ここのところ少々疲れがたまっているみたいです。
雨も冷たい。薔薇や植物にはよいのでしょうけれども、とはいえ年度末、月末。
You may Deray, but time will not. という気分で、休んでもいいときも、これだけはすませてしまおう、という感じです。(貧乏性な性分なのです...)
そのせいか、、進歩主義ではない、永劫回帰の歴史観をもつギリシア時代の歴史家の考えにより惹かれてしまうのかもしれません。
ところでBECKが来日公演をするようで、ZEEP東京の公演は少々(というかかなり)気になったものの、やはり今回は見送ることに...どうもベックは3月末に公演が多く、その時期は大抵(たまたま?)私は国外にいっていたりすることが多く、実は初来日の川崎クラブチッタ公演しかみたことがなかったりします。しかし、そのインパクトとライブアクトはいまでもベスト5に入るものだと思います。彼のライブは玄人そのものという感じでしてプロミュージシャンがバンドライブをやっているという状態でひたすらパワフルだった記憶が。当時は私も20歳前でしたし(高校生かもしれない...)それでも記憶に鮮明にのこっております、ギターとブルーグラスを引きながら飛び跳ねまくるベックが・・・
今回のビジュアル写真もよいですね、アメリカのアーティストではベックが好きですね。ベックはおじいさんがフルクサスのメンバーで、そのデビューまでの軌跡はなかなか地道なものがあり、自伝的な本がシンコー・ミュージックから出ていました。
アルバムとしては、「メロウ・ゴールド」はともかく、やはり私は「SEA CHANGE」が好きです。
あまりCDの話題を書いておりませんが、それでも必ず渋谷に行ったらタワーレコード本店の上から下まで巡るのが常です。
マニックスは日本の夏が大のニガテ(we love the Winter の歌詞は実感と彼らの社会的スタンスの両方にかかる歌詞ですね)で来日するのは私が大の苦手の冬で1月か2月ですが(昔は5月6月が多かった)、ベックは桜の季節が好きなのでしょうか?
私はあまり..桜の季節にそれほど惹かれなかったりします。ヨメイヨシノに惹かれず、山桜は好きです。桜への感慨は、『フローラ逍遥』で澁澤さんが書かれていることとほぼ同じ気持ちです。和菓子好きなので、桜餅は好きです(笑)
この時期に、奈良へ行くと、春らしい緑を多様した凛とした和菓子がたくさんあって一つずつ買っては宿でお茶と一緒に頂いたりできるのを覚えています。
奈良の法隆寺でみた桜と、明日香村の石舞台近くでみた桜と菜の花は美しかったですね。とても静かで、時間が止まったかのような、留まることのないような場所です。
写真は、ローマでとった春の花、現地で尋ねたところ、ユダの木と呼ばれる木です。
あの「ユダ」から名前がとられているんでしょうか。
ティベレ河沿い、街中にたくさん咲いていて美しい花です。
(ですがあまり現地では気にしない模様(笑)
これから週明けにかけて一仕事終えなくては。
その合間の追想的な更新でした。

アーティスト:Beck
販売元:Geffen Records
発売日:2002-09-24
おすすめ度:

クチコミを見る

著者:澁澤 龍彦
販売元:平凡社
発売日:1996-10
クチコミを見る
澁澤龍彦全集〈21〉 うつろ舟,私のプリニウス,フローラ逍遥,補遺1985年
著者:澁澤 龍彦
販売元:河出書房新社
発売日:1995-02
クチコミを見る

アーティスト:Manic Street Preachers
販売元:Sony
発売日:2002-10-29
おすすめ度:

クチコミを見る

アーティスト:Manic Street Preachers
販売元:Archive Interview
発売日:2009-03-30
クチコミを見る

アーティスト:Manic Street Preachers
販売元:Epic
発売日:2000-01-10
クチコミを見る
A Design for Life
アーティスト:Manic Street Preachers
販売元:Epic
発売日:1996-04-01
クチコミを見る
コメント