Stravinsky
L'Oiseau de feu; The Fire bird 
(ディアナ・ヴィシニョーワ/ マリインスキー<キーロフ このDVDも持ってるのだが)




ストラヴィンスキーの火の鳥(バレエ作品)33分あたりからが、火の鳥を呼び出しシーン(イワンによる)からの、銀英伝ファン(アニメ版)ならおなじみの回廊の闘い全編(ファーレンハイトが最後方で味方艦をクロスファイヤーポイントから脱出させるために戦死.
ビッテンフェルトが回廊にヤンの罠と半ば疑いつつ進撃するときのまさに死闘。何がいいたいかというと、この選曲をしたことが本当にすばらしいです。
銀英伝の選曲はどれもすばらしいですが、とくにこの火の鳥と、ローゼンリッター(以下RR)の要塞対要塞の要塞壁面降下作戦撃退シーンですね。(スペインの踊りのほうは「NO2不要論?」参照http://ousia.livedoor.biz/archives/52417636.html)どちらも、単なる戦闘ではなくて、何かしか技能的芸術性をもっている集団なのだ、ということを現わしていて凄い。(※別に戦闘行為を芸術的といいたいわけではありません。田中御大がいっているように戦闘・戦場での殺人行為を観る者にとって一種の芸術なのではないかと思わせるような(比喩)ものがある。と言っている限りの意味です。
火器使用と艦隊戦中心のなかで、中世騎士剣術・テクネー、個と個の遭遇のようなものの要素をいれたかったのかと思っていますけれども。(シェーンコップはよく相手の名前を尋ねるし、名乗りますしね)

堀川亮
徳間書店
2003-11-27



タイトルは「千億の〜」でヴァ―ンシェッフェ(シェーンコップの前の連隊長)が戦死した後、仮代理になるときのワルタ〜のあいさつ(羽佐間さん声で/アニメ版;)http://www.nicovideo.jp/watch/sm14206884

祝!ファミリー劇場(CS)での本伝からの放送開始(2017年5月29日から) 

http://www.fami-geki.com/ichioshi/rec/1705/
"新アニメプロジェクトの展開も予定されているが、5月のファミリー劇場では1988年に発表された「銀河英雄伝説 本伝」のBD版を《TV初放送》!
【原作】:田中芳樹
【シリーズ構成・脚本】:河中志摩夫
【総監督】:石黒昇
【声の出演】:堀川亮(現・堀川りょう)、富山敬、広中雅志、佐々木望、潘恵子、森功至、若本規夫、井上和彦、キートン山田、塩沢兼人、古川登志夫 ほか
[新]5/29(月)スタート
毎週(月-水) 20:00
(2話連続)
※BD版は、SDマスターからのアップコンバートVer.です




薔薇の騎士や、ポプラン・コーネフ、シェーンコップ、キャゼルヌ、グリーンヒル大尉(料理ができない)などのエピソードは実は本編の小説10巻だけだとよくわからず、人となりは「ユリアンのイゼルローン日記」(外伝)を読むのが近道かつベスト。本編の1巻は中学生だと最初の10ページが長いと思うのでしょう。その場合の効果的な導入順序(初心者)は「我が征くは星の大海」(劇場版)→本編小説とOVA→「ユリアンのイゼルローン日記」の順番がいいのではと思います。その後は3巻あたりから文章のテンポもよくなるし(病院の待合室で銀英伝新書版もっていくと1時間の待ち時間に3周回くらいしてしまうくらい読みやすい)バーミリオン→動くシャーウッドの森→イゼルローン再奪還(祭の前後)と続きますし、後半は後半で見届けていくでしょう。(このあたりはまさに神々の黄昏ですね....)

帝国話から入ってしまいました。
私は中1あたりで?テレビ東京で観たときから、ラインハルト元帥府よりヤン艦隊(ローゼンリッター加入)あたりから好きになっていったので、もはや初期的な薔薇の騎士の魅力とは、初期衝動みたいな話は思い出せない.....。
いうまでもなく、シュトラウスの「薔薇の騎士」(ここではカルヴィーノ。でもカウンターテナーなので、だいたいは女性ソプラノとアルトが一緒。つまりオペラ版はだいたいの場合は最初の寝室シーンが女性歌手同士です;
その意趣返しなのかどうかは、わかりませんが、「薔薇の騎士」は陸戦隊員白兵戦部隊で男ばかりです、しかもどうやら入隊しているのは精悍で美しい容姿かつ毒舌+頭もいい、作戦立案や実行にもぬかりないという。
(ほめすぎか)

気持ちがわるくなる(・・・)読者トークになるといかんので、最近思ったことを。

ヤンがいなくなった後(暗殺後)、何度もイゼルローン軍は危機に立たされます。(なぜかOVA版は軍服同じだけども、ジャケットの色くらい変えても良かったかも。もう国家は滅んでいるし、彼らは前線にいたのに政府から謀殺されそうになった人々なのですからね...。ワッペンは変わってますが)
その時に、ユリアンはヤンの影響を受けすぎて、味方や守るべき民衆民間人の立場ではなく「後世の歴史にどんな良い影響があるか」を悩むところが、どうも...ヤンはそんな思考はしなかったと思います。今の現状と民間人、非戦闘民のために(また敵軍の損害もおいつめられなければなるべく回避しようとする)必要な戦術を歴史から学んだことを応用アレンジしているのであって...ユリアンはもっと読書をすべきでしたね・・・・ヤンの書斎や私室にはたくさん本があっただろうに。(イゼルローン日記では「無罪で殺された人々(軍部の告発)」という本は読んでますけど。

こういう判断をしなくてはならない時に、シェーンコップは、カイザーが見方かもしれない、あるいはカイザーに直接とはいわないまでも、ミュラー提督なりに交渉のための介入してもらえないかといっています。
(ミュラーは評価されてますね、やっぱり面識が何度かあるというのはすごい効果があります。ユリアンはワーレンとも面識がありますが、むろん、捕虜交換にきたキルヒとも。)
ミュラーもミュラーで、ラグプールの後に、ムライが意識が回復していたら、事態を収拾できるかもしれない、公証の中間役割を担ってもらえるのではないかと、とすぐに副官に指示を出している。

やはり戦闘行為の前には、直接対談とか外交というのは必要不可欠なのだなと思います。 
  
メックリンガーもハイネセンの状況を改善するために赴いてもいいと言ってますけども。(なぜか賛成者がいない

こういう多面的、転換期に必要な人たちが直接対話したり交渉の席につけなかったのは、....
冷戦時代やキューバ危機などがあった時代も影響しているかもしれませんが、今日的にも対立している同士(特に他国の場合)まともに相手と協議して譲歩的にできる人はいるはずなんですけれどもね...
それまでは、そうした努力が実ってきた時代もあるのでは。

ヤンも自由商船の中で育ったし、ローゼンリッターは亡命者(貴族)の子弟で構成されているので、同盟の中でも客観的に観られるところがあるのでは、と思うのでした。
「信念」なしには何事もなしえないが、「信念」も他者を駆り立てる暴力の一端性質をもっている。

思い出したらまた書きます...ローゼンリッターのグッズよくでてるみたいですが、もっと小さめのロゴをさり気なく右下とかにいれてくれないかなあと思ってしまいます。企業ノベルティくらいのさりげなさじゃないと..
TシャツとかもコーネリアスのツアTくらいさりげなくないと恥ずかしくて用途が;

なぜかの千億の〜では日本軍歌かムード歌謡みたいな節回しでしたが実際にはどうなんでしょうか。
よくわかりませんが...リンツの歌がうますぎて、他の曲もシェーンコップはリクエストしてそうです。リンツのリアクションとして....。
「では一曲」;https://www.youtube.com/watch?v=RLpGHit-hHM

小杉さんがED歌ってくれたらいいのにな、とこの間思いましたが、娘いわく「ED急いでるときもとばせなくなるね」たしかに。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm28527335





自分で撮って加工まで....。


どうでもいいですが、ポプランの空戦隊の鼻歌か隊歌はフニクラフニクリみたいな感じでは、と思っています。
あれも、イタリアの...歌ですからね...。(明るすぎる!でも歌詞はけっこう過激;とはユリアン談)
https://www.youtube.com/watch?v=gyKXZuN97w8
https://www.youtube.com/watch?v=d6jmCECj7cY  
https://www.youtube.com/watch?v=PG4SbelgIFk

・・・英語詞が観たいかたは探して下さい(※個人の感想です)
でもジャン=ピエールだからフランス曲なのかもしれない、そこまで詳しくなくてすみませんが知ってる方はお知らせください...


堀川亮
徳間書店
2004-07-23





アニメ版に、ミステリー映画(かドラマ)のねたばれをされて不機嫌になるリンツが描かれて欲しかった。
あれですね、NCISとかで、絶対に被害者だったと思っていたのに、父親が真犯人かー、のようなあの目が見えないけれども聴覚的に天才少女のピアニストがすべての証拠VTR防犯カメラからの音声分析してつきとめていくと、なんと父親が犯人だったとか。あれは40分とは思えない濃いドラマなので、もしあんな感じだったらそりゃ怒りますな。(ポプランに他意はない...たぶん...)

ユリアンがヤンのところに初めて行くときの音楽はパーフェクトガイドだと「チョコレート〜スペインの踊り」になってますが「ナポリ〜スペイン」が今では通称ではないかな。花嫁候補が踊るところだから。

https://www.youtube.com/watch?v=8gqVpmOehQw

17:05位がイゼルローン再奪取の時ですね第四楽章。昔はあまり意識しなかったけれどもシューベルトは良い
https://www.youtube.com/watch?v=ofAU7el5ifg バレンボイム






クラウディオ・アバドが好きなので...



Kirov Orchestra
Euroarts
2015-03-02


千億の〜は野沢那智さんのリューネブルクの話を観るとより本伝の「扱いかねる」「信用なさるのですか!」のあたりがわかってよいです。野沢氏がアラン・ドロンの吹き替えだったからか、顔が似てるような気がします。
(リューネブルクの妻・エリザベートは花乃まりあさんに似てる....)

最初の話題に少し戻ると、回廊の〜後に旧ファーレン艦隊はビッテンフェルト艦隊に編成されてしまい、更に黒色塗装されるとありますが...。シュワルツランツェンレイターは帝国軍の一部隊とオベがいうものの、各艦隊それなりに部分私有的なところがあるんでしょうか。いや、実力主義だけで旗艦持てるのか、艦隊司令官になれるのですかね...どうも他に人がいそうなのに、グリルパルツァーやクナップシュタインが艦隊司令官?になれるものなんでしょうか。多少は前貸付か前払い的に資金があったりしないと難しいのかな、と帝国の場合は思うのですけれども。ミュラーがパーシヴァルを下賜のはバーミリオンでの功績でかなりの特別だと思うのですけれども、でもそれを諸提督は認めていそう。何が言いたいかというと、フリードリヒ4世から最新艦であるブリュンヒルト(白いもやもやはバリアらしい)を賜ったのもかなりの特別賞与な気がします。そうなると旧貴族やら古参の将校は「ラインハルト!」(嫉妬)みたくなるのかな、と...。これは中世騎士が経費かかりすぎて大変でだんだんと形骸化した身分になったという歴史を思い出したからですけど。ビッテンが多少は「黒塗装!」にこわだって私的に予算ねん出してるのかな...。ただの予想ですけど。

リンツはヤン艦隊や空戦隊のロゴデザインなんかもしてますが、これは思い切り「得意だからやってね」と引き受けて喜んでやっていそうです。キャゼ先輩が、そんなデザイン発注するような金ないぞ、と防御がかたいので、リンツに御鉢がまわってきそう。(無償クリエイト)なんて働きものなのだ、リンツよ。このさりげない才能が...
バーミリオン会戦後は公式には戦死あつかい、なのですが個展はフェザーンあたりで開けるのしょうか。バーラト星系にとどまりますかね...少し気になるところです。
ボリス・コーネフがなんとかしてくれそうですけど。ボリス・コーネフも好きですね...
どうもダヤン・ハーンで合流するあたりが思い出せない。やはりまた最初から観たいですね....
同盟軍ではヤンの旗艦だけが艦橋に首脳部の会議が常に可能なスペースと環境がととのっているらしいですけどもそのあたりも重要な要素なんでしょうね....本来マソサイトが最新艦らしいですが、ヤンは多分最新よりも、常に会議可能な旗艦を好んだのかなと。原作では「自分が乗ったら、美しい艦がみられないじゃないか」とアッテンボローに譲ったと書かれてますけれど。
艦隊戦のときに、動員かかるまでヤンのいる艦橋をふらふらしているシェーンコップもいいですね。外伝で「まともな上官に廻りあえるのか」と話してますけど、あのあたりを視ると、
やはり祭りの前まで未来を悲観しなくてよかったねと思いますね...
6月1日の出来事についてはまた別の話で。


https://youtu.be/J-BtB9hRLVM





    
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 ブルームハルト誕生日、4月30日でしたか....       
   

育てたばら。でも薔薇の騎士はピジョンブラッド、ドクトル ジャメンみたいな色でしょうな。   







新書版が一番やはり読みやすい。デュエル時代に違和感があったので本編10巻版文庫に戻ったのは嬉しい

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アニメ版の外伝3の薔薇の騎士連隊の部室みたいな部屋の壁面が気になっています...
初代から11代(リューネブルク)、12代と集合写真とか耐寒訓練とかの記念写真が並んでいるのかな..13代の時が気になります。それにまるでVeneziaの博物館のように、武器が展示されてますが(先日、エルミタージュ美術館の試写会でみた映画でも武器庫の展示室がありました)これはだれだれのトマホーク、だれだれが使った戦闘用ナイフとか展示されているのかしら。
初代は帝国製を持ち込んでそうですね...さり気なく気になりました。
それに対してのヴァーンシャッフェ連隊長室は絵画がかかっているのですよね。

人の死はその人の死そのものの生命の停止ともう一つ、人々の記憶から完全に忘れられた時。

そのあたりを皮膚で感じているのだろうな、と全編を通じて感じます。

テキスト(原作)+人の演技・技法(台詞音声化+ナレーション+演出・効果)

台詞を変更しなかったからこそ(追加はしましたがいい感じになりました)の長寿コンテンツなのだと思います。