

レオン・バッティスタ・アルベルティとフィリッポ・ブルネレスキ。
アルベルティは古代ローマにはあったドーム建築(ちょうどパンテオンのように)を自分たちの時代に再生すること、また遠近法など自然の再発見をすすめた。
フィリッポ・ブルネレスキは、ギベルティとの彫刻コンクール(コンクラーベ)に敗れたあと、建築へ。ドナテッロ、マザッチオともともだったローマへいったといわれている。サンタ。マリア・ノヴェッラのキリスト磔刑像、ドゥオモ(サンタ・マリア・デルフィオーレ)のドーム設計を行った。どうすれば可能か。いかにすれば可能となるのか。
それが知性の知性たるゆえんだろう。
ドームのある聖堂は悲願であったという。
デルフィオーレ聖堂を見上げてトスカーナの澄んだ空気と青い空に映える聖堂をみたら、目線をもどし、アルベルティとブルネレスキの像もみよう。
都市は建造物でできているのか。
建造物をつくり構成したもの、財源、資材、設計、工事の労力、そこを利用したひとたちのすべての記憶。
ものはものであり消費されるだけなのだろうか。
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