ブリティッシュカウンシルより


英国関連美術展情報

2014年は、「プライベート・ユートピア ここだけの場所」をはじめ、英国の美術を紹介する展覧会が目白押し。ここではその一部をピックアップしてご紹介します。皆様もぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?


テート美術館の至宝 ラファエル前派展 英国ヴィクトリア朝絵画の夢
【会期】 2014年1月25日(土)〜4月6日(日) 
【会場】
森アーツセンターギャラリー

ザ・ビューティフル ―  英国の唯美主義 1860-1900
【会期】 2014年1月30日(木)〜5月6日(火・祝)
【会場】
三菱一号館美術館

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英国の唯美主義展(ART FOR ART'S SAKE)
観に行ってきました。
アルバート・ムーアの<< 真夏 >>(1887年) 196.1×189.6cmは必見です。
Albert Moore Midsummer

V&A美術館所蔵作品中心にラッセル・コート美術館、テイト等から140点展示。


ルネサンス以前という意味では、絵画ではフラ・アンジェリコなどが挙げられる。
ラファエル前派はゴシック再評価を行ったのだが、ゴシック再評価という点ではややその意義は薄い。
どちらかといえば、ギリシア・ローマ以前のケルティックおよび北方の再評価に見えるし、そこに東方文化、ビザンツの美術再評価などがあると思われる。バーン・ジョーンズはどこかマザッチオの世界を踏襲しているし、マニエリスムの影響が強く、主題はギリシア・ローマを踏襲しているからどちらかといえば象徴主義なのだと思う。