
底抜けに楽しいです、そしてガニオのヨハンは本当に凄い!
洗練されていてエスプリに満ちていて・・滑らかなのに小気味よい、なんとも言葉では表現できない。>凄いと思う「踊り」はいつもそうですが。それは天性のものなのでしょうが、観る側が引き込まれてしまいます。
主役二人はもちろん、ギャルソンの踊りも見事!
シュトラウスの音楽と踊りがこれほどまでに合うなんて。
スカラ座版を買わずにこの初演版を買ったのは舞台の濃密さに惹かれたからです。過剰なエスプリ。衣装や舞台美術も古典的で夜会の雰囲気が抜群なのです。
そして夫が1990年、英国コヴェントガーデンの喜歌劇「こうもり」の録画テープをどこからか持ってきまして。
踊り子役にヴィヴィアナ・デュランテが出ていました!
この挿入されるバレエも見事。
そしてやっぱりカウンターテナーのヨッヘン・コヴァルスキーはひときわ異彩を放っています。声は言わずもがな、喜劇の舞台上の危うげな非日常的存在感が---惹かれます(笑
●アマゾンで輸入版dvdがないか調べましたが、「こうもり」デニスガニオ/ジジジャンメールの初演版はフェアリーの取り扱いだけのようです。
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