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Cornelius コーネリアスのファンタズマ。もちろんCD版は持っていますし繰り返し聞いています。
後から+アナログプレーヤーはもっていないのでスルーしていたファンタズマのLP盤。
ワーナーさんでアナログ再生機を購入したので、LP盤を新品で普通に販売しているところを探しました。
そして買いました!
輸入盤ですから(UK盤)15日くらい待ったでしょうか、しかし届きまして、開封。

やっとファンタズマのパッケージデザイン・ジャケットの真意がわかりました。
アナログ盤LPの見開き部分があの小山田君の写真部分になるのですね。
内ジャケットのデザインも2種。

聴いてみてこのファンタズマ Fantasma はアナログレコード盤を愛して愛している小山田君ことコーネリアスのアナログ盤というフィジカル(ラジオ・インタビューより)・音楽+デザイン+曲順(演出構成)=アルバム という形態へのオマージュ+デジタル時代とその先の未来への可能性をのせたアルバムなんだな...とわかりました。
遅くて申し訳ない。
97年の私は何をしていたでしょう。
書籍部の編集部にいて、執筆補助としてライターもやっていたし、勉強もしていました。
とにかくフルタイムで活動していましたね...
いろいろな転機だったと思います、そのせいかファンタズマのツアー時は一杯いっぱいでLIVEにいけていません。おそらく、最後にいったLIVEがRadeiohead OK.コンピューター、国際フォーラムのLIVE。
そのOK.コンピューターも20周年盤が出たので、当然といえば当然なのですが...
CREEP のHITから来日1stLIVEに行ったのがおそらく93年。BENZツアーが渋谷。
渋谷の時は友達(音楽・文芸友達)と行きました。川崎の時も一緒にいってもらったかな。駅前でトムたちに会いまして少し話しました。それをしってるとフォーラムの舞台は遠かった。そしてKID-Aの時は音楽ライターたちが途方にくれていたけど、新プラトン主義ーグノーシスを考えていた私にとっては変わらずトムは近くに(物理的には遠い)いると思っていました。(今はわからない)

コーネリアスの音楽は過去も大切にするけどとても未来志向的なところが好きです。
新譜でも「未来の人へ」は素晴らしい。
LIVEで聞きたいのはこの曲。秋を楽しみに...
マラルメの不在の花を想起するし、書物(ことばになったロゴス/肉体は滅びる/魂を残せるのは作品、作品から未来の人はメッセージをうけとる。純粋な創作性もそこから受け取ったり何かを作ったり)、レコード、共有、時間、場所、過去、未来、そして現在、同じ場所、違う時間、同じ場所で違う時間、違う時間で同じ場所...人と人とその外部、世界、宇宙、時間..ファンタズマ以降のコーネリアスを聴いているといろんな記号やメッセージが新しい音、もう一度聴きなおされた音があるような。新譜を聴いていておもっている事。

ツアー時に、Free Fall か NMMacine のどちらかを今のコーネリアス、グループでLIVEを聴いてみたい!US LIVEの映像を観て思いました。またはいつか国内でも今のLIVEでUSツアーの内容を聞ける機会があるといいなあと7月の恵比寿でLIVEACTを見てきた人として思います。


10月15日 塾生新聞(慶應義塾大学の塾生向け新聞)のアートコラムにFantsma のコラムが記事として掲載

https://twitter.com/keio_news/status/919503891158351872


http://www.jukushin.com/archives/28936?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
https://twitter.com/keio_news/status/919503891158351872