえますか？(口笛）のあたりからは紗幕がかかった内側でおそらく小山田君が生で演奏をはじめている....！！！

紗幕がおちて、いつかどこかから始まり、Audioarchitecture、count　５or６、Another　Veiw　point,　I　Hate　hate、in　a　dream、beep　it、Gum、fit　song、あなたがいるなら（if　you　are　here）

いつかどこか→Audioarchitectureの繋がりとAudioarchitectureの演奏と映像リンクは素晴らしかった。
あの放射線状になる照明はほんとうにすばらしい。遠景でみながら（オペラ持参）メンバーの演奏も観られました。count〜の時のギター演奏は凄い...
スタンド席なので、座っていたのですが、途中で座っていられなくなり、少し後方の席に移動して（立ってもほかのかたの視界を遮らなさそうなところ）へ移動して聞いていました。このリズムのすばらしさには立ってじっとしていることはできない...。

gumの映像が変わっていたかもしれません。
Another〜は今回も圧巻。
このすばらしき映像コラージュセンスとアイロニーは抜き出してしまうと台無しになってしまうので、短くとどめますが、クラフトワークのDNAを受け継ぎ、POPセンスでPunkよりもぶっとばせ、みたいな昔からのファンならさすがとしかいいようがないセンスです。最高でした。２０１８年１０月、２０１９年３月４月、このターニングポイントにいながらにして日常感覚への埋没を余儀なくされるような世情に対しての。
今日私はここに来ていてよかったと心から思いました。ありがとう。。

あなたがいるなら。
ミラーボールが床からまわり、演奏と歌詞と声とすべてがそこに形をとどめずにある。

消えてしまう魔法ではなく、これは創り出しているパワーでもあり、会場から出たら「おわったね、よかったね」じゃなくて、そうだよね、明日も....と思えるように。

いつもの単独コンサートと違って、余韻に浸るのが難しかったのですが、一週間たってもこの余韻は消えない。

８月のPOINTをフューチャーしたオーチャードホール、とてもとても楽しみです。

（POINTのツアー時にはバードウォッチング〜とwataridori　を聞きたい...）