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ヴァリエガータ・ディ・ボローニャ(Variegata di Bologna)が咲きました。オールドローズのなかでも一季咲きのため咲くのはこの時期だけ。

ブルボン種。1909年。
毎年このバラが咲くと、初夏と5月という季節を実感します。

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イングリッシュ・ローズを数種類活けました。ハーマンとメリーソートのテディベアが好きです。ハーマンのはオルゴール入り。
それからキュー植物園のペーパーウェイト、のえるさんが手作りしたのをいただいたイースターエッグ。

のえるさんが居なくなったのは本当にショックで、美術展や劇場にご一緒したり話しをしたりそれが当たり前のことのように思っていたのが、叶わなくなり。
今でも行きたい展示があると、のえるさんならどんな感想を?と思うのですがもう話すことは出来ない。
でも不思議と共有してきた舞台や絵画の感想ややりとりした会話などは忘れないものでそれは生き続けている。

イースターエッグと復活の意味を何となく考えると、可能態そのものの象徴なのでしょう。変化しないもの。時の移り変わりや物質の移ろいにかかわらず、可能性としてあるもの、失われても繰り返し価値として、いや価値を越えて有る(有)ものを象徴として、作用を復活と名付けたのかもしれない、と考えていました。

それはおそらく春の生成と再生の神話と結合して残ってきたのではないでしょうか。

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原種の八重、黄色いはまなす、モスローズなどの一季咲きのバラ、オールドローズも咲いてきました。