ミハイル・バリシニコフの「ドンキホーテ」を観ています。
一幕の多彩さが面白い。音楽がまたスペイン情緒いっぱいで両方好きな者にはたまりません。音楽も魅力。飽きない!古典のいいところはこの人の踊りを見てみたい、と思えるところです。伝統があるものは受け継ぐ緊張感が満ちています。それを乗り越える、それが新しい創造性。新しいものは伝統をずらしながら生まれてくるもの。それがよく解ります。

そしてホセ・カレーニョとアンヘル・コレーラのドンキホーテがまた観たくなるのでした。それにしてもDVD化してあるバレエ作品、少なすぎやしませんか・・・。輸入物は結構ありますが、うちはまだ見られませんのでやきもきします。何とかみたいものです。

空前のバレエ・ブームなのですが、夫はオペラ派でどちらかといえばバレエはあまり好きではないような雰囲気・・遠慮なくDVDみてますけど、ダンサーのコメントですら隙があらば口撃してきそうな雰囲気はまだあります・・・。(疲)

WEBログというよりまだまだタダの日記ですね。
日記との区別を模索中です。

ミハイル・バリシニコフの「ドン・キホーテ」 [DVD]
アメリカン・バレエ・シアター
ワーナーミュージック・ジャパン
2012-03-07



クピドのヴァリエーションが素敵です、映像化している中では一番かもしれません。



ドン=キホーテ [DVD]
ルグリ(マニュエル)
TDKコア
2003-02-26




マニュエル・ルグリ、オーレリーのパリ・オペラ座のヌレエフ版。
男性群舞が充実しており、若かりしときのマチュー・ガニオが群舞にいます。
クピドがクレール・マリ・オスタ。ヌレエフの美学でか、クラシックチュチュに羽がある衣装で、よくあるクピドの衣装ではありません。街の踊り子がマリ・アニエス。豪華ですね。
もちろん所持してます、ABT版は多少抜粋されているので、どちらもあるといいかと思います。
ボリショイのドン・キが古典中の古典ですが衣装、キトリのヴァリエーションなど考えるとABT版はやはりDVDとしていいと思います。




キトリといえば、ニーナですが全幕は私はもってません。
赤の広場でのガラで、ベラルビとニーナが躍ったGPDDは素晴らしいのひとこと。