
私がもっとも好きな新緑の季節になりました。
あいにくの大雨で本来は30日または2日、3日に伺うはずだった、サロン・ド・Gでのグループ展には最終日にいくことができました。
ちょうど、会場に浅野信二さんがいらしてお会いすることができ、お話しているときに古賀郁さんと栗栖さんもいらして、私は浅野さんと古賀さんから作品について伺ったり近況をお話したりできました。
サロン・ド・Gはとても落ち着く会場でした。
会場の遠景写真を撮らせてもらえばよかった・・・(これで結構遠慮がちな性格なんです・苦笑)
某媒体でお知り合いの中嶋さんの作品も撮らせていただき、浅野さん、古賀さんの作品も写真をとらせていただきました。最近はしずかに作品に向き合えるギャラリーで絵を観るというか・・・出会うことが多いです。
なにかこう、特に、ギリシアから帰ってきたからか、日本の美術館の雰囲気がちょっと気疲れしてしまいます、どこかシステムに見張られているようで、作品との間になにかの壁があるような・・・。
本当に作品に愛をもっている人が学芸員をしているわけではないからなのかも・・・。
(一番の原因はじっくり作品をみられるほどスペースもないし、回りを認識しないので作品をみているとぶつかってきて平気な人やら、私語の多さなど・・・気がそがれるからかもしれません・・・、そして静かにゆっくり作品をみたいのに、椅子がすくない。。。ウフィツィのアレッサンドロの部屋、バルジェッロのドナテッロの間、そしてイタリアの教会での作品との対峙の空間を体験すると、美術館の空間がどこか人工的なものに感じられてしまう・・・、最高の場所は、やはりサンタ・マリア・ノヴェッラとサンマルコ、そしてマザッチオとマゾリーノのフレスコがあるカルミネ。・・・時間が止まったよう。)
ザロフの石井さんも水曜にいらしたそうですが、7月には4人展もあるそうなので今から愉しみにしております。
私が猫展のとき最後の最後までまよっていた、天文猫の作品の作者さんともお会いできまして。
時間的にどうなるか予想がつかなかったので(義父の手術もありましたし、わりとGW中はどういう予定になるか予想がつかない部分が・・・、ちなみにあけてすぐが出張、娘の学校行事とことごとく・・・貧乏暇なしというか要するに人出不足の極みなんですが・苦笑)手帳をみると真っ黒かつ、フラグは真っ赤で書かれていたりして
、なにこれ!?と荷物も重さと同様に驚かれます(笑・・・)
そういえば、まだニキータさんにギリシア土産も渡せていません!
というくらい、3月からの時間の流れについていけない・・・。


相変わらず自宅PCが不調でして、有線LANで接続できる場所か、仕事場に夜中か早朝にいったときにしかまともにパソコン(とプリンター・・・死活問題)が使えず、レスポンスやら連絡把握ができておらず申し訳ないかぎりです。
近況としてはやはり膝は最悪です・・・。
いいことがあったといえば、先日堤康徳先生にご推薦をいただき、京都大学の本部にある幹事会でイタリア学会の会員に正式に認定していただいたことです。
パドヴァのマルシリウスや、もちろんクアトロチェント、近代イタリアやマッキアイオーリ、市民運動、文学・哲学・史学も(趣味の料理も)イタリアがらみなのでこれから自分なりのテーマを持ちたいところです。
方法については迷います。バロックとプロトルネサンスの両方で講義をうけた遠山先生の分野、それから
私のここ数年の研究テーマを引き受けてくださったプラトニズムとビザンツについて教授いただいた納富先生にも改めて感謝したいですし、一段落したところでもう一度、時間をつくってフィレンツェも行けたらいいです。
でも町として居心地がよいのはアテネです。なんなのでしょうね・・・
体力がないので熱とやはり脚を痛めてろくにあるけなかったローマも行きたいですが・・・
だんだん現実逃避がひどくなってきたのでやめますが、福岡も行きたい場所です。
バラは、最低限の手入れしかできませんでしたが、ワイルド・イブ(Wild Eva)とスヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾンがさきはじめ、ベル・イシス(その名のとおり、美しいイシス・・・ただし切り花には向かない、庭に生きる花)もつぼみがつきはじめました。
にこさんとコッポラさんがなくなり・・・白いオールド・ローズを育てようかな・・・とも思っています。
ネックは膝ですが・・・(胃腸はこの際おいておくとしても)
なにかに気持ちを注いでいないとよくないですね。(苦笑・・・)
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