1DAY-25HOURS デザイン・フォー・ライフ

from ousia@web 高嶺(Takane)によるデザイン・フォー・ライフ. テキストと写真で綴ります.

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写真はウブドの王宮。(実際にまだプライベートの邸宅もある。一部を公開している)

今回はウブドでバロンダンスを、ウルワツでケチャック&ファイヤーダンスを、インターコンチネンタルの土曜日のショーつきのディナー(ビュッフェ)をTaman Gita Terace で、バリダンス、レゴンダンスとバロンダンスを観ました。



結論から言えば一番良かったのは、インターコンチネンタルでの3種のダンスなのですが、バリ舞踊について少し比較や考察をしてみたいと思います。




Legon and Balis 


Bali dance "Tari Baris Tunggal


バリと言えば、ケチャ(ケチャック)を連想する人も多いのでは。AKIRAの音響音楽が山城組なので比較的耳なじみもあるかと思います。(このミクスチャーは素晴らしいよね)
ケチャックを観るのは二回目でして、一度ウルワツの地で観たいと思ったのでした。


当日貰った資料から引用。
(SANGGAR TARI DAN TABUH KARANG BOMA DESA TECATU)

"数あるバリ舞踊の中で、もっともダイナミックでユニークなパフォーマンスがケチャ。一切楽器を使わず、数十人の男声だけで独特のリズムを刻み、ヒンズー教の創世神話の一部が踊り手たちによって演じられます。(中略)声だけではなく、身振り手振りにも注目。また基本のリズムを刻む声に、合図を与えるリーダーの声等あなたは何種類の音を聞き分けることができるでしょうか。・・・男声たちのかけ声が何をイメージしたのかは諸説あります
もともとは悪霊を祓うための儀式舞踊の伴奏だったのですが、1930年代にドイツ人画家のウォルター・シュヒーズによりヒンズー神話が組み合わされ現在の舞踊劇として創作されたと言われています。それゆえに、各舞踊団、構成人数によって若干演出の違いがあり、バリの各地で見比べるのも一考です。
また、ケチャの後に演じられるファイヤーダンスは、ヒンズー神事を司ることができる特別の人でああるマンクー(僧侶)によって不思議な能力を与えられた男たちが次第にトランス状態に陥り、真っ赤に燃える火の上を歩くという、パフォーマンス。"


"ストーリー:森も迷い込んだラマ王子とシータ妃に忍び寄る邪悪な影"



観ていて思ったのは、このストーリーほぼ魔笛じゃないかな、という点でした。1930年代という比較的最近にドイツ人アーティストが組み合わせたならそうなるか、というくらいの。

ラマ王子 タミーノ
シータ妃 パミーナ 
サル パパゲーノ
(ガルーダ 天使たち)
(指輪 銀の鈴)
魔王ラワナ 夜の女王

というような....以前見たときはもっとツアーの一環で広いところで細部まで観なかったのですが今回ははっきりそれが解りました。
とはいえ、前列座っている日本からのお客さんも、ストーリーを追っているようだったのですが・・・重要なのは、音声のほうなんですよね。
でもそれだと意味づけしないと価値づけできない人たちのために、おそらくストーリーもくわわったのでしょう。
重要なのはケチャそのものです。


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この舞踊団のサルがもうすごくて...(笑)いやよくある、国外観光ショーにある、無茶ぶりかつ客席いじりはありますが、本当に凄い;もの凄い破壊力でした。(これに似たのはローマのカンツォーネ・ディナー)
お客さんもよく対応するなあと思うのですが、おそらくショーの序盤から客が見定められているのだと思う!いやはや、客も試されますな。

ケチャックの構成がほんとうに老若で一番若い人は14歳くらいなのではないでしょうか、村単位で受け継がれているのでしょう。あたりまえのように構成されているのだと思う。だからこその音声の豊かさといいますか。

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ファイヤーダンスはあまり気にしてなかったのですが、ガイドさんが「最後のファイヤーダンスは火の粉が舞い散るから最前列にはすわらないように」だそうで・・・夕陽と日没がみえて中段くらいの席にすわりました。
がこのファイヤーダンスの炎とそれの蹴散らし方が凄い。炎上どころじゃありません。トランス状態風の人たちが燃えているところを歩くというかもう炎のサッカー状態...!!! しかもそれも、客が中央に引き出されてまして、北方系の20代くらいの男の人がサルに向けて炎をけりまくっていました(驚愕)
正直なところ、一番拍手がとんでいたのはこの客の対応力でした、これほんとうにランダムなの?と思うほど。

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ウルワツからの眺め。
サルを祭った寺院ですから、野生の猿もいますが、サルとて実存的なわけであり。

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寺院ではサルが水浴びするための施設がつくられていました、すごくきれい。

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セットディナーはあまり美味しくないので、ウルワツ寺院とケチャック・ファイヤーダンスだけのほうがいいかもしれません。他の場所でも観てみたい、ロケーションも含めて選ぶといいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=t0HY0oD84OM
(ノーカットの動画がありました、私の時は王子がもっと若くて綺麗だった、それからこれはまだおとなしいですね、サルのアグレッシブ加減も会場のノリも、最後のファイヤー部分ももっと荒ぶってました。やっぱり1回1回違うのが醍醐味ですね!)



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バロンダンス。
神獣バロンは某女神転生プレイヤーならばよく知ってますが聖のほうがバロン、悪のほうがランダ(これも魔女ランダである)です。それにしても、・・・ランダのビニュアルが本当にホラーなので、よくここまで悪というものを創造できたなあという感じです。死神も凄いビジュアルです。歯がむき出しかつ爪が伸びた老女。
古今東西の魔女への恐れというのは、女神崇拝と同じくらい共通点があるのかもしれませんが、ヒンズーの場合は二元論ではないところで、聖悪がかかわっているという根本思想なのではないかと感じました。
バロンは今までみたことがなかったので今回2パターンみることができました。
たしかに劇団によってかなりの自由度がありそうです。
インターコンチネンタルはアクションが豊富で演出も品が良かった。
他方、ウブドのほうはかなりの新喜劇的な要素と演出で...アメリカやオージー、日本の団体向けなのかなという感じでした。面白いですけどね。でもこのみではインターコンチネンタルのほうが良かったです。
最後、やはりトランス状態になり、戦士たちは自分たちの武器で自害しますが、そのいためつけかたが半端ない。ウブドの劇団のほうは、あまり戦わずにさっさと自害します。フォーカスや演出でずいぶん変わりますし、これはまた比較してみたくなります。
ぜひ一つみて、いまいちと思ってもいろんなバージョンを観てもらいたいと思いました。

livedoor


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私が観たものはまた別の舞踊団による、アクションがなかなか激しい!
レゴンダンス部分も美しい、屋外なのがいいですね。
7分くらいからランダが登場しますが、このランダもなかなかインパクトありますね!!
文中で言っていたニュアンスが伝わるでしょうか。
二度ころすどころじゃなく、3回くらいは..このバージョンもなかなか濃ゆいですね、アクションが多いほうです。
13分くらいからトランス自害が始まりますが、激しいですね。

観ていて重要なのは、戦って戦士が死に、とどめを刺されるごとに悪(死)のほうの穢れのようなものがなくなって清くなっていくという同一存在を描いていること。悪と神が対立するようで両極なだけであり、関連がある。
そして死者は聖性で蘇るという点です。
ヒンズー神話を調べたくなります。

純粋に観ていておちつくのは、音楽と舞踊だけの舞踊なのですけれども。

バリ舞踊は足先、足の指先まで神経をいきわたらせ、手の指先をそらし、目の動きで語る。
目の動きはほんとうに凄い。
ぜひ生で観たらよくご覧ください。小さいときから学ぶからこそ可能なのでしょう。



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Tamangita Terace



このバージョンはレゴンが美しいですね、アクションと脚色は少な目。インターコンチネンタルのタイプはこれに近いかもしれません。もうすこしアグレッシブです。やっぱり二度と同じものはないのですね。


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Ulwatu

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これだけ書いておきながら、私が今回の滞在で好きだと思ったのはバリ・ダンス(男性舞踊)とレゴンダンス(音楽も踊も美しい。もともとウブドへは夕食+レゴンのつもりでいたくらいなので)です。



ウブド王宮でのレゴンダンス。
やっぱりレゴンをウブドで観て夕食をアット・サヤンが良かったかなあと思いますし、観てみたい。

バリ舞踊は音楽・ガムラン演奏も素晴らしいのでぜひその音とバリ島の空気の中で経験してもらいたいです。


https://www.youtube.com/watch?v=gpubz19WRng&list=PL457BDDFB9685596B

小さい頃からバリでは音楽、舞踊を村単位で行っています。プロのダンサーではなく。
生きた伝統なのです。そこがいいと思っています。この動画でも目の表情など本当に上手い。





サーバーがあまり調子よくないようなので、ファイヤーダンスの写真とものすごい客席いじりをする白いサルは後ほど。


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3日目、朝はなるべく早く起きて庭園を観ながら、朝食。

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ウブドのフォーシーズン以外に行ったところ、および伝統的なファブリックであるバリの更紗(バティック)の工房直売店(サヌール)へ行きました。

P1240725アグン山が見える?とても綺麗な車窓です。

バリは高速道路ができまして(通行料10000Rp=約100円)中心地の道はどこも整備されてます。
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マングローブの林が見える。


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朝8:20分ごろホテルを出発し(同じガイドのManuatuさんが来てくれます)、バロンダンスを観るために10分早く出発。バロンダンスは10000Rpです(ゼロを二つとればだいたいよろしい)
バロンダンスをやる会場に隣接する寺院。

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ubudo Balon Dance (撮影:高嶺) 


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バロンダンスはたいだいのプロットは決まっていて、演出やどこを膨らますかは自由!なのだそうです。
たしかに、同じバロンダンスでも前日にインターコンチネンタルの中庭で観た(土曜日に開催するビュッフェディナー)ほうが品がいい(笑・・・)HISの団体の人なんかもいたので、・・・演奏は素晴らしいしレゴンとバロン自体はよかったのですが、演出は俄然、昨夜のほうが好みでした。
何度かいろんな劇団をみるといいかも。

どうも要領がわるいですが、こののちにフォーシーズン・アット・サヤンでランチ(別記事を参照 

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車窓。ウブドは門構えが大きい家が多いです。


バロンやケチャックについてはちょっと演劇舞踏で書きたいこともあるので今回は11世紀ごろのできたプラ・ゴアガジャというガネーシャをまつった寺院へ。
ウブドの森の中という感じ、ミスティックな寺院です。
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聖水とされている。
鯉がたくさん泳いでいました。

ためしに触ってみました。(家人は大丈夫?と心配してましたが・・・飲むわけではなし。)



ところでインドネシア語では、タリマカシー (ありがとう) どういたしまして(タリマカシー、サマサマ)ですが
バリ語はこうなのだそうです。

どうもありがとう Matur Sukusama (マテュル・スクサマ)

どういたしまして Sukesema Mewali (スクサマ マワリ)

インドネシア・バリはアルファベット表記だから助かる。本当に助かる、発音もしやすい。

Lovina Beachもいいよと教えてもらいました(Manuatu Abaさんから)



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娘用に買ったバリレースのワンピースとサヌールの直売店で買った自分用のバティックのワンピース.
娘は試着してでてきたら、アメリカ(カルフォルニア)から来た女性二人の旅行者のかたにめちゃくちゃ似合う!と言われていました。

バティック直売店では、家人もシャツを試着して購入、以前もバリで買ったのですが品質がいい。
母も実家の父への土産をこの直売店で買ってました。(会計時に一律5%引き。ただしカードだと手数料3%がかかる。こういうショップは多いです。でもチップやカード使えない場面でルピアは使いたいのでべつにかまいませんが。直売店だからいい品がおおく、接客も悪くなかった。みな仕事のために日本語が多少できます、若者たち。喋らないと仕事にならないから。はやく日本もいいかげんにリスニングと会話を充実させたらいいのに・・・


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製作過程を写真にとっていいですよということで撮影。

参考のためにイカットやバティックのメンズシャツもそのうち写真あげてみましょう...


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Ubudoのウルワツでもう一つ買ったノースリーブのTOPS
ハンドメイドのレースです。素材もいいし長くきられる。スカートにあわせても、国内・都内だったら夏にデニムにあわせてもいいんです。今回はインテリアのほうはみてませんが、ヌサドゥア等はクッションカバーなども売っているのでは。でも、ロングスカートやこういうブラウス(白か黒)が使いやすくておすすめ。
実際もう何度も、南国旅行には持って行ってます。夏の高原ホテルなどの夕食時なども◎
買いすぎか...と思ったものの、国内にはこういうクオリティと値段の服はないし、長く使っているのに悪くもならない品質なので、納得して購入。

http://uluwatu.co.id/ ウルワツ・バリレース 私はあまり日傘を使わないけど、日傘もきれいですね。

https://www.facebook.com/pages/Uluwatu-Handmade-Balinese-Lace/262832975215 
ウルワツのフェイスブックページ

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ハイビスカスが綺麗に咲いています。


アロマオイル・バリニーズオイルや花やフルーツの石鹸、香辛料などのショップに立ち寄り、ホテルへ.

王宮などの写真が載ってないですね;あとで追加します。
バリは現在8県. Ubudoの王宮が一番大きいのだとか、そしてほとんどのバリの高級ホテルの地主でもありオーナーなんだとか!

もちろん王族は廃止になってますが、どこの国・政体も解体してそうで地主層や支配階層はそのままなんだなあとも思ったり。(言いたいことはお察しください)



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お昼をたくさん頂いたので、この日の夜は軽めにレストランにはいかず。

ホテルに帰ってきて、シンガラジャのラウンジでお茶でひといき。
この日のフルーツはスネークフルーツがおいてあったみたいですね。
トワイニングのハーブティやダージリンが美味しい。
朝食時はインドネシアンティーだけなので。ここのエスプレッソやココアも美味しいですよ。










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