
データ整理中シリーズ、イタリア滞在時写真。Firenze. デリオラフィ の朝食会場の天井画。Firenzeのホテルの星は古ければ古いほど(というわけではないが)13世紀、14世紀の建築を用いたもののほうが星が高いです。デリオラフィは★4つ。しかし19世紀の建築で、内部に一部5世紀(だったはず)の壁画跡が残されています。改築に改築を重ねるので、古い壁が出てくるとこうして保存するというわけです。
ですからこの天上画のフレスコも本物です。この朝食会場は大好きでした。
ポンテ・ヴェッキオのすぐそばにあるので、歩いてすぐにシニョーリア広場やウフィツィ、ピッティ宮にもいけます。
http://hoteldegliorafi.hotelinfirenze.com/


美しいテーブルセッティング。比較的珍しい、朝のサラダもあり、モッツァレラチーズ、タルト、どれも美味しく、かといってローマの朝食のようにアメリカナイズされておらず。コーヒー(カッフェー)がすごく美味しいのです。

ライブラリーもあります。宿泊者はここで読書したり、地図をみたり...フィレンェツはアメリカからの修学旅行生を除けば、フランス人とイギリス人が多いです、ドイツから北方系の方は日本のようにツアーできていることが多いです。つまりフランスは大革命によって古い教会などの多くは壊されてしまいましたし(日本とて、自らの築城文化を自ら壊したわけですが...一部を除いて)、イギリスも15世紀以前の建造物というのはなかなかないので、13世紀、14世紀、15世紀の建築美術を目当てにFirenzeに来ます。そして、ミケランジェロのジュリアーノの墓碑をみてポストカードを買ったり、サンマルコ修道院美術館に行ったり、サンタ・マリア・ノヴェッラへ行ったりしています。私もそうですが...世界史に疎い日本のツアー客は、ウフィツィを観たら十分みたいな方が多いので、傾いた鐘楼のあるピサにだいたい連れていかれますが、・・・Firenzeやイタリアを訪れるかたはぜひ、美術史の講義や本で充分予習なさったほうがいいかと思います。でなければ意味があまり・・・


市の壁の外には田園風景が。トスカーナの糸杉が美しい。自然とは何か、美とはなにか、堅牢さ、優美さとは何か。
都市とその周囲の田園。

ジョットの鐘楼とブルネレスキのドーム。

ロス キング東京書籍2002-07
ジョルジョ・ヴァザーリ白水社2014-10-30
遠山 公一小学館2013-10-01

ミケランジェロ広場より.
Casa Buonarroti (Florence Italy)Charta1995-01-01
Edizioni Charta Srl1996-02
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