祖母の着物を譲り受けまして、色無地、小紋などをお直しして使えないかなあと思っているところです。
義理母のものもコート等に仕立て直しましたが、祖母のほうは着物として再生できそうです、昔のものと侮るなかれ。昭和の時代やそれ以前のもののほうが、表地が良かったりするのです。
胴裏(裏地ね)を交換したり染み抜きをしたり・・・そこから反物に解いて仕立て直したりと手間もお金もかかることですが、やはり人の手で作られた絹製品ですから。そしてやはり祖母が大切にしていたもの、いろいろな場で着たであろう歴史もありますし、なるべくなら再生していまの世の中でも使っていければよいな、と思っています。

羽織などはそのまま使えそうな(礼装用)ありました。

地元のすずのきさんで、相談の合間にみせてもらった特別な織物の帯の説明が興味深かった。
ビロードや螺鈿、輪奈織などは、信長が使っていたマントなどに使われたヨーロッパ由来の技術のようなのです。立体感ある織物はたしかにフランスやイタリア、スペイン、ポルトガルなどの絵画でみられる衣装にも多様されているような気も・・・そのあたりはあまり詳しくないのですが、服飾史というのも面白いものです。


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文様はどこかアラベスク模様の影響も感じますよね。もちろん正倉院などでもみられるように、ペルシア由来などでずいぶんと日本化した花鳥文様や幾何学模様もあるわけです。
このあたりはラファエル前派からアーツandクラフツ、モリスはもちろんですが、ウォルター・クレインなどもペルシア・イスラーム美術の文様を、英国の自然をベースにした色彩に置き換えて再構成しているわけです。
はたして日本では、かつてデザインや文様、服装文化なども充分ゆたかでした。
今はどうでしょうか。

麻の葉や矢羽などは有名ですね。

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人間は言葉と道具と火を使うという簡単な定義がありますけれども、今日では手仕事、言葉(精読や本来の意味での読書)や対話、火を使う調理・・・・などが効率化を通り越して省略されているようにも感じます。



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先日のマンダリンオリエンタル東京のエントランスホールのお花。みゆきさんが撮影したほう、きれいに映っている!

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こちらも。きれいです。








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