
睡蓮が咲きました。実は6月から7月初めに咲いたきり、ずっと咲いていませんでした。水温が高くなりすぎて(酷暑というかほぼ関東は干ばつです、夕立も夜中の雨も雷雨もほぼなしです、2018年夏。)
昨日もまた気温が高く36度くらいになるのはいつものことで...一度多少は気温がさがることはあっても9月の残暑はかなり暑くなるのが例年の関東です。湿度は9月は少しおちつくと思いますが、大抵、10月の運動会の練習期間の小中学校は大変だなという印象があるのでした。(6月の運動会も暑かったり、逆に梅雨が早めに5月半ばから始まると当日小雨や雨で寒かったりと・・・暦と学校行事、気候と休暇の時期はもうすこし自然環境にあわせられないかなあと思います。
お盆が終わると、涼しくなってくると喜ぶ声が多いと思いますが、私は冬の寒さと乾燥のほうが呼吸器や腰痛・神経痛、背面のこわばりなどがひどくなってオペ跡からの冷えがつらいので、また長い冬に向けて耐えなくてはならないのか・・・と思い始めたり。ただ11月くらいまでは上着や薄いコートでしのげるので外出もそこまで大変ではないとは思いますが、仕事上秋から春先までは環境的なストレスもありあまり無理しないようにしなくては、と思う次第。(ストレスが酷く虚血から腸炎になって入院したり、家の中および仕事関係のストレスというかいきどころのなさが・・・適度に気分転換をしていかねばとか、判断停止保留で最低限のことをすることも意識していないともちません;

お盆行事で送り盆のときにお寿司を。昨年につづき佐平寿司さんです。
義理父の養父母が戦争中に疎開中、船で伊豆諸島方面へいく途中に艦載機から砲撃されて沈没、養父母だったことを徴兵検査のときに知らされたそうです。戦争中は伊豆諸島方面(新島?)に行ったそうで、終戦後は本籍の中央区に戻り、某フジクラ電線で勤務したそうです。技術者で戦後の電線インフラを日本中(山奥のほうまで)整備していたと聞いています。戦争は二度と起こしてはならないと兵役経験者はいいますが、やはり私の祖父は硫黄島へ出征したので、こちらの話のほうが日本軍の暴力的日常指導や食べるものがないから草を探したという話など苛烈です。殴り方も酷く、目から火が出るというのは本当にある、と常に言っていました。終戦後は私鉄会社に勤務して、57年頃から89年頃までイギリス、フランス、ロシア(旧ソ連)、オランダ、ドイツ、アメリカと会社の視察旅行に随分いっていました。戦後都市整備と鉄道の整備のためにヨーロッパの都市と文化・博物館、美術館、大学などをみてまわったようです。アルバムをゆずりうけているので解説や日記風のコメントもあり・・・ 自分もなるべく写真は紙焼きにしてアルバムにしてコメントをつけたりしていますが、祖父のアルバムは本当に充実していて、凝り性のA型だなと思いますし、造園や絵画、写真などもけっこう知らないうちに影響をうけているものだなと思うのでした。戦争利用された国家神道やこれを利用した全体主義を心から嫌っていました。戦争体験者は靖国が好きというのもまことしやかにいわれますが、本当に苦しんだ人は祀られることを望んでいません。ですから平成元年くらいから、テレビにおいて戦没者慰霊といえば靖国のような、それまでは公的に放送されなかったものを、あたかもそれと国威高揚・ナショナリストたちの装置としての場所での慰霊が正当であるかのような報道には違和感を覚えています。今年でいえば、天皇皇后両陛下が出た日本武道館のほうが正当な戦没者追悼の会でしょう・・・
このあたりの歴史的総括がなされないままだったのは、失われた70年なのではないかと思っています。
(「過去の克服」を行ったドイツ、市民的なファシズム反対が起きたイタリアと比較してもまだこのことは充分に問われず公的なモラル、社会倫理にもなっていないと思うのです・・・ 平和都市宣言をしている都市は増えましたが忘れられないように)
祖母は東京大空襲経験者で、上野の山に逃げたと聞いています。自宅も消失し、このときの話は思い出したくないということが多かったのですが、2年前の正月のときに、実家で食事をしてるときにいろいろ話をきくことができました。生き残った人がみたものを語り継ぐこと、話を聞くことは私は重要なことだと思っています。

実家の庭。(故祖父は蘭・シンビジューム園芸が好きで、実父は盆栽です・・・。水仙や花ものは祖母が好きでした。祖父は器用で、竹からそうめんの器を作ったり、花いれを作ったり、ペン射しを作ったり、蕎麦がきをつくったり(当時土曜日の学校と会社、役所が昼までだったので、昼ごはんにすいとんを作ったりしてましたね、そういえば。絵や毛筆も上手かったですね。)
いろいろあるのですが、来年からは本来の東京のお盆の時期にどちらのお寺さん(禅宗)にもいって花をあげてこようと思います。・・・

オーディオ・アーキテクチャー展で購入したequalのステッカーとダイカット、ロゴのステッカー。


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