7月1日から一般公開が始まった、日光中禅寺湖畔の旧英国大使館別荘にいってきました。
立木観音から先のエリアは「古き良き」避暑地の静かな佇まいをもつエリアで2000年前半からイタリア大使館別荘記念公園が一般公開されてきました。英国大使館別荘もこのエリアにあり、昨年訪れたときには、公開にむけた工事中でした。2016年夏公開と聞いていたので、この機会に行ってみました。

 

立木観音の公共駐車場から遊歩道沿いを歩いていきます。


 

このような緑のトンネル(みずならやこなら、かえでなどの木々、紅葉の時期はまた美しいでしょう。この夏特有の美しい緑が好きです)を抜けて600Mほど歩きます。


 

湖畔に面した外観。


 

アーネストサトウに由来した横浜開港資料館(この展示も以前観ました)からの展示も今の時期はあります。


 

別荘エリアは観光化から切り離された自然の静けさが残る風景を愉しめます。
窓ガラスも昔ならではのガラスが用いられています。


 

二階へ。ここにTea Roomがあり、英国大使館オリジナルのレシピで作られたスコーン(クロテッド・クリーム ジャムつき)、またはチーズスコーン、チョコレートケーキなどが味わえます。
紅茶はヨークシャーティー、ダージリン、ほか4種ほど。



 

英国製のティーセットでいただけます!こちらがオリジナルスコーン。
季節のジャムがあわせられていて、今の季節はブルーベリーだそうです。
ヨークシャーティにミルクをあわせて。





こちらもヨークシャーティ。それからチーズスコーン。
この食器がとても色も質感もよくて、欲しくなったほど。

 

ヒッチング大使が開幕式にいらしたと聞いています。ティールームの傍には、ヒッチング大使のサイン入りのカードが。


 

二階からの眺めも素晴らしいです。
ドウダンツツジがわずかに赤く色づいていて、夏の緑とともに風景画のようです。
インテリアにはモリスが使われていて、この自然の色彩を引き立てています。



 

ケンブリッジ公(ウィリアム王子)、バッキンガム宮殿の本も。



イタリア大使館別荘記念公園とあわせて観覧料は300円です。
一つの館だけだと200円、美味しい紅茶と変わらない風景の美しさ、静けさを愉しめます。