先日記事にしたシンポジウムと講演会(3/28(日)北とぴあ 飛鳥ホールにて)に出席しました。
1月に上村晃生先生のお話を聞き、ぜひ出席しようと思い、12時45分すぎに北とぴあに到着。
以前、チラシをお渡しして関心をもっていただいたF様、お忙しい中ありがとう御座いました。

荻野先生、サイモン・ピゴット氏のお話を直接聞けたこと、パネリストの方がたは皆専門分野の立場から、JR東海のリニア新幹線と環境問題、公共事業問題、アセスメント欠落、など多くのことを知ることができた。
荻野先生が提唱する電磁波の問題はひろく知られるべきだと思う。
私も何度も、子どの携帯電話使用についてはblogや他の媒体でも指摘しているが、健康被害・人体への影響という面でまったく日本では基準も情報も知られていない。
そして、東京の科学者は、まったく一般の人の立場にたって研究成果を公開しないという指摘ももっともだ、と思う。
「私がもっとも良心的だと思う研究者の方に、顧問を頼んだところ、「私の科学者生命を絶つつもりですか」といわれた・・・私などよりももっと専門家で、お金をもらっている人は沢山います、でも誰もやろうとはしない。」
いつも思うことだが、知識や研究成果は公開されて、人と人の間に下りてきて共有されなければ生きたものにはならない、それと同時に、公権力側を単に擁護するためにあってはいけない。
こういったことは、他の国では自然になされていることが多い。
なぜなら、自分の役割を生活レベル以上で認識できるからではないだろうか。・・・・
講演、シンポジウムでの話し、質疑応答などすべてメモをとってあります。
ノート15ページほどにまとめてあるので、後ほど追記いたします。

3月31日(木)に山梨方面へいった際に撮影したリニア実験施設。
1県1駅しかとまらず、その費用は自治体もち、駅は地下深くにつくられ、車内からはほとんど景観はみえず、リニアの電磁波による人体への影響は大きい(高圧線の下の電磁波がよく問題になるが、それは数ミリガウスであり、比較にならない。)またこの事業のために現在JR東海で働く人への時間的負担・賃金削減などもすでに指摘されており、「第二のJAL・第二の国鉄」はしてはいけないと指摘するのだが、ほとんどマスメディアには取り上げられていない。事業の借金は最終的には国民負担になる。そしてリニア技術に固執しているのは日本だけである・・・
地質学的にもここにトンネルを掘ることは、複雑な地形と岩盤ゆえに危険、かつ間口の広さからから問題が多い、しかも一度はじめたら止められるものではない。
南アルプスを世界自然遺産にするほうがよほど経済的にも効果があるように思うのです・・・
年度末の仕事がようやく今日のお昼に一段落しました。
この数週間は立ちつづけているか、座って作業しているかのどちらかでした、終わったと思うとほっとしますが、同時に、疲労も実感できるようになってきます。3月ー4月は準備などで常にどうすればよいかを考えているような状態です。なにをなすべきか、何が必要か、そしてすこしでもアクションに移さなくては、他者には届きません。
2月に集めた署名を直接上村先生にお渡しできてよかったです。
この話をしたところ、関心と署名をしたいという方もすでにいらして、草の根的、個人から個人への広がりが重要だと感じます。
同時に、問題を知ってもらうために、必要なことも思案してしまいます。
結局のところ、自分には無関係、ということは近代以降はそれほどないのです。どこかで繋がり、リンクしている。
*拍手コメントお返事
1月に上村晃生先生のお話を聞き、ぜひ出席しようと思い、12時45分すぎに北とぴあに到着。
以前、チラシをお渡しして関心をもっていただいたF様、お忙しい中ありがとう御座いました。

荻野先生、サイモン・ピゴット氏のお話を直接聞けたこと、パネリストの方がたは皆専門分野の立場から、JR東海のリニア新幹線と環境問題、公共事業問題、アセスメント欠落、など多くのことを知ることができた。
荻野先生が提唱する電磁波の問題はひろく知られるべきだと思う。
私も何度も、子どの携帯電話使用についてはblogや他の媒体でも指摘しているが、健康被害・人体への影響という面でまったく日本では基準も情報も知られていない。
そして、東京の科学者は、まったく一般の人の立場にたって研究成果を公開しないという指摘ももっともだ、と思う。
「私がもっとも良心的だと思う研究者の方に、顧問を頼んだところ、「私の科学者生命を絶つつもりですか」といわれた・・・私などよりももっと専門家で、お金をもらっている人は沢山います、でも誰もやろうとはしない。」
いつも思うことだが、知識や研究成果は公開されて、人と人の間に下りてきて共有されなければ生きたものにはならない、それと同時に、公権力側を単に擁護するためにあってはいけない。
こういったことは、他の国では自然になされていることが多い。
なぜなら、自分の役割を生活レベル以上で認識できるからではないだろうか。・・・・
講演、シンポジウムでの話し、質疑応答などすべてメモをとってあります。
ノート15ページほどにまとめてあるので、後ほど追記いたします。
3月31日(木)に山梨方面へいった際に撮影したリニア実験施設。
1県1駅しかとまらず、その費用は自治体もち、駅は地下深くにつくられ、車内からはほとんど景観はみえず、リニアの電磁波による人体への影響は大きい(高圧線の下の電磁波がよく問題になるが、それは数ミリガウスであり、比較にならない。)またこの事業のために現在JR東海で働く人への時間的負担・賃金削減などもすでに指摘されており、「第二のJAL・第二の国鉄」はしてはいけないと指摘するのだが、ほとんどマスメディアには取り上げられていない。事業の借金は最終的には国民負担になる。そしてリニア技術に固執しているのは日本だけである・・・
地質学的にもここにトンネルを掘ることは、複雑な地形と岩盤ゆえに危険、かつ間口の広さからから問題が多い、しかも一度はじめたら止められるものではない。
南アルプスを世界自然遺産にするほうがよほど経済的にも効果があるように思うのです・・・
年度末の仕事がようやく今日のお昼に一段落しました。
この数週間は立ちつづけているか、座って作業しているかのどちらかでした、終わったと思うとほっとしますが、同時に、疲労も実感できるようになってきます。3月ー4月は準備などで常にどうすればよいかを考えているような状態です。なにをなすべきか、何が必要か、そしてすこしでもアクションに移さなくては、他者には届きません。
2月に集めた署名を直接上村先生にお渡しできてよかったです。
この話をしたところ、関心と署名をしたいという方もすでにいらして、草の根的、個人から個人への広がりが重要だと感じます。
同時に、問題を知ってもらうために、必要なことも思案してしまいます。
結局のところ、自分には無関係、ということは近代以降はそれほどないのです。どこかで繋がり、リンクしている。
*拍手コメントお返事
- 2010.02.18 18:06 名無しさん個人主義の極地と教育行政:橋下知事発言に対して
>>[自らも同様の困難を味合わなければ、何も認識できないという人]
私もそう思い記事にしました。
そして、この問題も、私が感じた問題意識から扱った新聞やTV、公的な記事はみたことがありません...拍手ありがとうございました。
教育も、P.ブルデユーがかつて指摘したように、「再生産」 つまり、階層から階層へ引き継がれていくような構造があり、ますますそれは浸透していくように感じます。
京浜東北線の駅から撮影した、飛鳥山公園の桜。
ことし始めて目にした桜の花でした。
もっと近くで、すこし時間をかけて眺めたいものです...
桜はいつも、年度末の中でほとんど見ることができません、唯一、数年前に3月末に奈良へいったときにはゆっくりと見られました。
法隆寺、奈良ホテル、東大寺、猿沢の池から飛鳥でみた桜(と菜の花)は綺麗でした。循環する時間、再帰する時間を花と建築と空気の冷たさに感じたのを覚えています。
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