La Bayadere - Grand pas
ボリショイのラ・バヤデール、グラン・パ・ダクシオン。
来日公演と同じ配役のDVDが出ています。
ボリショイ版のバヤデールはガムザッティの登場の場面などの場のつなぎもとにかく踊りがでつながれていてそこが素晴らしいのですよね。
ニキヤの死の場と花籠の踊り...
マリーヤ・アレクサンドロワのガムザッティ・ヴァリエーション.
アレクサンドロワは「ザ・キトリ」といえるような現在のボリショイの顔ですがガムザもいいですね。
ボリショイの舞台を観ていてたったひとつ気になるのは衣装のコルセット部分とチュチュ部分のデザインが...そころどころ生地の素材感もやや気になる。これはほとんどの国内のカンパニーもそうですが...。
それにしてもボリショイの<ドン・キホーテ>のときも思いましたが、ボリショイ劇場管弦楽の演奏もほんとうに素晴らしいですね。調和と楽器それぞれの音の特性が際立っている。バレエとは動く詩であって音楽そのものですが、オケがあってこその舞台芸術だと今回の来日公演では思いました。

ラ・バヤデールは、ロイヤル版とパリ・オペラ座版を持っていて、ダーシー・バッセル、エリザベット・プラテル(様)
どちらも好きなのですがDVDとしてはオペラ座のローラン・イレール様、イザベル・ゲラン様、エリザベット・プラテル様のDVDが素晴らしすぎるのでこれ以上のものはない、もう買わなくてもいいか...と思っていたのですが、これは買うべき全幕公演だと思います。宗教的解釈によって、ラ・バヤデールは大きく二つのバージョンがありますが、私は寺院崩壊場面があり最後にニキヤとソロル(ともに死後)再開バージョンのほうが好きです。
たしかに大文字の神の概念では、人間世界に直接はかかわらない存在ですので、寺院崩壊の場をつくらない意味もわかるのですが、バヤデールの世界観ではそこは寺院崩壊版でいいのではないかと思うのです。
スヴェトラーナ・ザハーロワ
新書館
2013-09-25
好きなダンサーのルンキナによるジゼルは現在一時的に売り切れているようです。
- 12月のキーワード (1/2)
- 記事ランキング
- バレエ46位
- 再度「ウフィツィ美術館展」(上野・東京都美術館)ギルランダイオ、バルトロメオ・ディ・ジョバンニ、アルヴェルティネッリ、ロレンツォ・ディ・クレーディ
- 記事ランキング
- 輸入住宅(施主)77位
livedoor
月組公演<PUCK> <Crystal TAKARAZUKA>(於・日...
舞台「俺の地図帳:地理メンー座 旗揚げ公演!」(於...
「非正規雇用」という言葉とその内実「人間阻害」の問...
12月のキーワード (モバイル版 3/1)「ネーデルラ...
ボリショイ・バレエ <ドン・キホーテ> (於・東京文化...
コメント