一季咲き(つまり5月-6月に一度だけ開花する古来のばらの特性を改良されすぎていないばら)のバラはそろそろ見ごろが終わってきました。
といっても、近年は、多雨、晴天、強風とあまりにも天気の変化が日々大きいので、雨が多いとつぼみがダメになり、気温があがりすぎると一気に開花してしまい、開花したあとは強風ですぐに花が散るという状態になり・・・たとえば2日、3日と多忙になると、ほとんど一番よい状態の花をみる時間もなく終わってしまうことも・・・今年は一季咲きのロールドローズが、つぼみが多かったので、まだよかったのかもしれませんが・・・
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先日シャボー・ド・ナポレオンの写真を載せましたが、ヴァリエガータ・ディ・ボローニャの写真も。


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今年もニュー・ドーンの花は八重で大きめの花がついています。
だんだんとフェンスも花で一杯になってきました。
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バラのカテゴリーではなかったので、もう一度シャボー・ド・ナポレオン。


参考文献を探して/しらべています。もちろん図書館にもあるのですが、やはり必要なものは手元にあったほうがよいのです。
ただ、問題なのは80年代から90年代末にかけては貴重な文献が多いのに、再販されていないことです。みすずは復刊させていますが、どうにも手に入らない必読文献や重要なものは・・・探してもみつからないことも。
私も一時、出版会社にいたことがあるのですが、90年代後半には版元自体がなくなったりすることが多いため、その時期に出た重要な文献は見つけるのが大変です。
もっとも古書をみつけるのも容易になったかもしれません。WEBの発展のよい面だとはいえます。

ただ、新刊本があるならば、なるべく新刊で買うように購入者(消費者ということばは私はすきではないです、人間の役割は消費にはないはず)がしなければ、市場自体の先細りが確実となり、結局は利用する側(われわれ)がまったく利益を失うのですが、あまり実感する人/実践する人はいないのでしょうか。自分だけが一円でも安く購入し、所有できればよいのでしょうか。

古書で買い求めるものには、70年代前半など自分が生まれるよりも前のものも多いのです。
なんとも感慨深くなることが多々あります。

人は身体の養育のためには食物や水が必要ですがそれだけでは生きられない。言葉(ロゴス)によって、それは支えられている。

さまざまな言葉から受取れること、そして受容するにも力はいるのでしょう。早朝から夜まで1日が長く・・・時間配分に気を使います。すべてを同時に行いますが、やはり集中できる時間をどうつくるか、が問題です。困難も安楽も無限を想定したら、きりがありません。
やはり有限のなかで、どこまでできるか、
それを念頭に取り組みたいと思います。