
著者:Antoine de Saint-Exupery
販売元:Gallimard
(1999-02-28)
販売元:Amazon.co.jp
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宝塚歌劇・花組公演 サン・テグジュペリの公演は貸切公演含め観てきました。お芝居がいまいち、という感想を耳にしていたのですが、それはその人の観点が極端にずれているからでは…、歴史背景的にも、原作がもつ詩的なものを適切なはめこんでいると思います。詩的とは、どのように解釈しても意味がなくてもいいものではなく、意味あるものを端的に、ある方向へ観る聞くことを誘うもので、ロマンス語圏内ならば文学は数学とも決別しておらず、…、まあ短くいうなら音律や韻律を翻訳するのは難しい!のですが、かなりその辺りは舞台に出ていると思います。多分、蘭寿さん、はなさん、壮さん、愛音さん、華形さんが 上手いからでしょう…。
コンスエロのダンス場面はほんとうに上手ですよね…、きつね壮さんもですが、それからやはり花は綺麗にやろう、丁寧に見せようというのが舞台から伝わるのがよいです…、プロローグや、飛行機ができたエピソードの件なども好きな場面です。

ショーがまた一体感が凄く、やはり蘭さんとはなさんが上手い…。華形ひかるさん春風美里さんが上手い…!!
褐色のメイクから二回公演までのまた白のメイクは大変だ…、と大丈夫?!とステージ経験やリハーサル経験者は思うみたい。逆に何も練習したことないひとは多分普通に眺められるのでしょうが。。
でも何も解らなくてもとりあえず「良かったわ〜」みたいなお客を呼ばないとならないのも大変ですが、実力あるのにとにかくやらなければならないし、本当はいろいろできるのに発揮できないのも辛い…、>現星組・・・。
JCB貸切の際は(VISAだと挨拶があるようですがJCBはないのですね〜・・・)友人のかおりさんと久々にゆっくりお会いして舞台を観、たくさんお話や感想も話しました。
かおりさんのお姉さんはフラの先生をされているし、御親戚に作家のかたもいるので、いつも話がつきないのです。
コンスエロのダンスや、星の王子様の感想も、いままでとまた読み方がかわってきた、といってました。
(二人ともフラでも原始的フラが好きでそれでやたらに盛り上がったことがあります・・・;)
劇場でスタッフの方に一緒に写真をとっていただけてよかったです!
にこさんが亡くなったときもお花を頂き・・・

娘がいると黒く塗ったあとも夕霧らいさん、瀬戸かずやさん、望海風斗さんまで判別できるらしい…、一階席でみたとき、ファナーレ下手端からのかたがいいと帰りに感想を言ったら、「壮さんの相手だったじゃん、」などと言われ…。(柚香光さんでした)
すみません!名前は覚えられるのですがあまり顔が覚えられない(←逆のタイプの人間もいる)
という私の弱点が・・・。それからこの公演中にはお芝居、レヴューショーの中でもいくつもリフトがありますが、月央さん(カナリアだとディジョン)がリフトしていました。(と、いうのも娘が発見したのですが)
※これも訂正、かもしれません、ビデオと放送で耀来まさとさんもリフトしているといっていたので、それにも付言しなくては。私も何回か観たときに水舞さんを発見しました。プログラムの写真、古いスチールなら、最新のおとめに載せた写真を載せてもらったほうがまだだれが誰か発見しやすいです。(発見・・・・って・・・でも事実、です)
「復活」(トルストイ)のときは演目的にあまり印象がなかったのですが、全国ツアー(日程やチケットシステムがわかりづらいので、行った知人のsさんにお会いしたときの薦めもありビデオ観ましたが、お芝居(「長き春の果てに」・・・医療問題ものは、主演の方お二人のお芝居次第で、その作品のリアリティがずいぶんと変わります、もし下手な演技だったら、とても酔狂なものになってしまうはずです。映像も良かったです。
はなさんは、最近お芝居がとても自然に役を演じ分けている感じがします。
大げさなところがなくなり、役に生きる感じがすごく伝わってきます。
ジュッテ、アントルラッセ、のクラシックの基本的なパがすごくきれいで技術的にもすごい、のと同時にコンテンッポラリー的な振りの部分、民族的な舞踏も上手いですし、コンスエロのダンスのときのちょっと2幕ジゼルがやるような振りも好きな場面です。
(コンテ用のシューズ?と思っていたら、「多分穴あきの足先だけ出している状態だと思う」と言ってましたが(娘が)合ってるかどうかは・・・、お芝居でもダンスが沢山みられ、コーラスもきれいですし、登場するときの蘭寿さんがとてもアンデュオールなのでいつも歓心してしまいます。(歩くときも)
お芝居でやや違和感を感じるところといえば、「できるだけ苦しむことだ」という部分は、個人的にはやや賛同しかねる、作家と戦争のエゴというのを端的に表しているのだと思うのですが。
それからやはりユダヤ人(ユダヤ人というのは人種差別を指すのではない、人種ではなく、立場の問題であり、しかも彼らの歴史は複雑な事情をもち、常に西洋のなかでは問題になることなので・・・ここではあまり多くは立ち入りませんが、ホルスト(望海)の戦争もようやく終わったのだな、という場面もやはり好きな場面です。
加害者や被害者という単純な構図ではなにも語れない、日常の善悪が逆転し、人間が非人間的になることを強いられることが悲劇だし、このことは忘却してはならないと思う所以でもあります。
同じ医療問題を扱っている作品「双曲線〜」は夢乃聖夏さんと大湖せしるさん、夏美ようさん、五峰さんと婦長役のかた、詩風翠さんはよかったです、ただコモ湖や全体的なテーマはあまり・・・、丁度怪我で病院通い中だったので、基本的に、時間や健康をうるほどある方向けだなあと感じました・・・JCBチケットの売り方もあまりいいとはいえなくて。公演ビデオは買う予定ですが・・・!)
真野すがたさん司会のときも行きました。愛音さんが幕間にでていらして!!
愛音さんや涼さんは本当の意味で「愛」あるという状態を実践してる方だと感じます。。。
最近バウ作品をビデオ化してるようですので「フィフティ・フィフティ」をビデオ化して販売してほしいです。録画HDDが夏に壊れ、ボリショイーマリいんスキーガラも、フェリのラストステージも、アンヘルのニューヨーク案内もヴァチカン特集もリハーサルもなくなってしまった!データは本当に信用ならない、、という

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ピアノCD「愛と死のアラビア」「Red Hot Sea」花組大劇場公演/宝塚歌劇団[CD]【返品種別A】

あかねさす〜・・・は 彩乃かなみさんの歌詠みが好きなのですが。
(私の本名も平安六歌仙からですが、娘も万葉集からですね、私の友人も佐保山と梓弓からとった(本名ですよ)とか同級生のmasumiちゃん(春のフェスにも来てきれました&娘さんもやはりバレエをやっている)も飛鳥のほうから名づけたり、・・・
余談ですが、「MAHOROBA」はパリ公演、「美しき生涯」(私は秀吉が嫌いで、三成が好きなんです!日本は長く補給など後方支援を下にみる傾向があるために陸軍でもろくな判断ができなかったというのは加藤陽子氏が述べている明治期以降から戦中研究にもあるとおりです・・)は、ロンドン公演をすればいいのに!!と思うくらいです。これを観たら、おそらく日本への留学生や観光客が増えるだろう!!と思うくらい・・・・、
壮さん雪か龍さん月で「MAHOROBA」を雪組生か月生ならできるだろうに!と勝手に思っています。
ゆめゆめ、小説と史実を混同しがちな日本史傾向をなんとかしてもらいたいです・・・。そういった意味では桐生園加さん主演の宮本武蔵(斉藤演出)は面白いです。この公演もビデオになってないんですよね・・・フットルースといい、この公演といい、「天使のはしご」(高慢と偏見」)といい、もっと周知されたほうがいいものほど映像化されてないような?・・・・
「高慢と偏見」はキーラの映画版を大学の映画上映会でやったらしいのですが、見られず、演じてらした涼さんや美弥さん、音羽みのりさんが参考にしていたといいうBBC版を見てみたい・・。
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宝塚歌劇団 タカラヅカカゲキダン / 宝塚歌劇 花組公演 主題歌: : 宝塚ミュージカル・ロマン 愛と死のアラビア -高潔なアラブの戦士となったイギリス人- / グラン・ファンタジー Red Hot Sea 【CD Maxi】
澁澤さんの「フローラ逍遥」でバラといえばダマスカス・・・わたしもペルシア〜シリアあたりがいちばん行きたい場所の一つで研究文献もそのあたりをよむのが大好きなのですが(しかしなかなかいけないでしょう、パレルモなども・・・手術で回復したらローマかアテネ、フィレンツェに行きたいですね・・・自分でいけば高くない・・・)
この「愛と死のアラビア」が大好きでして(・・・)前田さんからいただいたアラブ服(※女性ものですよ・・・)でわざわざTDSのアラビアンコーストにいったことがあります、暑い季節には暑い国の服と夏着物、アロハ、バリレース服などが◎.

・・・らくだがいるとかならず写真、と思うのは仕方がない性分です。(ドバイ空港、平山郁夫美術館、参照・・・)
現地ではブランドではなく現地服を買うべし、というのが私のモットー(?)です。
これで舞浜のオークラもチェックインしてるので変装ではありません。(強調)

【送料無料】 宝塚歌劇団 タカラヅカカゲキダン / 宝塚歌劇 花組公演・実況: : NTT 東日本 西日本 フレッツ シアター 幻想歌舞劇 太王四神記 -チュシンの星のもとに- 〜韓国ドラマ「太王四神記」より〜 【CD】
【送料無料】 「長い春の果てに」「カノン」−Our Melody− (花組)
太王四神記はもとのドラマなどはまったく知らないのですが、未涼さんがとにかくすごい、今見ると「オールスター
という布陣です。おそらく、雪「ドン・カルロス」「シャイニング~」「フットルース」も数年後には「オールスター」状態と思われます。花組では大河凜さんが上手いので順当に評価されるとよいです。
ちなみにこのブログにも記事がある+プログラムにも広告がある寄居のPA(すごいことにほぼフランス語だし、ブーランジュリーもある)には、香蘭社の星の王子様食器(高くない)や、原書、翻訳、フランス輸入版のポストカードなどいろいろあります。おすすめです。関越方面に行ったらできるだけ寄るようにしています。
私はあまり食べないので・・・まだ未体験なんですが、南仏ビュフェがあり、クスクス料理もあるようなので、OL向けアジア料理(生春巻きの具がカニカマ・・・みたいな薄まったなんちゃって風)みたいに本来のよさがなくならないうちに行ってみたいです。
仕事場にも、Le Petit Price の額絵やマグネット掲示を使っています。
(にこさんと東急蓼科にいったときも通りましたっけ・・・思い出です。思い出とともに生きているものもある。たとえ肉体がこの世の中で失っても。だからこそ、言葉は書き綴られるのでしょう・・・ 逆にいうながら、では綴られない知、非言語と失われた口答伝承は・・・という問題も。だからこそ、愛羽さんの劇中の歌は素晴らしいですね。見えない美(kalon)や愛(Amore)を感じるから脚を運ぶのだと思います・・・。)
原書は、私はガリマールのブックデザインが好きなので(ほとんどの原書がガリマール・文具も似せてるのたくさんありますけどね・・・)数ある中からそれをリンクします。
などと書いていたら、本年の日吉三田連合では花組の特別公演があるのですね;;
もちろん三田連合会には所属していますし、大会の日にちに知っていましたが、企画についてはノーチェックで、大学からのメールで知った次第です!
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