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ポスターは見ていたのですが、やっと行って来ました。
以前から美術や歌舞伎などもう10年以上の友人のA子さんと年賀状などで帰国されていると聞いてそのあとハガキをいただいたりして、お会いしたいしできれば展示を御一緒したいなと思い観てきました。

ポスターやチラシをみると肖像画が多くきているのかと思っていたのですが(タブローばかりで混雑しているのかと思っていたら、肖像をテーマに、古代エジプト、シリア・パルミラ、バビロニア、古代ローマ(とギリシアアテナイ時代の摸刻)の彫刻なども多く、とても見ごたえがありました。
日仏160周年記念の展示企画で、かなり有名な作品も。

パルミラのマスク、女神ディアナ(アルテミス)の丸彫り大理石彫刻、古代ギリシアから15世紀フランスの墓碑彫刻などセクションごとに見ごたえがあり展示もわかりやすかったです。
絵画はボッティチェリのテンペラ肖像画、ダヴィットによる「マラーの死」ほか幼少期のルイ14世と親政していたころの?ルイ14世、リシリュー像など。
ダランベール、フォンテーヌ、ルソーなどの胸像や座像もありました。

権力と図像という、よく政治学でも参照される権威のイメージ、フランスは絶対王政のときも王政復古のときも、帝政ローマを意識しているのだなと感じた。
(たぶん、日本でも帝政ローマ、ロココ、仏蘭西革命がセットで受容されているとおもうのですが)
共和制ローマの伝統とは・・・(Firenzeの共和制含む)と考えてしまった。

美術史でフランス美術を扱うときの、Memento mori のテーマのフランス版は、王族貴族の墓碑に蛆に身体を食べられて身体の死と有限さを示していましたが(それゆえ、大理石の石棺は死体喰いとして貴重なものとされていた。このあたりは、カトリックにおける考えと切り離すことはできない。・・・彼らにとっての死・眠り。冒頭に展示があるエジプトのマスクも、本人の似姿ではなく、「来世」の理想の姿である。

フランスの彫刻はあまり勉強できてないので、とても気になった。
この機会にもう少し知りたいので図書館行こうと思いました。

できればもう一度足を運ぼうかと思っています。

久し振りに、3階のポール・ボキューズでランチしました。

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お魚料理のシイラ。

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ヴァローナチョコレートのムース、フランボワーズ。

この他にカレー風味のリエットがついてバゲットにあう!

次に行ったら図録を買ってこようと思います。
作品リストをみながら書くべきなのですが、忘れないうちに、感想メモを。

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