KC3X0166

画像は ボッティチェッリの「神秘の降誕」

KC3X0167

「真実」と「悔悟」

ロンドン・ナショナル・ギャラリー。


・・・・「真実」「真理探究」「二重の上昇」
古典期と15世紀フィレンツェにおける解釈の差異、プラトニズムの受容について書いてますが
神秘主義について、日常言語を当てはめようとすると、これがかなりのむずかしさ。
読んで理解することはできる。
しかし自分でパラフレーズするとなると話は別。

集中力も限界があり、自分の文章を見ていると気持ちが悪くなってしまうのですが
それならば読む方はもっと気持ちが悪くなってしまうだろうと解っているのでさらに自己嫌悪の底に落ちる。
自己肯定できたことが一度もないので、(たぶん)・・・

などと言っている場合ではない。

KC3X0161

一点もののガラス。
らせんを描く気泡と緑色の透明感が美しかったので、英国KEW ROYAL BOTTANIC GARDENSのオブジェを。パソコンと一緒も持ち帰るのは重かった!ですが、やはり持ち帰ってよかったです。
角度によって煌めきが異なるのが魅力。

本来ガラスは貴金属よりも高価、透明なものに惹かれる。
ダイヤモンドや輝石はほとんどが炭素だが(それをいったらまたおしまいだし、炭素なのに石はそれぞれが美しいのですが)あまり貴金属で身を飾ることに興味がないし、ダイヤモンド購買は低所得労働とかかわるのであまりこわだりはない・・・

やっぱり「凄いヒュアロスがたくさん」(そこですか・・・・)と言われるタイプなのでしょう。

フラ・(ベアート)・アンジェリコの「受胎告知」で描かれる透明な水刺しが見たい。
(とあまり深く考えすぎないように、自分で落ち込まないように蓋をしておきたいと思います)





それから、どこまでも自己優越感を保持したい人(認知欲と物欲が強い人)がよくわからないのですよね・・・
そんなに自分が特別だって思えるんでしょうか。すごいことです(うらやましくはないが)
selfrespect は それ以上に「あなた(you)」そしてその周囲の人やものを尊重することでようやく成り立つこと。
傲慢とはまったく違う概念なのだが・・・
そして基本的に、人々の大半は、自らが無自覚に抱いている「他者性」に気が付きもしない。
気が付かないうちに、周囲の生命は殺されている。

しかし古い友人の言葉は的を得ていて、
私たちは「おくりびと」だから望んでも望んでもこの世の中から消失できないそうな。

私が匿名性を捨てているのは、認知欲のためではありません。

嘘を真実らしく語って漁夫の利を得ていることがら、人に好かれと思わせておく巧妙な商法(気が付かなければいいのでしょうけれど)を利用して、結局は保身的な人や団体、それを指摘するのに匿名ならば誰も気にもとめないでしょう。
私は逃亡よりも「自ら毒を飲んだり」「毒を盛られて抹消されてきた」人たち、過去に生き真実が次第に隠蔽され、生き残った人たちの生活のために利用されてきた死者たちにシンパシーを感じるからでもあります。