通わせていただいているスタジオでは参観日を設けていて、クラスやクラス外のレッスンも見学できる機会があります。
レッスン風景を見学させてもらえるというのはとても貴重な体験です。バレエを単に「華やか」と思っている方も多いですが、その裏側と本質にはストイシズムと向上心と日常的なレッスンの積み重ねによるものです。
バー・レッスンは特にみていて飽きません。
向上心も、他人と比較してどうのこうの、というようなものではなく、内部規範性、つまり自分の内部で「こうなりたい・こうあるべきでは」という”憧れ”(エーロス)によって進歩するのではないでしょうか。そして他者のよさを学ぶ機会が個々の前向きさに変わるように思うのです。
何よりもいいものを観たり、いい助言を得たりすることが大切ですし、そういった機会があることが素晴らしいと思います。できるだけ時間を作って、見学やリハーサルを観たいと思っています。
舞台は一瞬(かつ永遠でもある)の芸術ですが、レッスンもまた同様に固有の時間、空間なのだと感じます。
バレエはメソッドにのっとってあるもので、それに音楽が加わることで広がりがでます。形と色彩が絵画なのだとすれば、形と音楽と内的思慮がバレエには広がりを持たせてくれるのではないかと思います。
私は美術ではとりわけ彫刻が好きなのですが、両者は共通するものがあるように思います。
村井実先生が言うように、人間にはかならず「芸術的エーロス」が必要で、それはどのようなことにも必要なものであり、創意や発見、構築などすべての領域でそれなしには停滞と閉塞につながってしまうと言われています。
レッスン風景を見学させてもらえるというのはとても貴重な体験です。バレエを単に「華やか」と思っている方も多いですが、その裏側と本質にはストイシズムと向上心と日常的なレッスンの積み重ねによるものです。
バー・レッスンは特にみていて飽きません。
向上心も、他人と比較してどうのこうの、というようなものではなく、内部規範性、つまり自分の内部で「こうなりたい・こうあるべきでは」という”憧れ”(エーロス)によって進歩するのではないでしょうか。そして他者のよさを学ぶ機会が個々の前向きさに変わるように思うのです。
何よりもいいものを観たり、いい助言を得たりすることが大切ですし、そういった機会があることが素晴らしいと思います。できるだけ時間を作って、見学やリハーサルを観たいと思っています。
舞台は一瞬(かつ永遠でもある)の芸術ですが、レッスンもまた同様に固有の時間、空間なのだと感じます。
バレエはメソッドにのっとってあるもので、それに音楽が加わることで広がりがでます。形と色彩が絵画なのだとすれば、形と音楽と内的思慮がバレエには広がりを持たせてくれるのではないかと思います。
私は美術ではとりわけ彫刻が好きなのですが、両者は共通するものがあるように思います。
村井実先生が言うように、人間にはかならず「芸術的エーロス」が必要で、それはどのようなことにも必要なものであり、創意や発見、構築などすべての領域でそれなしには停滞と閉塞につながってしまうと言われています。
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