ブログネタ
アウトドア派?インドア派? に参加中!
ブログのテーマとしてインドア派?アウトドア派?かというテーマでしたが、こういうお題って消費者心理やマーケティングの資料データにされるのでしょうか。
モノが売れない、消費者が何を求めているのかわからない、というのが常に話題になるご時勢ですから(特に97年以降そうなったといわれていますけれど)

ピックアップテーマの答えとしてはどちらも。
良さそうな企画があれば展示会や舞台芸術(バレエ)やクラシックコンサートなども行きますが、自然散策は好きです。自然と人間がいうときに、「人間がここちよい自然」をさしているのであって、それは”自然”とは呼べないとはいいますが、人工音が聞こえない場所にいくのは心地がよいです。
あまりにも人工音があふれていますから。


同じように日常と旅は、日常を知らなくても旅することはできないし、旅をしらなくても日常を理解できないといいますが、そういうもので、インドア(文化)を愛好することはアウトドア(自然)を理解するということなのでは?

人の開発が及ばない聖域(動植物だけの領域)が産業や技術の進展以上に必要なのでは、と感じる。人が動植物に優越する存在なのだから自然を技術でコントロールしなければならないと考えるのは、一神教の考えの基本が”神”(創造主)が人間のために「自然」を作り出したと考えたためなのだが、一方で”宗教(支配の原理として)”を否定しつつ、もう片方ではその根本的なよりどころがやはり人はすべてをコントロールしなければならないと考えるのは、どこか諸刃のように感じる。
科学を現在の形で進歩させたのはやはりキリスト教の影響下だが、科学の始まりは少なくとも一神教の考え方から生まれたものではなく、自然観察と法則を発見した多神教時代(アミニズム)の人たちから始まったのだと思うことがある。

先週は仕事や試験などもあり忙しかったのですが、アーツ&クラフツ展に行ってきました。改めて記事にしたいとは思っていますが、個人的に興味深かったのは、バーン=ジョーンズの生命の木とキリストのモザイク画(ローマ)のための下絵。あまり観ている人もいなかったので、じっくり観られました。
あれこれ解読したくなるような要素を持った絵だった。
キリストも洗礼者ヨハネもマリアもバーン=ジョーンズ、ラファエル前派的な要素と南のキリスト教ではない要素(もちろん彼らしい独自の描き方がされている)が強い。伝統的な主題のようで新しい手法(というか構成)がされている。それについては長くなりそうなのでまた後日に...新聞号外にもモリスとラファエル前派の反産業化・大量生産の流れとは別のテーマにはあまり触れていなかったように思うので....
今回は過剰なほどに「いちご泥棒」が取り上げられていましたね..気のせいでしょうか。タピストリーやモリスについてなど長くなりそうなので後日記事にかくつもりでいます。チラシはやはりもっとも初期に作られた変形版の三つ折のチラシが一番デザインとしても内容としてもわかりやすく良かったです。今の駅にあるポスターだと(私は都営線で観ましたが)モリス紹介、ドイツのデザインの特色も伝わらないのではと心配に。日常こそ美しいというよりも「日常を”美しく”」ということではないでしょうか。そしてその”美”とはモリスによれば「美しくないもの、役に立たないものを家においてはいけない」というなのですし、美とは本来的にとてもストイックなものなのです。感性よりも理性が必要なもの。
機能主義的なCG造形に対する、手仕事による機能主義を超えた、機能に従属しない美術・アートという意味でもモリスやアーツ&クラフツ運動は見直されるとよいと思う。

年末にイヴリン・ド・モーガンについて記事を書きましたが、今年は夫ウィリアム・ド・モーガンの作品が汐留ミュージアムで10月から展示があるようです。イヴリンの絵画も展示されるようなので(すごく小さく表記してあるので最初気がつきませんでしたが)展示副タイトルにラファエル前派と入れたらよいのでは...



▼写真は三分一湧水。以前リゾナーレに行った時に帰りによりました。
古代史からの世界史を眺めていると思いますが、水が豊かで緑が多いのは日本の特性なのだからもっと重視したほうがよいのではないでしょうか。

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インドアとアウトドアが混在しているためか、ブログのカテゴリーなども非常に迷うところだったりします。美術、建築、住宅とインテリア、園芸(クラシックローズ)、歴史文化、舞台芸術(バレエ)、時事など5つくらいカテゴリーがないと...
結構そう思っている方は多いのではないでしょうか。