
堺の商人、宋呂助左衛門を中心に信長ー秀吉の時代を描いた大河。信長、秀吉サイドから描いたドラマより面白い。
配役が見事。高橋こうじの信長よし、秀吉が羽柴から正気じゃなくなっていく晩年の不気味さも上手い。
三吉(みつなり)の苦悩も...最初はマチャ彦みたいなんだけど。モニカが夏目雅子。役も早死にするので驚く...。
御領さまもいい。
今井宗休が丹波哲郎。
石川五右衛門(ねずじんぱち/若)が狂言回しみたいになって活躍。
助左は市川染五郎(現・幸四郎)ですごく面白いのです。
利休が堺から僧になって大阪へ赴く、秀吉に仕えるために堺を出るときは商人の己を捨てる時--その気概が凄かった。
安土城って4層の吹き抜けで、キリスト教はじめいろんな宗教文化を各階に住まわせて天守閣から信長が見下ろしていたんだそうな。凄いな。焼かれたのが本当に残念な建物ですね...
しかし観ていて思うけど、秀吉が晩年に行った無謀で被害が大きかった海を越えての遠征・出兵のことは教科書レベルでもっと具体的に取り上げたほうがいいんじゃないかと思った。
スペインに対する高圧的な親書がいまもベネチアに展示してあるんだそうな、、、知らないと恥。
権力側から描いたドラマからは解らない部分が描かれてて面白いです。原作か関連図書読みたいと思ったんですが、現在絶版らしい。残念。
イメージ検索してもあまり画像でてきません。
秀吉がどんどん老けていくのですが、じぶさま(三成)、御領様(栗原小巻)、すけざ(幸四郎)はぜんぜん変わりません。
最終回付近で一気に老けるのだろうか...。
私が見てない回でまるで歌舞伎「息子」の回のような白鴎?松録?とのやりとりがあったらしいですね!見逃したー
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