パリ・オペラ座来日公演は、「シンデレラ」を観に行く予定です。
カール・パケットが映画スターを、マリ=アニエス・ジローがシンデレラの配役です。ドロテ・ジルベール、バンジャマン・ペッシュも配役表にのっていてとても楽しみです。
http://www.nbs.or.jp/blog/1003_parisopera/contents/2009/12/post-20.html
ヤン・ブリダールが来日できなくなったのは残念ですが、公演を楽しみにしています。娘がオペラ座とカール・パケットが好きなので、NBSの親子割引を利用しました、、いつもは、席が選べないので子供の分も定価で買うことが多いです。
WEB上でも親子割引で購入できるようになるといいのですが。
まだ不便さを感じます。

カール・パケットといえば、ヌレエフ版「白鳥の湖」の家庭教師・ロットバルト、ヌレエフ版「ドン・キホーテ」のジプシーなどがとても合っていますよね、舞台で演じているのが自分であって自分ではない、と彼も語っていますが、「役」を踊るというのはそういう状態を作れるということがとても重要だと感じます。

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ニジンスキーはどの役柄でも、その都度「生きていた」ように思う。
だから、自分自身をいきなくてはならなくなり、二重性のもう1つの生、舞台という非日常の生を断たれたあとは、現実の生でも、複雑に演じたりしなくてはならなったのではないだろうか。彼の手記をみているとそう感じてしまう。
バンジャマン・コンスタンがいうような「モビリテ」を思い出すが、優れたダンサー、観客を別の世界につれていくダンサーは、そういったものをかんじる。
オペラ座のダンサーでは、ルリッシュ、レティシア・プジョル、ローラン・イレールにそれを感じる。カール・パケットもおそらくそういった素質に満ちたダンサーのように思う。

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写真はパリ・オペラ座 ヌレエフ版「白鳥の湖」より
家庭教師/ロットバルト カール・パケット
王子   ジョゼ・マルティネス

オデット・オディールはアニエス・ルテステュ、パ・ド・トロワでは、現エトワールのドロテ・ジルベールも踊っていますが、彼女は本当にすばらしい。折り目正しく、音楽性がある、重力を感じさせない。



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