カノン イリ作品 ガラ ジルベール、エルヴェ・モロー、カンジオロッシ (於 オーチャードホール）

イリ・ブベニチェク振付 カノン は世界初演から観ている。今回も公演が決まってからジルベール、エルヴェ・モローの来日とプログラム構成・作品からすぐにチケットを二枚とりました。一緒にいく予定の娘はコンクール日程中だったのでいけなかった&年末年始にやはりあまりやすめず痛みが増していたのですがなんとか見に行けました。
配役表があまり詳しくないのですがジルベール、それからカンジオロッシは素晴らしかったです。オープニングの演目が一番ダンサーの魅力が分かる演目だったと思います。
カノン、は規範を表し、アラビア語ではカーヌーンとなる、この作品の抜粋ではないバージョンは埼玉芸術芸術のドレスデンメンバーの回から、および背景にレオナルドの絵画がでるようになったのもその時だったと思います。今回はまた異なり、日本でおきた震災のことも鑑みた部分が見受けられた。もはや日本では忘れ去られてきている事柄…、私は震災が起きたあと娘とフェルメールを見に行き、閉店撤退した店舗、人の全くいない渋谷の街を観ているからこのあらゆる事柄を他人事として、犠牲も死者も悼まず際限ない要求をする大多数の流され易さがやはり奇妙に感じる…、
エルヴェとドロテのピアノとのパ・ド・ドゥは素晴らしかったし、カノンのカンジオロッシは素晴らしかった。
ロビーでのえるさん、なおみさんとお会いできました。あとからゆきこさんもいらしていたと聞きホワイエですれ違ったのでやっぱり！と…
フェアリーに寄ったのでダンツァ、マイリンスキーの特集だったのでダンスマガジン、グリシコのバレエ用品など買い、新春キャンペーンでガルニエ宮のペンケース頂きました。