
いけばな、分解して再構成するお稽古です。
植物、花、花びら、つぼみ、実、茎などの要素に分解して再構成する課程です。
なかなかどう取り組むべきか?というレッスンの一つですが、丹頂アリウムの花部分と茎の線、曲線を考えて、それぞれの部分で分割したときの様子を考えて再構成しました。
菊は大輪の山吹色をそえ、葉はまとめて構成しました。
先生からお稽古後に、切るということを突き詰めたときに初めてでてくる視点や観点という話をお聞きしてなるほどとました。
植物画でもガクやめしべ、花びら、葉脈など細部をクローズアップしてそれぞれ描いていたりするのをみると、そのままの状態とそれを観察するという内容を含むのかなと思いました。
発見や驚きを生かしつつ、結果的に美しいと感じるかどうか? 野菜や果物もそうですが、鑑賞したときにまずは花材の良さ、ポジティブな感情が起きるようにこころがけました。
花器は以前から気になって使ってみたかった、三角形の水盤を使っています。
お稽古している生花店さんで使わせていただいています。
丹頂アリウムの花、芯の部分と主な紫の色、茎の緑にあう山吹系の菊で色彩をあわせてみました。
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