アンカー展へ。内覧会へ行かれた方にお話を伺ったときから早く行きたいと思っていた展示です。ラ・トゥール以来?大規模な回顧展+初めて紹介されるという展示も増えたように思えます。とても良い傾向だと思うのですけれども。
写実主義(北方)+フランス絵画、プッサン(素描派)とベネチア派(色彩のやわらかさ)両方持ち合わせている絵だな、と思って見ていたのですが、年譜をみると、やはりプッサンに傾倒して、4回ほどイタリアに行き、フィレンツェでは模写をしていたらしいのでおそらく17世紀絵画の流れのよい部分+作風が確立した最後の画家なのではないでしょうか。古典主義的な絵画も良かったですし、静物画としても興味深く、「子供の発見」(アリエス派的に言うところの)的な子供時代の特質と眼差しの美術史上の集大成といえる絵画だったようにも思えます。
フィニ(筆跡を残さない仕上げ)がされている絵画ですし。
なおかつ描かれた人物がすべて視線をこちら(観る側)に向けていないから無意識+静的で。写実的かつ絵画的理想化も入っているから観る者に本当みたいだけど夢のようと思わせるのでしょう。
割と絵画好きいうよりも絵を描くのが好き、という感じの人が多く観に来ていたような気がします。
bunkamuraのドゥ・マゴでは毎回企画展にあわせた料理が提案されていますが、ポレンタが添えられておいしかった。しかし、ドゥ・マゴのピッチャーでサーブされるカフェ・オレは美味しいですね。
一時期日記を分散させていて、いくつかこちらにインポートさせていこうと思います。奈良日記やコーネリアスライブなどについても。
写実主義(北方)+フランス絵画、プッサン(素描派)とベネチア派(色彩のやわらかさ)両方持ち合わせている絵だな、と思って見ていたのですが、年譜をみると、やはりプッサンに傾倒して、4回ほどイタリアに行き、フィレンツェでは模写をしていたらしいのでおそらく17世紀絵画の流れのよい部分+作風が確立した最後の画家なのではないでしょうか。古典主義的な絵画も良かったですし、静物画としても興味深く、「子供の発見」(アリエス派的に言うところの)的な子供時代の特質と眼差しの美術史上の集大成といえる絵画だったようにも思えます。
フィニ(筆跡を残さない仕上げ)がされている絵画ですし。
なおかつ描かれた人物がすべて視線をこちら(観る側)に向けていないから無意識+静的で。写実的かつ絵画的理想化も入っているから観る者に本当みたいだけど夢のようと思わせるのでしょう。
割と絵画好きいうよりも絵を描くのが好き、という感じの人が多く観に来ていたような気がします。
bunkamuraのドゥ・マゴでは毎回企画展にあわせた料理が提案されていますが、ポレンタが添えられておいしかった。しかし、ドゥ・マゴのピッチャーでサーブされるカフェ・オレは美味しいですね。
一時期日記を分散させていて、いくつかこちらにインポートさせていこうと思います。奈良日記やコーネリアスライブなどについても。
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