
UKJAPAN同窓会(2008-9)のメンバー、Makikoさんからご招待券を頂戴して、グエルチーノ展のあとに立ち寄ったパナソニック汐留ミュージアム。
序盤の展示がフォービズムというよりもどこか東方的な色使い、日本のこうした陶磁器を糸口にしていた造形で美しかった。完全にフォビズムになると、ちょっと私の範疇外ですが、こちらのオリジナルグッズがデザインが良かったですよ。ミニノートや、カード類。

そして六本木のリストランテ・オステリアさんを予約していたので久々(!強調・・・基本的に日曜しか休みがないのですが、日曜はやってないお店も多く。グエルチーノのチェント、ローマのバロック、お料理はトスカーナを結ぶ形で、というわけではないのですが。初めて行くお店でしたがとても良かったです。
お料理の写真はスタッフさんに許可をえて撮影しています。

前菜盛り合わせ。鯛のカルパッチョがとても新鮮でおいしい。
パルマのプロシュット。アスパラのムース、タルタルソースをそえた瞬のアスパラ。
この前菜の前に、イタリアリストランテでは定番の、シェフからのお楽しみ前菜、アミューズがでます。ゴルゴンゾラのムース、とトリュフのオイル、はちみつ等々を使ったもので、これもとても美味しくて、期待が高まってしまった。たまにはこういう自分で作れない料理を頂くのは重要です。
フィレンツェのハリーズ・バーでいただいたときのチーズを使ったアミューズも美味しかったですが、オステリア、美味しいです、感動しました。

あたたかい前菜としてのトリッパの煮込み。美味しいです。
実はトスカーナにいるときはあえて食べなかったのです、トスカーナ・ロッソワインにあいます。

からすみとアスパラソバージュのオイルベーススパゲティーニ!
ボッタルガを使ったからすみパスタに目がないのですが、旬アスパラソバージュとの香りも絶妙で、ソースもパンで頂いたくらい。

リガトーニ、ワタリガニのトマトソース。
こちらも美味しくて・・・鷹の爪が聞いていて、飽きることもなく、アルデンテの加減がまた素晴らしい。

メインのチョイス。これはヒラメです。

カツレツ・ミラノ風。

グエルチーノの話から、フィレンツェ、ローマにいったときの話を。それからアテネ・・・
美味しいものをたべてるときは、いい思い出や前向きな話をするようになるということなのでしょうか。
たぶん、そうなんだと思うのですよね。
廣川先生のアリストテレスの著作、文庫版。これは読まねばなりません。
ところでこのオステリアは、ワインが豊富豊富。すばらしいです。
トスカーナワインを飲んでいないなと思い、きっとフレッシュなワインがこういうきちんとしたイタリア料理ならばあると思い、お店のスタッフさんと相談し、選びました。家人はヒラメだったので、白ワインもグラスで途中追加しましたが、この白が!ヴェネツィァのボスコロで飲んだのと同じくらい美味しい白ワインでした。
絶妙な味わい。

ドルチェはワゴンサービスです、好きなものを食べきれる範囲で。
私はコーヒー風味のパンナコッタ、マルサラ酒でかおりづけしたシュークリーム、カットしたフルーツのマンゴーとパイナップル、マスカルポーネのチーズケーキ、チョコレート・プディングをチョイス。
(これだけ選んでもまだ倍の数がありますよ)
このあと、地震が来たわけですが、18分遅れくらいで、メトロでふつうに帰宅しました。
(慶早戦へとつながる・・・)
ぜひまた行きたいお店です。
インテリアもモダンすぎずクラシックすぎず、天井画もあり、テラスもある美味しくくつろげるお店です。
http://www.losteria-roppongi.com/
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