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感想は、二回目は更によくこの映画を観ることができて、二回目に初めて気がついたことも多く、ダンサーやコーラスのメンバーたちやスタッフの情熱もより詳細にみることができた。THIS IS ITのために撮影された映像、スムース・クリミナル用の映像、EARTH SONGの映像、スリラーの映像ももこの大きなスクリーンで再度みられること、音もライブを聞いているのとほぼ同じ迫力だった。
この公演が実現しなかったことはとても残念なことだ。
しかしこの映画によって解ることも多く、この映像が公開されて本当によかったと思う。余談だが、やはり映画ドキュメンタリーである「ブロードウェイ・ブロード・ウェイ」とダンサーとダンスと舞台について過程を知れてよかったと思う部分が似ているところがある。ダンスは、表面的なものだと思っている人にこそ観てもらいたい気持ちになる。
観客を未知の領域につれていこうという最後のメッセイジ、その才能は「天」から授けられた運命的なものではなく、努力と方向性によって創り上げられていくものでもあることも同時に示してくれる。
私たちはよくもわるくも、多少に関わらず影響を与えたり与えられたりされる。彼(マイケル)のメッセイジを受け取った人は、各人がそれをどう受け取ったのか、行動して示すことが大切だと思う。他人任せの感情は、結局のところ、自分も操られたり騙されたりすること(知らないままに)の余地を生んでしまう。というか、はぐくんでしまう。
私も小学生の頃にマイケルの音楽やダンスに接した世代だが、私が観た回の前の上映では小学生くらいの子どもも多く観に来ていた。(私の娘(小学生)も、マイケルの大ファンになった。英語の歌詞もよく読んでいる。EARTH SONGとBEAT ITやBRACK OR WHITEが好きだという。因みに私が一番好きな曲はマン・イン・ザ・ミラーです)それぞれも子どもたちが其々に感じてくれるといいと思う。
凄い創造性というのは、説明がいらない魅力を持っている作品だが、それが技術の高さなしにはないことを時々思い出させる。
そして技術は天性のものであると同時に努力の結果でもある。時々わすれそうになるが、日常的なことによって、不可能は可能になるのだと思う。
上映後、館内では拍手が起きた。
この映像と記憶(メモリア)を再び共有できて良かったと思った。
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