a2683115.jpg


38cfb294.jpg


氷室友さんがビム、プティパを木村さん、高村順子さん、奈良さん、そして猫のフェリックスを小笠原亮さんのマチネ東京バレエ 東京文化会館の公演を観てきました。じつはベジャール版は観たことがなく、バレエ関連の知人が以前の公演のさいに北海道から見にいらしてたので観てきました。実は普通のくるみは私は苦手で一度レニングラード国立の公演を観たのですが、ベジャール版が私はあえて見たかったのでした。幕開きで宮本祐宣さん(先生)が凄く巧く美しいピルエットをしていて。高村さんの中国は素晴らしいし、氷室さんのビムも素晴らしかった。活力や慈愛、繊細さを技術の高さに加え感じられた。小笠原さんのマネージュや全編を通じた演技、木村さんの高いパッセからのピルエットも素晴らしかった。アラビア役の方が大変巧くしかも難しいリフト、雰囲気もあっていたし良かったです。フランス語字幕をどこかに出したほうがよりベジャールの語る部分はよくなる気がする。
いけるかどうか、解らない公演の一つでしたが観られて良かったと感じました。
帰りに東京芸術フェスティバルのストラヴィンスキー、プログラムを東京文化の窓口で席を照会して貰い予約。
パトリック・ド・バナの新作をウィーン国立バレエが、春の祭典を東京バレエと都響演奏で、となればやはり見逃したくない…、

配役表はとってあるので詳細は追記、修正します、よい舞台を観られたメモランダム的に。
7739d871.jpg



そしてこれも私にとっては備忘録として、16年前に実母と私が国道沿いで真夏に捨てられていたのを保護して以来、家族の一人だったくろちゃんが亡くなりました。中〜大型犬で推定二十歳だと思います…、デ・アニマ。共にいた日常はもどらず、私が十代からずっと一緒だった愛犬たちは同じ地上にはみな、いなくなってしまいました。一人ではないよ、とにこさんが亡くなったときと同じく…、撫でながら声をかけ、家に咲いていた花をとにかく持って、まだそれほど長く歩いたり、冷えたりしてはならないなか、お別れをしに歩いて向かい…、

生きるための力はそれが消えていくときになぜか強く感じるのです。
c28b3e9f.jpg

図録や資料も身体が回復したら片付けなくては。

痛み止を使いながらの日常です。