
函館の建築めぐりをしたときの写真です。
函館 公会堂
概観はサイディングで、北米型・アーリーアメリカン様式だと思います。


オーバー・ザ・ポストの手すりと吹き抜け階段。

椅子の上部の紫のサテン地の部分と柄部分との対比が美しい印象でした。

マントルピースのタイル部分が東京都庭園美術館のような感じのアールデコっぽい感じでした。

冬の函館は雪は少ないイメージだったのですが、丁度豪雪の時期に重なりまして坂が多い時期は大変なので次は秋か春に行きたいと思いました。雪の季節はそれはそれで綺麗ですが・・・テラスから海が見えます。
路面は防雪しているところは雪はないのですが、丁度このときは大変だったので建築めぐりのときの足許は装備はしたほうがよいと思います。

公会堂の3階にある大広間。
ここから函館の街を一望できます、海も見えてここが要所だったのがわかります。

カトリック元町教会。
祭壇が見事で、十字架の道行きを説明した図像も見事だと思います。
空いていたらぜひ時間をかけてみてほしいです。
新約の聖書内容、福音書文学や美術好きな方にも。
撮影は禁止です。

風見鶏のある鐘楼部分を坂の上から。

プロテスタント教会側から伝統的建造物のあつまる道。

プロテスタント教会と手前はハリストス聖堂(オーソドックス)の教会です。
オーソドックスの教会は湯島聖堂などを都内の場合は先に訪れてからいったほうがいいと思いますし、この三つの教会の違い、考え方の違いは思想史を学ぶ立場だと重要なので、その建築や特色を知るのも重要だと思います。ガイドさんの説明がとても良かったです。
オーソドックスの教会もいくつもりでしたが、雪が多くて入口までいけず、内部はいずれ・・・
建築はやはり外観もですが内部に入ることでその実を知る、理解することができるものなのです。
考えの現れ、何を表現したいのか、その実は彫刻もそうですが、外観とそこにいる時間で理解できるところがあります。



上からみたときにラテン十字型になる4つの屋根があるプロテスタント教会。
この隣接するエリアに3つの教会があることがとても珍しい場所で、限られた時間かつ雪の問題で中に入れたのはカトリック元町教会だけなのですが、歴史、建築、思想史、美術史好きならば半日くらいかけてみてもいいエリアだと思います。

函館山にも行きました。地形を概観できる。
https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014022000335/
時間が経ってしまったので参照してます。
いわゆる、レンガ倉庫というのは金森のあたりで(2 金森倉庫群周辺の区域)
この記事で参照しているのは
伝統的建造物群保存地区は,重要文化財の旧函館区公会堂や函館ハリストス正教会復活聖堂などの文化財建造物をはじめとして,明治から昭和の初期にかけて建築された和風,洋風,さらには和洋折衷様式の建築物が建ち並び,函館らしい伝統的な町並みを形成しています。こうした町並みも,区域の性格や地形上の差異,さらには町並みを構成する建築物の外観のまとまりなどにより,次の二つの区域に分類することができます。
1 旧函館区公会堂周辺および函館ハリストス正教会復活聖堂周辺の区域
この1 の部分を巡ったものです。記事内の写真は2018年の冬。
公会堂だけでも時間をかけてみたくなるのでまた違う季節に行ければと思います。
レンガ倉庫と呼ばれる 2 金森倉庫群周辺の区域
も行ってます(上記)
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