D.Perker先生(ブロンツィーノ研究)が5月に博士ご夫婦で来日されたとき、東京方面の美術館を2つご案内しました。京都は岡田先生(アガンベン講座で本にサインを頂き忘れた)、金沢は石黒先生というなか、東京は私めがご案内役をつとめました。先日頂いたCDというのもD先生からのその時の贈り物です。

映画”インフェルノ”のあのダン・ブラウン小説の第3弾で(私がローマにいったときは丁度ベルニーニをこの映画のために修復しており四大大河などは修復中でしたっけ・・・)今回は、舞台が我がFirenzeなのです。
Firenzeの美術建築とダンテの時代はややギャップはありますけれども、ダンテの発言がスクロヴェーニ礼拝堂を立てさせてしまったくらい言葉と力が密接だったと思いますし、ダンテの墓はサンタ・クローチェにありますからとりあえず一度は観ておこうかな、と思っていたところ、D.Perker先生がヤフーの記事・インタビューに答えたものが公開されていると知りました。

https://www.yahoo.com/movies/did-inferno-get-dante-right-we-asked-an-expert-183201165.html


(リンク先は英語です)

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洗礼堂。以前Firenzeにいったときに撮ったもの(以下すべて著者・撮影)

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シニョーリア広場といえば、ヴェキオ宮殿とロッジアといっても過言ではありませんが、
最初に登場するのはここ。
ミケランジェロ<勝利 >は写りませんでしたね、実際にぜひ見てもらいたいです。



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ヴェッキオ宮殿 このアルメニアの地図に...







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なんとなく、サンタ・クローチェ教会は出そうなので私が以前とった写真を。(注:出てきませんでした!)

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大きさは伝わりますでしょうか。


ので国立図書館の写真を...(注:出てきませんでした)

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帰宅帰国した後、サンタ・マリア・ノヴェッラとボッティチェリのカードを卓上に飾りました。

ルーヴルの<岩窟の聖母>はフランス軍の戦利品として持ち帰られました、さてダンテはどう扱われるのでしょう。美術史文化史、歴史に関心をもつ方が増えればいいですね、
でもそうするとますますFirenzeは英語圏の観光客であふれてしまうのだろうか・・・・

この記事を書き始めたときは、映画の内容を詳しくしってはいませんでした(1作目からは観ている)が、書き終える今は鑑賞後です。
感想はまた後ほど。
トスカーナの風景は美しい。FirenzeからVeneziaまではガイドさんや町の人の会話もイタリア語で、それは良かった。(先にいってしまうと、私がFirenzeで好きな場所はヴェッキオ宮の中でもFirenze市内でもほぼ映らなかったので、ちょっとほっとしています。



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神曲 地獄篇 (講談社学術文庫)
ダンテ・アリギエリ
講談社
2014-06-11


ダンテ 神曲(地獄篇)の新訳は原先生。