紅ゆずるさん、真風涼帆さん、早乙女わかばさんと、如月蓮さん、夏樹れいさんなどの王妃の調香師の舞台を見に行きました。出演者とテーマ時代設定が興味あったため。
1幕はスカーレットピンパーネルでいい気がしましたが、二幕がアントワネット、フェルゼン、ジャンのやりとりがフランス大革命とその後の混迷、王制復古から…19世紀から20世紀の文学、思想、フランス古典主義と新古典主義を学んだ人には興味深いテーマでした。
1幕でつねに歩くときに甲が伸びてるかたが上手かった。宮廷服で普通に歩かれると大変気になる、のです。
真風さん、大輝さんがお衣装も似合ってました、ロココが似合うのはなかなか凄いことです。
しかしリベルテ、とずっと壁に書いてあるのに、レボリューション!という革命ダンスが(笑)
まあ狙ってるんでしょうし、星組は民衆ダンスは本当に何もいわずとも上手いしそろってますね!
衛兵役のかたが微妙に背景セットに寄りかかっていて、疲れてて大変だなあとか…。
二幕のジャンの裁判の場面は素晴らしかったです。
早乙女さんはすごくマリーが似合ってました。アラベスクがあと20センチあがれば…。
音羽みのりさんのマリーも見たかったです。
真風さんは現代劇も宮廷ものも本当に似合いますね!
二幕の早乙女さんのお衣装がすごくきれいでした。
ただ強調したいのは革命と暴動を今度するなかれ・・ということ。また、友愛はリソルジメントの色意味でフランスは博愛(といいつつ博愛でないのは、サラの鍵 を見れば、しかもいまのフランス社会学みればよく解る…。)と、いいつつも、日本は一度も共和制になってないんですよね。フランスはいま第5共和制か…。
青年館というホールがゆうぽうと以上に苦手なホールなので、もうすこしましなホールで公演あるか、新国立くらい席で値段をわけないとお客さんも足を運べないです。沢山ホールがあるはずですが、どうなのでしょうか?? 三軒茶屋とかでも…。沢山劇場があるはずなんですが。
バウホール、梅田芸術劇場、ドラマシティと劇場が近い梅田や神戸が羨ましい・・・
神戸なら南座も近いですし、私のすきな奈良も行けますし・・・
もちろん、日比谷の劇場も東京文化もサントリーホール、すみだトリュフォニー、オーチャードも遠くはないのですが、バウホールに対して青年館・・・。というのが客席は観にくいわけではないのですがやはり観劇に適した立地ともホールともいえないしとにかく長い時間すごせる場所にはないので・・。
コンスタンの思想世界(堤林先生) トドロフのバンジャマンコンスタン (法政大学出版)をおすすめいたします。
それから民衆のコンフォートをテーマにされている藤田苑子先生の……、
イギリス議会史を学ぶとわかりますが、第三身分は実際には宮廷の役人でいわゆる一般のひとはあまり入ってないんですよね。
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何事も標榜は簡単です。しかし肝心なのは中味なのではないかと。そしていまも流され余剰の力を個人で制御できないか、個人が疲れ切っているかの二極化がありますので…。宝塚は自ら役作りするかたは
追記ですが、劇中の女流画家の自画像(これが素晴らしい肖像画)は、東京上野国立西洋美 の常設展にありますよね。ロッソ・フィオレンティーノからフォンテーヌ・ブロー派、シュウールらの時代を経て、ここまで人物をいきいきと描かせられるのかという素晴らしい絵画です。(ブックショップは西美は入れますので、もしみてないかたは観られることをおすすめします。
演じられた方々は観に行かれたのかな、とちょっとした疑問が。
シナリオにはさりげなく入っていましたが。
絵画を通してひとと世の生き死にから学ぶものは多く、私が絵画をみているのではなく、絵画が私に問いていうようだと思える絵画がいくつかある。おそらく難しい時代のなか彼女も問ながら、最高傑作でなるであろうその作品を絵が描かなくなるとき、そのときまで手掛けていたのではないかしら・・・
などと思うわけです。
1幕のジャン・ルイが、どう台詞を言えばこの時代にそぐうものになるのか、彼女自体が迷っているように見え、それはマリーを演じた早乙女さんや真風さんはいい意味で自然体で演じられていたので気になりました。
如月蓮さんにもっと長いセリフがあったり唄があっても?
「兄さん」のセリフが一番大かった・・・ように思います。
1幕はスカーレットピンパーネルでいい気がしましたが、二幕がアントワネット、フェルゼン、ジャンのやりとりがフランス大革命とその後の混迷、王制復古から…19世紀から20世紀の文学、思想、フランス古典主義と新古典主義を学んだ人には興味深いテーマでした。
1幕でつねに歩くときに甲が伸びてるかたが上手かった。宮廷服で普通に歩かれると大変気になる、のです。
真風さん、大輝さんがお衣装も似合ってました、ロココが似合うのはなかなか凄いことです。
しかしリベルテ、とずっと壁に書いてあるのに、レボリューション!という革命ダンスが(笑)
まあ狙ってるんでしょうし、星組は民衆ダンスは本当に何もいわずとも上手いしそろってますね!
衛兵役のかたが微妙に背景セットに寄りかかっていて、疲れてて大変だなあとか…。
二幕のジャンの裁判の場面は素晴らしかったです。
早乙女さんはすごくマリーが似合ってました。アラベスクがあと20センチあがれば…。
音羽みのりさんのマリーも見たかったです。
真風さんは現代劇も宮廷ものも本当に似合いますね!
二幕の早乙女さんのお衣装がすごくきれいでした。
ただ強調したいのは革命と暴動を今度するなかれ・・ということ。また、友愛はリソルジメントの色意味でフランスは博愛(といいつつ博愛でないのは、サラの鍵 を見れば、しかもいまのフランス社会学みればよく解る…。)と、いいつつも、日本は一度も共和制になってないんですよね。フランスはいま第5共和制か…。
青年館というホールがゆうぽうと以上に苦手なホールなので、もうすこしましなホールで公演あるか、新国立くらい席で値段をわけないとお客さんも足を運べないです。沢山ホールがあるはずですが、どうなのでしょうか?? 三軒茶屋とかでも…。沢山劇場があるはずなんですが。
バウホール、梅田芸術劇場、ドラマシティと劇場が近い梅田や神戸が羨ましい・・・
神戸なら南座も近いですし、私のすきな奈良も行けますし・・・
もちろん、日比谷の劇場も東京文化もサントリーホール、すみだトリュフォニー、オーチャードも遠くはないのですが、バウホールに対して青年館・・・。というのが客席は観にくいわけではないのですがやはり観劇に適した立地ともホールともいえないしとにかく長い時間すごせる場所にはないので・・。
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何事も標榜は簡単です。しかし肝心なのは中味なのではないかと。そしていまも流され余剰の力を個人で制御できないか、個人が疲れ切っているかの二極化がありますので…。宝塚は自ら役作りするかたは
追記ですが、劇中の女流画家の自画像(これが素晴らしい肖像画)は、東京上野国立西洋美 の常設展にありますよね。ロッソ・フィオレンティーノからフォンテーヌ・ブロー派、シュウールらの時代を経て、ここまで人物をいきいきと描かせられるのかという素晴らしい絵画です。(ブックショップは西美は入れますので、もしみてないかたは観られることをおすすめします。
演じられた方々は観に行かれたのかな、とちょっとした疑問が。
シナリオにはさりげなく入っていましたが。
絵画を通してひとと世の生き死にから学ぶものは多く、私が絵画をみているのではなく、絵画が私に問いていうようだと思える絵画がいくつかある。おそらく難しい時代のなか彼女も問ながら、最高傑作でなるであろうその作品を絵が描かなくなるとき、そのときまで手掛けていたのではないかしら・・・
などと思うわけです。
1幕のジャン・ルイが、どう台詞を言えばこの時代にそぐうものになるのか、彼女自体が迷っているように見え、それはマリーを演じた早乙女さんや真風さんはいい意味で自然体で演じられていたので気になりました。
如月蓮さんにもっと長いセリフがあったり唄があっても?
「兄さん」のセリフが一番大かった・・・ように思います。
本当に上手く、それが演技ではなく、それが新しいスタンダードになるのだと感じます。要するに、芝居が芝居でなくなる時間が舞台の醍醐味で、それがあるものはリピートして観ても飽きないのだと。クラシックが愛されるのはおそらくそんな理由からでは?
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