『ロゴスとイデア』を読んでいる。7月頃に購入してまだあまり読みすすめられていなかったのだが、携帯して読む本として読み進めている。これはもともとは、田中美知太郎(大先生だが以下この記事においては敬省略)全集におさめられていた。それが纏められ、文庫版として出版された。(2014年)
あとがきからまず引用してみたい。というのは私がこのテキストを読み始めたときには概要をしらず、「現実」の項、あるいはイデアの項を読むうちに、今日と類似するテーマがいくつも見つかるからだった。それで、このテキストが書かれた時期の田中美知太郎先生と時代、という背景を少し記して自らの読書メモをとる上でふまえたいことだとおもったからある。
「ここに収めされた論文は、1938年から1943年まで、すなわち昭和13年から同18年までの間にかかれたものである。これを年代順にみると「ロゴス」が昭和13年(1938年)、「ミソロゴス」(同40年1939年)、時間(同16年、1941年)「現実」が同17年1942年)「未来」「名目」「過去」「イデア」等が同18年1943年に書かれている」(P.365 あとがき)
終戦が1945年(昭和20年)であることと照らし合わせることは、内容を一読してから再度行いたいのだが(まったくの余談だが西洋史概説兇1848年革命を勉強(レポート)しているときに、母親が私が生まれる100年前ねと行っていたのを覚えていて、母は昭和23年生まれで終戦後3年後生まれで、1948年生まれと、この西洋史概説競譽檗璽箸龍賚のあとはこのようにこのあたりを記憶している。(年号と西暦による二重表記こそが、日本の歴史、世界史の歴史を隔絶してきたもののように感じることも多いのだが)
「現実」から読み始め、イデア、アリストテレスとの項と読み進めているが、最初の読書メモとして。
誕生日のメッセージを、FB、郵便小包、カード、Twitter、メッセージなどでたくさん頂戴しましてありがとうございました。
自分の誕生日なのですが、哲学・西洋思想史(+美術史Renaissance)学徒としては、プラトンもフィチーノも10月生まれ。何も乗っていない天秤を持つ「フェルメールの天秤を持つ女」の寓意はいずれ来日展示してほしいものの、プラトンが何を考え、何を記してたのか、「疲れを知らぬフィチーノ」などと言われるフィチーノだが彼がつかれはてる原因もまた彼の内にはなかったと思う。
そのようなわけで、自分の誕生日という以上にこのあたりになるとこうした内容が気になってしかたがなく、それは過去が、ということで収まらず、現実、そしてイデア、未來、そういったことなのです・・・
読書メモとして何回かにわけて書けたらよいと思っています。


急に気温がさがり、ニュードーン(フェンス側)が秋ばらとして咲いています。
雨で写真はまた次回にも。

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