4Kデジタル修復版(ノーカット版)ジャパンプレミア上映会に行って参りました。



GUCCI /GUCCI銀座店からのご招待での日本初公開版です。2015年にカンヌ映画祭
でデジタル4K版が初めて上映され、1960年版で二か所カットされた場面を復活させ、クラシック作品が蘇ったとともに、映画とは何か、映画作品を劇場・スクリーンで観ることを心から堪能できた機会となりました。

179分、イタリア南部からミラノに出てきた一家がミラノに汽車から降りるところから始まる。すでにミラノに移住して婚約した兄弟・息子に会うために... タイトルにもなっているロッコは次男だろうか、シモーネ、ロッコ、チーロ、ルーカ...複数のパートに分かれているが時間的な長さが作品の本質が引き伸ばされ薄くなることはまったくない、むしろ逆でありコアな部分が無駄なく描かれる。
以下公式の説明とインヴィ内容を記載いたします。
"
グッチは2006年以来、マーティン・スコセッシ氏によって設立されたThe Film Foundationの名作映画の修復保存事業をサポートし、これまでに11本の歴史的名画をデジタル化して修復しています。
昨年には、巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督の『若者のすべて』を修復し、カンヌ国際映画祭でお披露目されました。
2016年は、ヴィスコンティ監督の生誕110年、没後40年のメモリアル・イヤーで、様々な角度からヴィスコンティを回顧し、再評価する機運が高まっています。
このメモリアル・イヤーのオープニングイベントとして、『若者のすべて』(4Kデジタル完全修復版)ジャパン・プレミアが下記の通り開催されますのでご案内申し上げます。
本作品は、グッチがThe Film Foundationと共に昨年修復作業を終え、カンヌ国際映画祭・クラシック部門でお披露目された完全修復版となります。冬の一般公開に先駆け、一足早くメモリアル・イヤーを祝福して上映となります。
■ 日時:2016年4月14日(木)
■ 18:15 OPEN/18:55〜トークショー/19:30〜上映START(終映予定22:29)
上映作品:『若者のすべて』(4Kデジタル完全修復版) 【179分】"
会場: YEBISU GARDEN CINEMA
頂いたプレス・招待者向けのヴィスコンティ映画のシーンのフォトボード集から。
(自宅のヴァニティに飾ってみました)
なお、「若者のすべて」のデジタル4K修復版は今年、新宿ほかで上映される予定とのことでした。
恵比寿ガーデンシネマでは、上に掲載したフライヤーにある「ルードヴィヒ」「山猫」の2作品をデジタル4K修復完全版(削除された1時間あまりのシーンも含まれる!)を5月14日より上映するとのことです。
ヴィスコンティ映画を見る絶好の環境の劇場スクリーン。
私もすくなくとも1作品は観に行きたいし、この記事を書くにあたり写真をふりかえってきたらもう一度「若者のすべて」を観たくなりました。
感想はまた別の記事にしたいと思いますが、ミラノ・ドゥオモの身廊の上と思われる場所での場面や、モノクロームでありながら色彩と光の明暗が鮮明ですばらしいです。
トークショーでは女優の二階堂ふみさんが、アレッサンドロ・ミケーレによるGUCCIデザインの服、シューズ(ご自身で選ばれたそうです)で登壇されました。(写真はプレス発表にてご覧ください)
http://www.unitedcinemas.jp/yebisu/movie.php
上映スケジュール予定
http://www.mymovies.it/film/1960/roccoeisuoifratelli/
http://www.imdb.com/title/tt0054248/
修復前と修復後



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