
データ整理シリーズ、ローマ篇。
ローマはナツィオナーレ通り沿いに滞在しました。
ローマと言えばバロック美術と古代ローマ(フォロ・ロマーノ他)と思いますが、<聖テレサの法悦>(Gian Lorenzo Bernini)を観に行った時の写真。ベルニーニによる1646年の彫刻。


祭壇方面から入口方面(つまり身廊前方から振り返る)もこのようなバロック美術そのものといった教会です。
Mattia De'rossi, Cantoria





ベルニーニはこの法悦の場を演出するために、両サイドにバルコニーを設けてその場面を観る人々も一体化した作品としている。両サイドからの写真。
私が行った時のローマは四大大河の寓意などの屋外作品は修復中で、ベルニーニといえば...とサンタ・マリア・ヴィットリア教会に行ったのでした。
礼拝堂には2人くらいの若者がそれぞれ静かに祈っているくらいで、静かな中、時間を忘れてその中に浸る。
それと同時に考える。ミケランジェロが云っていた潜勢力のための未完(Non Finito)について...
基本的に美術史に関しては東京書籍が翻訳しているシリーズが一番手軽に読め調べられ集められる。
このシリーズを置いていない図書館もあるのでぜひおいて貰いたい。
イタリアにいくと英語版とイタリア語版もあります。
コメント