1DAY-25HOURS デザイン・フォー・ライフ

from ousia@web 高嶺(Takane)によるデザイン・フォー・ライフ. テキストと写真で綴ります.

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5月5日深夜25:27から劇場版「我が征くは星の大海」が放送されました(プラス1期の「さらば遠き日」26話)
アニメーションとしては第2期以降が良くなっていくので、バーミリオン会戦後あたりの回を放送して貰いたいです。26話「なぜ民衆はトリューニヒトのような権力を私物化する権力者に権力を与えようとするのだろう」これが英雄譚と神話・戦記もののサイドストーリーになるのですがやはり政治経済、法学基礎に触れる高校生までにざっと読んでおくのがよかと。メディアの接し方としても、「情報は常にベクトルがかかっている」という台詞もまた。こういう内容も製作者と視聴者が直接かかわった(一部地上波放送、あとはメディアのレンタル)製作方式だからできたのでしょうね。



我が征くは〜と1期―26話が入っているのはBlu-rayだとこの気任后


2巻以降、あるいは82話以降が見られないという声もだいぶ聞こえました。
しかしながら、死んだら出てこない商業漫画とは違って、肉体の死以降に人々の生き方や思いに存在として残っていくのがいわゆるこの作品でいうところの「英雄」なのです。ですからキルヒアイスの死は110話、10巻まで基底となっていますし、ヤンやシェーンコップ、ロイエンタールもラインハルト、アンネローゼ、ミッターマイヤー、ユリアン、カリンなどを通してずっと存在しつづけます。生き残った人間にとってただの死にならないのが視聴者としてもなかなか厳しいところですが、それはやはり見届けなくては。

もう一つ。いないことによって死の不在によって存在が浮き彫りになるという側面があります。
キルヒアイスも死ぬまではそれほど重視されていないのです。(ラインハルトはもちろんそうなのだが)
ヤンもだれも死の可能性を想ってはいなかった。
(ヤンの場合はむしろキャゼルヌは同盟で要職にあったときはかろうじて必要とされているために殺されないだけであって、立場上様々な意味で危ういとユリアンに警告していますが...そしてそれは実際その通りになってしまい、更には予測外から手が伸びた。シェーンコップはクーデターあたりから、暗殺や謀殺される可能性を考えて先回りして守りますね...。バーミリオンの後もユリアンと話しているのは、もし戦争終結してもおそらく公権力側に利用されるために謀殺される可能性をかなり危惧しています。それには譲れないと...この頃からかなり追い詰められているんですよねえ...そもそも過剰労働ですから、この艦隊...)
おそらく死の後にはオーベルシュタインもそんな風に回顧されるでしょう。

さらに言うと、この作品は生き様=死に様でもあるので(死に何かその人の生き方が象徴される)、その回はとても丁寧に描写されるという点があるために、何度も観返してしまうことになるのです!
(以下に例...)



 


   2017年に
 BSNHKプレミアムで
 銀河英雄伝説の劇場版を
 放送視聴+実況するとは思っていなかった

10年前はこんなことがおきるとは思わなかったという、ポプランの心境です。
(フェザーンで / カイザーを守るために /地球教徒と/戦う)
単語を偶然組み合わせて文章をつくるあそびにならって...






 劇場版は星や計器類の光、音響演出がすばらしいです。


 

    未だにぱえった擁護派がいるのがよくわかりませんが、だってビュコックさんは退役してからも旧同盟のためにマルアデッタで戦死しているのですよ...たたき上げで司令官になったのに余生も生きられなかった。
https://www.youtube.com/watch?v=d-9Ptmh7Cdg
未来を託そうとしたヤンも亡くなるのですからこれはフレデリカの言う通り。

レグニッツァの時にニールセンの「不滅」がかかるのがいいですね(本編でヤンによる「いつかのお返し」の時もニールセン。この曲をホールでフルオケで聞きたいです。)
https://www.youtube.com/watch?v=L-O0g59kPi8
   
   
 オリベイラ教授と同じ意味で同盟の駄目なところだと思うのですが!この煮え切らない時代があるから、イゼルローン攻略とヤン艦隊ができるあたりが待ってました、となるんですよね。
でもクーデター派と戦うことになるのですが...。そういう意味ではやはり3期がいいのですが、2期はいい回がたくさんあります。カイザーが即位してからがなぜか異常に進みが早いので、110話でも長いとは感じません。
もっとも見直すときには、ある程度端折ったり、観返したいポイントで見るのでその繰り返しなのですが。


 


    それで止せばいいのに82話を観返してしまいました...何気このスコア表がいい;
  娘いわく、この名前のところは自分で書いてるね、だそうです。ヤンはいつもこういう字体で文字を書いている。(たしかにな)ブルームハルトはBLUですか。P〇って!性格出てるのかも。 





 ス―ン・スールズのお人形が出たら、ただちに某トイストーリーに出ると思うのですが、私だけでしょうか。アメリカン顔。スール好きですね!



    


 こんな感じで睫毛が増えます...Mr.レンネンを人質にしたときは顔にクマができていたのに... ちなみにヤンの下睫毛も増えます。https://www.youtube.com/watch?v=J-BtB9hRLVM
奇跡的に作画が良かった査問会以来かも..
例2:ファーレンハイト

なぜか大抵、ファーレンハイトが死ぬ回を繰り返し見てしまう習性があります。
それもだいたいが2月頃。銀英は寒い季節に観返し始めることが多いです、年末にむけてストレスがたまっていくので(・・・)つい...音楽もいいし台詞もいいですし、ストレスがないのです。




ファーレンハイトもけっこう作画が酷いときがあるのですが(・・・)この回と「行かせるか!」の時がいいのでリピート対象です。もう、「本懐である」「俺はカイザーにも劣らぬ貧乏貴族の家に生まれて..」のあたりはぜひDVDかBlu-rayかCSかDストアで観て下さいとしか。

さすが初期オーダー デビッド ボウイ。

銀河英雄伝説 Blu-ray Vol.15
ポニーキャニオン
2014-12-26


79話(回廊の戦い 全編)から84話までがBlu-rayの15です(買ってますとも)

薄幸さが滲み出ますが熱いというギャップが良い。


ザンデルスがアースグリムの広報ではないかと。
(このファーレンハイトの写真はザンデルズが撮ってるの?(カメラ担当)と思われるほどの時があります。ザンデルスとファーレンが写っているのは参謀長が撮っている...)




https://www.cinematoday.jp/news/N0091464


http://news.livedoor.com/article/detail/13043392/

1980年代のアニメベスト20が発表 1位は「銀河英雄伝説

livedoor-2017/05/03


  • アニメ「銀河英雄伝説」の新プロジェクトが本格始動すると10日、分かった
  • 新たなオープニングビジュアルが解禁され、9月のイベントの開催も発表
  • キャストや制作スタッフの発表、初のPVもお披露目予定となっている


    ...9月20日に新旧キャスト登壇ということは、その方々計6名のスケジュールを合わせると思うのでもう、ラインハルト、キルヒアイス、ヤンの3名は決まっているということですよね...これは新しいキャストのファンは立ち会えない可能性が高くなりますがいいのかな...





    比較的作画が安定しているのはキャゼルヌではないかと思います。
    リンツはきれいに描かれすぎて死んでないのに死んだ誤解が出たりするほど。原作にはちゃんと記述がありますよ!
  • ポプランの髪型はヘルメットをかぶって空戦隊の恰好になったときにかっこいいバランスになるように撃墜王エースコンビは前髪が短いんです。たぶん....最近コーネフや郷田ヤンのテンションの低さがわりと好きです。低い低い...

    それでも「我が征くは星の大海」をそれほど見直す機会がないのはなぜかというと、帝国側にミュラーが出てこなくて、同盟側に薔薇の騎士、キャゼルヌが出てこないからかもしれません。 そういう意味では、千億も早いうちに作ったら良さそうです。

  • そうなると、リピート必須なのが私にとっては33話要塞対要塞になります。
    それから3期4期はだんだん帝国ギャグ回が増えていくので、普通に楽しい。ヤンは亡くなりますが、常にヤンとキルヒアイスは人々の話題と思惑と未来に居続けているからやはり最終話まで観たいところです。見ないで止まっている方はもったいない!
    ようするにこれです。見ないで止まっているのはもったいない+死ぬ回は丁寧に描かれるので観ないわけにはいかない、という。

  •        
           
    英雄とは何か。
    これは、古典的に考えると、人間と神々の間の存在です。だから途中で彼らは死ぬ。
    神(有)-神々―英雄-人間(死すべき人間)−非人間的-
    となっている。
    但し、銀英伝はどちらかというとグノーシス的かつヘーゲル的なので、知ることによて良くなる、無知、無思慮が悪になります。
    人間世界に関係する神は神というよりは神々なので、原作で言っているのは神々のレベルです。
    同盟と帝国の死生観は結構違うのではないかと....
    メルカッツはよく亡命後の生き方を受け止められたなと思います。

    何も英雄的に生きなければならないということではありません。この作用がマイナスに働くと、キュンメル事件、ルビンスキーの策略後半、フォークあたりがマイナスの死ぬなら何かしてやろうという非生産的な思考と選択と実行に傾くという。
    むしろヤンがバランスをとっていることが奇跡だという記述があったように思いますが。
    寧ろ英雄的生死のようなロマン主義とどう対峙するかという観点から見ると良いかと思います。
    歴史も道具なのです。現在と未来のための指標や判断の手助けをし、推論や仮説のための道具。もしそう用いないならば、現在にも未来にも過去と経験、言葉の有益さを使わず何度も似たような失敗をするという...

    もう少し掘り下げていいエピソードは、レオポルド・シューマッハのような人物のように思います。        
            
           

    タイトルがミュラーの台詞ですが、ミュラー語りはヤンを語るはずの「ブランデー入り紅茶」の記事で書いてしまった。ミュラーの旗艦がパーツィバルなのがとても象徴的です。ランスロットではだめだから!(トリスタンも...)

    要塞対要塞の後ですね... https://www.youtube.com/watch?v=w4pw_y_7b4Q




    そういえば、小杉さんがデボネア様もやっていたということにも気が付いた連休でした。
    オウガバトルが好きでした。今みても素晴らしいものはある。http://www.nicovideo.jp/watch/sm1446772
    直接関係ないけど多分ユーザー半分くらい被るのではないかしらと...   http://www.nicovideo.jp/watch/sm2056604
    これもアニメ化してみたらどうでしょうか。銀英のキャストが出ているゲームを99年くらいまではやっていたような気がします...。VPとかね...。VPも若本さん、佐々木さんが出てます。(あと池田氏もか...何気に川村さん、冬馬さんこないかな...。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm335707


    http://mainichi.jp/articles/20170510/dyo/00m/200/003000c

    毎日新聞にも...。
    たしかにメディアは良質コンテンツを持ちたいでしょう。当たれば10年は続くコンテンツになりますからね...
    しかも海外認知度も高いという。






          image

    写真は東宝劇場(日比谷)のポスター・パネル。

    BSプレミアムで1月3日に放送された元旦初日の月組観ました。録画だと多少画質や音質が下がると思い、珍しくその時間に自宅にて視聴。もちろん録画もしました。

    レビュー90周年ということで録画放送されました。映像と実際の劇場で聴く音声や群舞、ソロのダンスなどは印章は異なるとおもうので実際に観るまではわかりませんが、東京は2月末からの公演になるのでその前に予習できたのは良かったかなと思います。美弥さん2番手の公演ということもあり、またレビューの前のお芝居「グランドホテル」が涼風さんのオットーを美弥さんが演じるので注目している公演でもあります。それから華形ひかるさん(みつるさん)が大劇場に久々に出演するのも期待している公演です。
    カメラワークが独特でちょっと全体を把握しきれていないところもあるのですが、二回観た印章などを少し。

    レビュー90周年(昭和2年とか?)ということが紹介されていましたが、もし劇場で観たことがない方に説明するならば、このレビューの前に、お芝居があるということが紹介されてもいいと思いました。
    私は星組オーシャンズ11が始めての宝塚観劇だったので、まったく知らなったので、そこからかいておくと、
    1. 1本物とされる演目は、ミュージカル+フィナーレ+パレードの構成
    2. 2本物とされる演目は、座付きの脚本演出家によるお芝居(ミュージカル)+レビューかショー(+パレード)
    3. まれに3本立てと言われる、日本ものショー+お芝居+ショー(またはレビュー)+パレード 

    などがあることです。帝劇や他のミュージカルと違うことは、一本ものでもフィナーレからパレードまでショー部分が付くのでやはりそこが作品のコーダのような充足感を生むのかなと思います。
    それから、この劇団の大きなことはやはり男役ダンサーだと思いますね。なぜかといえば、日本の男性文化の中に舞踊が取り入れられていないため、こうしたダンスを観るのがほぼ他では難しいからです。もちろん日舞、バレエに素晴らしいダンサー、舞踊手はたくさんいます。ただ日本のミュージカルもほぼ歌中心なのでダンスが出来てもその場がない構成のほうが多かったり...舞踊は音楽と詩の中間表現なので、実のところきわめて音楽と言語表現が求められるのですが、歌詞がないと読解できないというのは、情緒や物語を読み解くことができないという自由学芸教育の欠陥が助長しているのかも...絵画、音楽は幾何学や算術、地理学、修辞(文法)などと同じく必要とされたものだったのですから。

    これは2回観て思っていたことなので(その直前に、同じ稲葉大地氏のゴールデン・ジャズというショーの千穐楽放送がCSであったのでそれも観ながら思っていたのですが)まずは初見で思ったことを少し。

    ・美弥るりかさんと、宇月颯さんがシンメトリーで踊るシーンがとてもよい
    ・紫門ゆりやさんのダンスも良かった、観ていると目に入りました
    ・千海華蘭さんのダンスも良かった、もっと歌うシーンもあるといいですね、GJの東京千秋楽は素晴らしかった。
    ・早乙女わかばさんと美弥さんが躍るシーンも良かったです、ここはぜひぜひ劇場でよく観たいです!
    ・珠城さんは...全国ツアーの初日と千秋楽映像を観たときと同じような印象、特に歌が...珠城さんは高い声だと思うのですが、音程が低いのと、延ばすところで平坦かその音程に届かずにむしろ下がり気味になってしまう
    見せ方に変化がないので、どれだけ衣装を替えても同じ印象のままなのです
    真面目すぎる、とよく言われていましたが、それを読解力のほうに振り分けてみないと...何か90点狙いのような仕上がりになっている。でも表現は点数ではないし、ダンスはカウントではないのです。よくできた体操みたいなものはダンスとはいえないのであって...まあこうしたことは観る側が指摘することではないのですが...
    ・愛希さんも全国ツアーの時の悲劇再びというか...龍さんの時は音程がとれているのですが、珠城さんが相手だとひきづられて音程が不安定になりますよね...puckの時は良かったし、1789の時はそれほど気にならなかったのです。王妃の悲哀も感じられましたし、ハーミアの時が一番良かったような...珠城さんの音程に全国ツアー以降はつられているように思います...ダンスは、上半身がぶれるのが気になります。つまり本来ならばアームスを上手く使って肩はそれほど動かさないという場面でもすごく前後に動いてしまうのが気になる。周りの月組ダンサーさんたちはそんなことはなく綺麗だったり躍動的だったりするので、一層目立つのですよね...
    やはりPUCK、クリスタル〜の時が一番、ちゃぴは良かったかな、と。もはや、ねねちゃんのように男役トップと衣装チェンジ!くらいがみたいかも。(セレブリティ!の時のたしかちえさんの衣装を着ていてそれがすごく似合っていたような記憶が...。娘役の歴史がまた一ページ...。(違)
    ・サンバステップ大変だ。これ本当に凄いですね。プログラムを買ったらあの場に出ているメンバーを確認しよう..美弥さんが花道側から出てくるところ、そのあとボーダー+白いジャケット+白いハットで踊るシーンと、みつるさんと美弥ちゃんが躍るシーンも好きです。ここもよくよく見たい...
    このあたりは星組ノバ・ボサ(上島雪夫)を思い出します。蝶の衣装をつけた後のシーンはちょっと私は苦手です
    ブラジルのシーン、「未来都市ブラジル」に出てくる曲+歌ですが...これもいい曲なのに良さを感じられない、曲を聞いてああこの曲のここがいい、こんな風に表現したい、自分ならこういう風に表現して歌おう、と思わない限りは音楽やダンスで人を感動させることはできないじゃないかな...と思うのですが、余計なことかもしれませんね。しかし好きな曲なのに...あの曲は何?他にどんなアレンジがあるのか、と思われるのが最低限な気もしますが....
    コーダのような最後の銀橋に並ぶところで正面から全景がなかったのですが、海乃さんかな、いいなあと思う娘役さん・女役さんがいました。(2回目視聴)
    ・黒燕尾。朝美絢さん、美弥さん、千海さん、紫門さん、宇月さんと凄く黒燕尾のシーンに必須なものが指先からつま先、顔の角度、手の添え方など綺麗。なのに、なぜか珠城さんが....。この間、龍さんが退団されたときも黒燕尾でしたし、霧矢さんの退団の時も黒燕尾でした。生え抜き生なのに、ああ月組だな、と思えるものがないように感じてしまったのです。多分、言われたことはできるし、失敗もしないのかもしれませんが、言われた通りにやることと努力して真面目にやるというだけで表現や表現すべきものがなにかわからないタイプのかたなのかな、と思ってしまった。ロミジュリの時も死の役で死のメタファーがまったく感じられなかったのですよね...踊りや表現はあきさやさんのほうが上手かったし愛の役らしかったので、うーん...と思っていたのですが、その印象をまた思い出してしまいました。10年かければいいものではないのかもしれませんが、10年と言われるのはそういう意味もあるのではなかろうかと...。それから身長がとか体格から男らしい(?男役ではなくて?)と書かれていますが、私にはPTAや学校の役員さんの長...という女性団体の役員さん(本部とか婦人部的な?)空気を感じてしまい、・・・何も休日にそういう一生懸命さをもとめて劇場にはいかないので、うーん・・・となってしまいます。
    記念公演だから大変だとは思いますが....

    娘役さん、女役さんの群舞や早乙女さんや新組長さんなどいろいろみたいところはあるので、直接観劇するのを待つことにします。
    龍真咲さんがこの回は観に来られていたようですね!

    東京公演での変更はあるのでしょうか、90周年でかつてのオマージュ的なシーンをいれるのもいいのですが、2017年らしい新しさもあってもいいかなあと思いました。クリスタルTAKARAZUKAではリアルタイムのショーという感じがすごくしたので...古いものと新しいものを同居されたほうがいいのでは、と。90年前の最初は「新しいもの」をやるという意図だったのでは。
    とにかく、大正デモクラシーから昭和初期までは文化的かつ私鉄などインフラ整備などが拡張していたはずです。しかし、太平洋戦争と全体性が覆うようになってしまい、音楽も語学も衰退してしまう時期があったわけで、そういった意味でも新しいものをやろうとしたことの記念レビューには意味があるのではないかしら、と視聴しながら思いました。



    追記:CSの初日映像みました、グランドホテル+カルーセル。場の把握的にCSの初日映像、良かったです!
    CSの映像といえば雪の全国ツアー千秋楽の放送、ラ・エスエラルダ全ツ版良かったです。こういう千秋楽はいいですね。どちらも録画しました。




    Cornelius's representation of "Aquarela do Brasil".



    Aquarela do Brasil - Gal Costa






    Francisco Alves - Brazil - Aquarela do Brasil (1939)  

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    美弥るりか
    宝塚クリエイティブアーツ
    2016-11-18






    望海風斗
    宝塚クリエイティブアーツ
    2016-11






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    バラ剪定 ゼラニウムとアイビー、ジャスミン 12月の...

    http://www.nicovideo.jp/watch/sm21201027
    CSで春風さん回を放送(2月?)するみたいですが、カフェブレイクもDVDだしてもいいと思う、けっこう売れるのではないかと思うのですけれども。公演ごとに、とか。ナウオン+ほっぷあっぷ+カフェブレで公演DVDと別に出すか特別版として出すか。
    祝!華形ひかるさん→春風弥里さん→(望海風斗さん) 88期から89期のつながりが好きなんです。
    89前後93期くらいまでが私にとっての宝塚の演者さんですね、最近93期と95期はわかりますが、89期から93期を大切にしないとそれ以前のいわゆる「伝統」はもう断絶してしまいそう。


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    ルチャーノ・デ クレシェンツォ
    而立書房
    2002-10




    12月にNHK BSプレミアムで放送された「世界史ちゃん」 録画してみました。
    なぜ感想が遅れたのか(といいますかひとこと感想は触れてます)、一応思想史を専門としている身として、リアクション待ちみたいな気持ちになっていたのです。(自意識過剰ですが)

    サブカル?としたのは、一応サブカルは「文化」と違って公的資金が投入されないカルチャーなので、もはやカルチャーとしての世界史(思想史)ということになるかと思います。
    ひとことでいえば、想像を超えていた!!

    なんだかんだと、短くそこそこの要点をまとめてPOP化してしまうのはすごいなあとしかいえません。
    奥村さん、安倍さんらの力量とプラトン役(って改めて書くとすごいな)の村井良大さんが絶妙なんですよね....

    「著作の大半対話篇」

    ソクラテス ← プラトン ← アリストテレス

    という微妙な違いも小芝居(シチュエーション・ドラマ?)としてはまあまあまともにまとまっていたような...
    しかし、アリストテレスとプラトンは言い方が違うけれども同じことをいわんとしているところもある(というかアリストテレスの表現が異なるだけで言いたいことは近い)ということは、やっぱりそれぞれの著作を読み味わうことが大切だと思います。

    でもこれで高校生などが勉強の合間にプラトン対話編のゴルギアスやメノン、ラケスなどを読んだら画期的じゃないでしょうか。

    自分が最初にやったラケスにおける勇気とは何か、というレジュメの半端な出来具合とやり直しの繰り返しを思い返してみても、こんなに訳が出ており、それが文庫でも読め、図書館でも借りられるのですから、これを機にもっと古典がよまれるといいなあと感じるわけです。

    一応、歌の部分だけをUPしておこうと思います。(2014年を追憶するときがくるかもしれない)
    でも、コーナーの最初のやりとりから続けてみないと面白さは半減です。

    これでエレア派やキュニコス派、聖フランチェスコなどもできたらいいのに。

    ケプラーのあたりはそれほどでもなかったけれども、ティコ・ブラーエとのエピソードはそれなりに面白かった。
    第二回目は録画に失敗して観ていません。なんとなく継続されるといいなと思います、中目黒ラジオみたいに。




    まじめなふりで、どうでもいい内容のものもあれば
    ふざけてるようで大真面目につくっているものもある。
    当然、鍋も世界史ちゃんも後者であると思っている、といいますか表現と当時の文脈を組み合わせるとこんなコンテンツもあっていいじゃない、と私なんかは思うわけです。

    アリストテレスの対話編もあったのにどこにいってしまったのか。
    ソクラテス以前の哲学者たちの著作も散逸してしまっているものも多く。


    http://ousia.livedoor.biz/archives/52319069.html

    最初にコメントで少し触れたのはこの記事でした。
    一応独立して書いておこうかなという気持ちで別記事に。

    ルチャーノ デ・クレシェンツォ
    而立書房
    2004-02




    ルチャーノ・デ クレシェンツォ
    而立書房
    2003-11




    無知と非知は違う!
    とかいろいろありますが、とりあえず5分くらいの枠で結構説明したんじゃないかな、と思います。
    12月に書いた感想への追記ということで。

    パスカルやスピノザなどもやってほしいです。
    それはシリアスな展開で...まあ私はパスカルが好きなんです。
    (姉ジルベルトが書き残したパスカルについての書物を読むのが好きですね)

    だいたい、私が中高生のころなどは女子で社会科が好きという人は本当に少数しかいなかったし、なぜこんなの勉強するの、などという人が多かった。昔のことなど学んで何になる、みたいな人はたくさんいましたからね
    高校でもミシュレを読んでる友達などは一人くらいだったし・・・


    万物は流転するとする説、同じ川には二度入れないとする説。などなど

    現在すらすぐに過去になっていく。


    現在の連続であり、未来とは現在からその先へ向ける意志の問題なのだ。


    5
    イエロー・マジック・オーケストラ
    アルファレコード1995-05-24



    散開 / 東風〜

    YMOをここのところ聞いていました。
    首都高を夜通る時、湾岸だとコーネリアス(Blazil)、都心を抜けるときはテクノポリスを聞きたくなってかけます。

    それで先日、「テクノカットを見たことがない」という娘の要望?に応えて、散開コンサートの坂本教授を見せたところ、「かっこいい!」ということで、記念に載せておきたくなりました。




    思い返してみると・・・、自分の時は1993年の再生のときに、JAPANなどで取り上げらえていたからか10代でアルバム聞いたりしたのかもしれません。
    テクノポリスを聞いていると、この当時の東京の世情よりもものすごくハイテクな東京のイメージは、YMOの音楽が担っていたのかもしれないと思うほどです。
    今みても全く古くない、というか、古いとか新しいってなんでしょうね。
    YMOの凄さはクラフトワークなどの音楽を、パラフレーズして自分たちの作品として発信したこと。
    それが新しさの理由だと思います。

    日本はいつから復古的な流れになったのか、最近はそれが気になってきました。
    私化が問題にされたのは2000年前後だと思います。
    その傾向は進んで、それらを問う社会学も現在は主流ではないように思える。
    私化とは、公的なことに興味を持たないひとびとと生活スタイルを指すが、その結果、公的なことに主権者の意見がまったく反映されないということが起こりうるし、現におきている。
    それ自体も疑問に思うことだが、創造性が欠如したり求められていないことも問題だと感じる。

    聞く音楽としての空間の喪失、音楽自体の喪失、なのかもしれません。
    1979-1990-2010と20年スパンで新しいことが創造されてきたのですから、あまり悲観的になりすぎず、かといって楽観や予定調和を志向することなく、日々を過ごしたいものです。


    日記としてはスマートフォンのカメラのアップデートができなくてカメラに困っています。
    携帯屋さんに行くのがとても億劫なんです...でもそろそろ行かざるをえない。

    imageimage



    写真はラントマンのゲッサーとザワークラウト盛り合わせ。
    それから自宅のヴァニティ、ボッティチェリのカードと9月に入ってから買った桔梗。
    みえちゃんからご連絡を頂き、農園の栗を受け取るはずが、このところの腰痛と風邪で外出できず、残念。
    本当にごめんなさいです。
    節々が痛くて、麻黄湯を買ってきました、もう葛根湯ではあるまい...と。
    ツィッターも誤字している始末、節々が・・・痛い・・・。
    年内にUK-JAPAN2008同窓会のクリスマス会が決まりました。嬉しい限りです!


    YMONHK [Blu-ray]
    Yellow Magic Orchestra
    commmons
    2012-07-18


    アルファレコード、ビクターは好きなアーティストが多かったように思う。
    散開コンサートはどこかのレーベルが再発売するべきライブだなという気持ちとともに。





    これも以前、買いました。おすすめ。








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    NHK総合『吉原裏同心』
    http://dogatch.jp/news/nhk/27145)を見てみました。
    薄墨太夫に野々すみ花さん、前の週に「謎の男」としてちらっと出ていた辻本祐樹さんが間宮鋭三郎として出ており、すみ花演じるところの薄墨太夫の過去が明らかになる・・・という回です。

    このドラマ、ちゃんと見たのは前週が初めてですが、『新撰組血風録』と同様、着物の着こなしというかファッションとしての着物の着方や組み合わせがハイセンスです。配色がきれい。
    すみ花も辻ちゃんも(愛称で失礼)、とてもいい意味で現代っぽくない役者さんなので時代の空気がたたづまいだけで変えられる役者さんだと思います。
    普段ドラマは見ないんですが、このお二方が出るというので見てみました。
    鴻池をやっていた近藤正臣さんや、春の西川流の鴎伎会でも美しかった尾上紫さんも出ていて見どころが多いと感じます。魅せる役者さんが多く、画面も「きれいな絵を描こう」というのがいいと思います。

    NHK時代劇で辻本さんの久々の殺陣も見られてよかったです、みねうちのままだったら再度登場できるのに、もったいない・・・・などと思っていました。(辻本さん発信のblog他で知ったから見ていたわけですが、登場が2回ということは、2回目で死ぬのか・・・と大方予想しており・・・やっぱりー!!と見ていた家族と声を出す始末。)
    辻本さんは死ぬ演技が最近多いのですごくそれがうまいのですが、そろそろ死にそうかと思いきや死なないとか、むしろ死ねないことで苦悩する役とかそういうことも配役する方にお願いしたいです・・・というのは贅沢な注文ではないはず!)
    『涙を数える』の明一郎の死に方は本当に、・・・もう彼はここにはいない、逝ってしまったんだな、という表情です。一瞬で血の通わない、骸になっていく・・・。
    (もう収録日と後半日程になったから書いてもいいですよね?)
    葛藤する役は多くやっていると思うのでうまいですし、『涙を数える』では序盤の明一郎は快活かつ自信家という結構レアな役なのでそれもあってます。
    それ以上にかつて演じた病んだ沖田として語る辻本さんの言葉が、彼岸を見ていてそれでも前向きで、寂光に満ちていて、上手いなあと感心したことがあるのでたぶん、もっと何かあると思えてくるのです。

    image


    『涙を数える』公演中に、間宮鋭三郎を観られてタイミングとしてとっても良かったです。
    そして公演をもう一回見たくなりました。
    池岡亮介さんの大佛や岡田さんの南條さん、今日はどんな感じで演じているのか、明一郎と鏡吾(多田さん)はどう対峙するのか、・・・ふと気になります。
    芝居は生ものですから、特に後半日程になると再度観たくなるのです。


    ところで木曜ドラマ(時代劇)は時代劇の形式をとりながら、今日的・ヒューマンなドラマを作っていますね。
    かといって時代的特殊性は加味してあります。でも演出としてはとても現代的です、気になるのはドラマとしてはやや舞台的なところでしょうか。気になるというより、ふと気づいたという意味でですけれども。
    この時間に在宅してTVを自然に観る層というのはある程度限定されてきますが(そうでもないのか?)観たい演者さんが出るならやっぱりチャンネルを合わせたり録画予約をするわけです。

    TVは影響力のあるメディアなのでぜひクオリティを求めてほしいです。
    クオリティの部分がBSやCSに移行しているのはわかりますが、マスメディアとしてのクオリティというのは大切だと思うのですよね・・・意外と皆、もっと質を求めているのだが、なんとなく埋没してしまうのでしょうし、それをメディアは狙ったら恣意的だと思われても仕方がないというか。
    海外のTV番組を放送することはありますが、海外で日本の番組が放送されるレベルを目指すといいのでは、と感じる。私は字幕をきちんとつければ今日的な時代劇は国外・海外で「売れる」と思っています。
    つまり英語・フランス語くらいの適切な字幕表示を選択できればという意味でです。
    かつての日本映画がフランスで評価されたような仕方で、おそらく。
    現代の日本人が時代劇を観るのも、「日本」がもはやエキゾチックなものだからであって、単純に江戸時代とか戦国時代とか平安時代とかを観たいだけではないのだと考えています。
    それは国外の人が憧憬する「日本的なもの」という部分とそれほど外れてはいないのです。
    あえて外した表現を国外のメディアに作って逆輸入している場合ではない。
    時代考証や文化・服飾考証をした映像作品が多言語化して観られるべきだと思っています。

    野乃すみ花さんがいいので、来週も見ることにしようと思いました。
    『涙を数える』を見ていて、明一郎の妹を舞羽美海ちゃんが演じたら・・・とかつての雪組「仁」の舞台となんとなくリンクさせてみていました。

    等と書いていたら大河『軍師官兵衛』に九月から辻本さんが出演するのですね!
    なんとなく春あたりにそんな予感はしていましたので、ピンポイントでみず攻め回とかちらほら観てました。


    個人的な記録としては、一昨日あたりから庭の百合が咲いてきました。
    いつもよりも遅い開花だと思います。

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    Glee の放送日をFOX で調べていたさいに気づいたこと。「レオナルド・ダ・ヴィンチの謎」に続編が出来ていたのですね・・・最初の頃は1,2話観ましたが、どうもあの時代に思い入れがありすぎるのか(一応末端ながら専門です)、衣装や台詞などで惹かれずみてません。
    アメリカはダ・ヴィンチ、もといレオナルドが大好きですよね!なぜなのか。私の意見としては、科学主義・科学万能主義・兵器デザイナーかつ画家というマルチなところが人気なのだと思います。そして大方、日本でもそのイメージです。 辛辣な評価をしてるのはブライアン・キースなどですが。 日本だと万能人のダ・ヴィンチは医術も科学も、すごい!・・という「マルチ」なルネサンスというイメージのよう。しかも「凄い」のは「画家なのに」みたいなニュアンスで余計ふにおちません。 だからなのか、医療ルネサンスとか、あまり意味のないキャッチコピーが出回っています。意味不明なのに何か凄そうだ、と連想させるのが「凄い」としかいえません。 「万能人」という意味で通常、ワールド・ワイドな認識ではアルベルティで、天才という説明はむしろミケランジェロ・ブォナローティに使われます。欧米では修学旅行がイタリアやフィレンツェで、ミケランジェロの彫刻や建築、それらの一体化したもの、フレスコ画などをみることができますが、運べない芸術品は、アートのマーケットでは主流にできないのでドナテッロやマザッチオなども一緒にあまり知られていないような。
    フィレンツェにはレオナルドのゆかりのものはあまりありませんが、アメリカからの観光客のかたは迷わずにレオナルドミュージアムなる場所にいくようです。
    (日本人はボッティチェリを観にいき、欧米人のほとんどはアカデミアのミケランジェロのダビデを観に行く。私は、何度も言うとおりドナテッロ、ミケランジェロ、ボッティチェリ、そしてサンタ・マリア・ノヴェッラとブルネレスキは外せない。)

    大変に話がそれましたが、大河ドラマはもう何年もちゃんと見ておらず。
    新選組での沖田総司(辻本祐樹さん)が良かったので、平重衡として出ているという「平清盛」を観てみました。(5月ー6月ごろ)


    大河ドラマ 平清盛 総集編 [DVD]
    松山ケンイチ
    NHKエンタープライズ
    2013-05-10



    これがなかなか、大河にしてはシュールな映像美で、結論からいえば私は結構好きでした。一緒に観ていた家族がはまりましてレンタル、お取り寄せしてまで。
    もっとも、動機が動機ですから第10話くらいからみ始め(・・・・)たのですが、辻本重衡をサーチしつつも、成親の存在感、後白河法皇、常盤、徳子などなかなか人物描写が好きでした。メイクが現代風でないのがとてもよかった。まろにお歯黒的な、それでいて源の修善寺時代や政子の野生児ぶりがまたすごい。なかなかのリアリティで、しかし独特の明暗と光彩が映える映像でした。
    かむろ(童)の不気味さもシュールでした。
    エピソードとしては「大きいものを食べる」という言葉遊び(という権力争いの緊張感)などが好きでした。大泊をつくる際のアイディアなども。 丁寧に見れば細部がいきいきと感じます。他方、シュールというかシンボリックに描くシーンもあるので、気になるひとは時代劇らしさが足りないと思うのかも。 私は映像と演出が好きでした。成親が飢死するときの蝉の描写なども・・・
    勝手な憶測ですが、平家物語で読んだインスピレーションを、こんな映像で撮りたい・・・というパッションを感じた作品でした。
    ただし毎週日曜に観るかといえばちょっと難があるかもしれません。
    ですので、DVD になっているいま、一気観をおすすめします。
    牛若がそれほど・・・孝徳天皇は良かったです。
    加藤虎之助さんも出てました。


    NHK大河ドラマ 平清盛 完全版 Blu-ray-BOX 第弐集
    松山ケンイチ
    ジェネオン・ユニバーサル
    2013-03-06



    実はまだ南都焼き討ちは観てないので最後の回は観る楽しみを取ってあります。
    ツタヤ・ディスカスとツタヤ店頭取り寄せで借りてみましたが、GEOにしろTUTAYAにしてもおいてあるところが少なすぎるので、ぜひ「平清盛」をレンタルDVDに置いて下さい・・・。

    テキストを読んで、あるビジョンを想起する。
    こういうことはよくあるし、私もこんなシーンが映像で見たいというのはあります。
    このお芝居をこのキャスティングで、とか、バレエの演目をこのダンサーで、とかと同様の欲。
    (この手の一番最初の空想めいた願望は、「某銀英伝」を日・仏・英・独(香港?))などとにかくHBO/BBCのような企画で実写でやってみたら・・・ということだったような。おそらく高校の時に調度岩波ホールでアンジェイ・ワイダ「鷲の指輪」を上映しておりそれを観に行ったあたりで思った記憶が・・・安易な理由です)

    私が観てみたい光景・ビジュアルとしてのシーンは、マルシリオ・フィチーノとピコがトスカーナの田園のみちを哲学談話をしながらゆったりゆったり散歩しているような光景です。
    もちろん時代や衣装も忠実に・・・
    フィチーノがプラトンの彫像がある書斎で翻訳していたら、ピコがいきなりやってきた、というところも。イタリア・フランス合作などで作られないものでしょうか・・・
    でもイタリア・ルネサンス研究はアメリカでも盛んなんですよね。
    「レオナルド〜」(http://tv.foxjapan.com/fox/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1968)のようなテイストになるなら、空想のままでもいいです・・・。

    アメリカが資金を出したならピコかロレンツォが主人公になりそうですね・・・
    知名度やエピソードの派手さからいえばそうなると思いますが
    そして、パッツィ家とかクリュソラスとか出て来るわけですね。マルシリウスが悪役か空気にされるのは困ります・・・




    鷲の指輪【字幕版】 [VHS]
    ラファウ・クルリコフスキ
    ポニーキャニオン
    1997-11-19



    何が言いたかったか。
    かつて「平家物語」も大河ドラマになっていますが、平氏はどうも人気がない。ちなみに「平ら清盛」でノスタルジックになったのか、家族は「平家物語」の総集編をあらたに購入してました。
    平安後期という微妙な時代が複雑なのもあると思いますが、どうも日本史では他国と交易を多くしたり他国文化に影響受けている時代をあまり重視しないような傾向があります。平安時代の政治は日本特有のよくわからなさで、これは現在にも残るという指摘もあります。
    奈良よりも王朝文化を優位におくのと似たような考えで、日宗貿易推進をした平家をあまりよく思っていないのではないかと・・・的外れなことでしたらすみませんが。

    こんなことを思いながら、「平重盛」を視聴していました。
    最近、戦国がやたらと多いですが、ある意味戦国は日本の中のファンタジーなんでしょう・・・
    「黄金の日々」や「山河燃ゆ」のようなドラマ性、歴史性のある大河がそろそろ作られてもいいのでは。

    image
    余談ですが、ローマ建国の地理条件を考えるとき、鎌倉は攻めいられにくいかもしれないが、攻められたら終わりな地理では、なんて思いました。鎌倉の道が狭いのはそれでいいんです。切通の意味も、間口を狭くという戦略だったのかな、と思いながら北鎌倉を歩いていた6月でした。

    新選組血風録 DVD-BOX1【DVD】
    永井大
    TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
    2011-12-09




    4月から見はじめていた新選組血風録(2011)のDVDを購入。NHKエンタープライズ。volume 1と2があり1は第1話から6話まで収録。

    購入に際してなかなか映像特典の詳細がわからなかったので今後もし同じような方がいるかもしれないと思いメモ。

    映像特典は第1話2話のディスク1に収録されています。ドラマチック・アクターズ・ファイル(DAF)というNHK 内で放送されたらしい映像です。15分くらいでしょうか。
    紹介コメントはこちらNHKの映像紹介コメントが凄い...)

    土方歳三役の永井大さん、沖田総司役の辻本祐樹さん、加納惣三郎役の佐藤永典さんの順に3名分収録されています。
    永井さんのは屋外ロケや役づくりについてなど、土方ならではな殺陣を作っている、刀が特別長いなどのエピソード含みます。
    辻本さんは沖田役の殺陣含む役づくりや稽古場の様子、メイク途中も見られます。どんどん総司になっていく様を捉えてます。
    インテリアショップ巡りのなかで語る仕事の取組へのコメントなど。稽古風景が見られるといいな、と思って購入したのでよかったです。
    佐藤永典さんのは他作品の稽古場レッスン風景とコメント、第6話撮影風景など。

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    パッケージはデジパック三枚組で解説付。こんな感じです。
    三面に近藤、土方、沖田になっています。パッケージや解説の写真も綺麗だと思います。

    VOL.1では、第1話(初回特別で70分以上の本編)、第3話(芹沢暗殺)、第5話(池田屋異聞)、第6話(沖田総司の恋)が好きです。第2話の羽織と隊旗を作るエピソード(オリジナルらしい)も好きですが....あれ、ほとんどですね。毎回の着物の着こなしなども楽しめます。色合いなど本当に絵になる映像、どう見せるかという細心さが好きでもあります。こういう映像とエピソードだったら字幕をつけて国外でも好まれそうですけれども、国外のドラマ専門局とかで放送したらいいのではないかと思います。NHKですしね!
    映像的に英・仏・伊あたりの方はすきなんじゃないでしょうか。
    VOL.2は第11回(菊一文字)、第8回、第10回が好きです。



    一度観た第11話、12話もGW中観てました。改めて『菊一文字』は見応えあります。こちらはvol.2を買った時に改めて。

    改めて全く古さを感じない作品だと思います。クオリティが高い。




    辻本祐樹さん、加藤虎之介(山崎丞)さんが出ている大河の「平清盛」もGW 中に観てみました。こちらもなかなか映像として作り込まれていて面白いです、DVD 完全版だとまとめてみられるのでエッセンスが何なのか、ちょっと客観的に見られるのも良い。辻本祐樹さんは重衡、加藤さんは西光役。芹沢役の豊原さんも出演してました。後白河や成親もよいです。

    4
    後半7話から10話まで(DVDだと4.5に相当)を観てました。
    8話「臆病者」は長坂小十郎を中心に描かれる。
    居合の宗家である長坂は、医術を志して京へ来たが師が亡くなり途方に暮れたところを同郷人・中倉と出会い新選組に入隊。勘定方を任されている。中倉がある出来事から切腹となり、仇討を土方から半ば命じられて動揺する。土方と長坂、沖田と長坂とのやりとり、他の隊士らとは異なる士道の解釈を秘めている長倉の心情、多くは語らないが滲み出る意志の強さが全編を通じて描かれる。

    静と動の対比が緊張感を生む良回。
    菊一文字(第11回)や池田屋異聞(第5回)の次に何度も観てしまった。
    長坂を演じているのは綾野剛。

    第10回は油小路の決闘。藤堂平助、斎藤一を軸に、沖田と土方、沖田と斉藤の会話を通じて、悲哀が描かれる。藤堂の死の後、原田、永倉らの表情を順番に写すのだが、彼らはどう思っていたのだろう。藤堂の死は、自分たちの死そのものではなかったか、自分の死を観ることは人間にはないのだが、それを俯瞰するような無常感。

    辻本さんの沖田はノルタルジックな魅力と言われています。でもどこかそれだけじゃない。
    ノスタルジックなのはいわゆる「らしさ」があるということですが、そこで描かれているドラマを再生させるような生きた感情が役を通じて表れている。両義的な価値。
    笑顔の中に悲哀があって、それがおそらくエターナルなビジョンになる。
    それが多分、この沖田に生きているノスタルジーなのでしょう。デジャヴのように感じることも。

    私は特に新選組ファンというわけでも沖田ファンでもないのですが、新選組とこの時代をリアルに感じられた作品だと思う。演者の辻本さんもこの作品ではじめて知ったわけではないですし。
    今までは新選組がどういう立場だったの大して理解できなかった部分があるのです。
    このドラマをみて、それほど遠くない昔が地続きなものとして再考させられた。
    そして不変なものも。

    外交史が気になると以前書きましたが、今日でもとかく国政に関する人々の関心は「開国(グローバル化)」か「尊王攘夷(いわずもがな)」かの二極な気がします。二元論のままでは実の所何かを解決できないと思うのですけれども、何事につけて二元論で語られることが多い。
    そう考えると、新選組は急進的保守勢力運動なのかあるいは積極的保守勢力のような気もします。これは立場上やはり難しい状態になるし、解釈のされ方が様々になることもあったでしょう...。そして生き方方そのもののパラドックス。前作大河の方は階層に焦点を当ててましたが、血風録はよりパーソナリティに迫る。 だから、土方に対する沖田の、こうなることを望んでいましたか、すまないなんて一番聞きたくない言葉ですよ、という言葉が彼ら全体を照らす。死が遠くない自覚。

    素晴らしい演者、役者にとっての本職について、製作者・作者側が伝えたいと思っているエッセンスを表現して、観ている人に生きた感情として届けること、とルチャーノ・デ・クレシェンツォが言ってます。

    この作品は、そういう仕事を通じて丁寧に作られているのだという思い。 第9話と第10話の藤堂平助(田上)と斎藤一(尾関)のやりとり、袂をわかつ時と決闘にならざるを得なくなる場から平助の最期までも凄い。

    一度見ているのですが、もう一度11話を観ます。
    辻本さんは好きな俳優さんにヒース・レジャーを挙げてますが、よくわかる気がします。




    新選組血風録 DVD-BOX2<完>【DVD】

    永井大
    TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
    2012-01-21


    5



    根津美術館で春に開催されていた清麿展に脚を運んだので、この2話、特に第11回菊一文字のテーマはドラマの主題がよくまとまっていたように感じた。何度か観ても飽きることがない。

    第1話では贋作の虎徹を巡る人と思想、価値観がそれぞれの人物をとおして描写される。
    本物とは何か。
    名・銘入りだから価値があるのか。価値や他を凌駕する特質をもつゆえに銘入りなのか。
    こういうことは今日にもありふれていて、「名作だから」とか「人が褒めているから」「値段が高いから」ということで価値づけを決定すること(いや正確には価値を固定する・信じてしまう)ことはままある。バレエや演劇・舞台芸術、音楽だって、最初は「初演」があって最初の聴衆がおり、今日では上演すれば成功してあたりまえのような作品も初演では最悪の評判だった、などはよくある話である。逆もしかり。
    「本物」とは何か。第1回では近藤(宅間)を中心にして、それらが描かれた。

    第11回、最終回の前に放送されたのが「菊一文字」なのだが、それぞれも好きなエピソードで繰り返しみてしまう回の一つなのだけれど、最終回の前に、あるいみ快刀虎徹と対になるような菊一文字を持ってくるのが構成としても上手い、と嘆息してしまった。

    これから始動するいわば生を象徴する虎徹の回(桜が咲いている)と、菊一文字則宗での沖田(辻本)の死への確信、決意、死を自覚したものだけが持つ力と煌き、小雪。張りつめた空気。

    快刀虎鉄の回が近藤と土方による夜桜(散り際の桜)に対して、沖田とゆうさんが観て美しいと感じるものが福寿草なのもとても詩的。
    福寿草は、まだ寒い時期にしずかに木下などに咲くのですがそれがいかにも春らしい。
    (実家には福寿草が蝋梅などの木下などに植えてある)



    こういう厳かで繊細な演出が、辻本さんや尾関さん(斉藤一)、加藤さん(山崎烝)らの演技と相まって良いのです。 各話を順番に観ているところですが後半に進んでしまうのがもったいない...。
    前回も書きましたけれどお着物の素材や色柄が綺麗、絵になるのも好きです、おゆうさんの着物柄いつも可愛らしい。こういうディティールで人となりも顕れている。鴻池の羽織の素材や斉藤の紬など。美代さんのお着物と帯もさりげなく色合わせがいいんですよね。
    細部の映像が好きです。床の間にある活花なども目が行く。
    鴻池、近藤、土方が集まって茶室でたてられるお茶も綺麗にたてられている。(と茶道心得がある家の人間が言ってました)
    ことがらだけを追わないから時の描写が丁寧に感じる。池田屋事件なども異聞として、山崎烝のエピソードを織り交ぜているところなどもいいと思います。(第5話)またこの回は沖田(辻本祐樹)が初めて喀血するのですがその前後の映像も好きな場面です。全12回のうち、芹沢暗殺(第3回)、沖田喀血と池田屋(第5回)、山南切腹(第6回)という構成も、単なる新選組描写というよりも時代性とパーソナリティ、不変の心情のようなものがテーマだから飽きないのかもしれません。言葉で語りつくさない作品だから評価が高い理由かと思います。
    実際の時間(45分)よりももっと濃密に感じるのはそのせいでしょうか。
    たまにこういう作品ってあります。(めったにないとも)

    そういえばこの作品をみていて、THE KABUKI(東京バレエ)DVDが観たくなりました、顔世御前、平野先生の切腹場面がすさまじい緊迫感。高橋竜太さんの伴内も観たい。

    清麿は全盛期の40代で自刃しています。理由は不明。上記の根津の紹介動画もいいのですが、館内で放送していた刀匠の技を紹介した映像がよかったのです。これはどこかで公開されていないものか。本当にすごい技術です。鎬を削る、刃波ってこういうことか、、、などなど。母方の実家には代々伝わる日本刀があるので知ってはいるのだけれど、あまり詳しくは知らないものなのですよね...そして純粋に興味を持つ方も外国人の方のほうが多いのかもしれない。

    個人的には同じキャスト・スタッフの方での製作で続編か割愛されたエピソード、スピンオフなどが観たいのですが、辻本さんと尾関さん、加藤さん、宅間さんなどが出る忠臣蔵も観たいなと思っております。植木屋とか(歌舞伎の)外伝エピソードを入れたドラマなど良作になる気がします。

    今の所私はツタヤ・ディスカス(オンライン予約レンタル)で視聴してるのですが、DVD購入しようかとも。


    余談ですが私は東博の展示室が好きなのですが、行くと必ずこのあたりのコレクションは観ます。

    http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=3312
    http://www.tnm.jp/modules/r_collection/index.php?controller=top

    新選組血風録 DVD-BOX2<完>【DVD】
    永井大
    TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
    2012-01-21

    新選組血風録
    司馬 遼太郎
    中央公論新社
    1964-04-08

    追記 沖田役の辻本祐樹さんが客演する舞台が7月から8月にあります。キャラメルボックス『涙を数える』池袋・サンシャイン劇場。 http://md-news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=201405130009"> 池岡亮介さんも同様に客演。 池岡さんが主演した映画の監督が、佐吉さんの息子さんと知り。短編の作品上映の時に佐吉さんからお電話でお知らせ貰っていたので巡り合わせにちょっと驚きました! キャラメルボックスをはじめて見る場合、ためチケなるチケットがあるようです。1000円にて初回は見られるそう。 こういう、幕見席的な取り組みはよいですね。中高生の学割もあるようです。 無事に観に行けたら感想書きたいです。

    4

    TVをあまり観ないので話題になっていた作品を後から観て驚嘆することが多いです。

    『新選組血風録』(2011/NHKBS)を観ました、いや観ています。
    原作は司馬遼太郎で何回か映像化されているようですが、2011年版、なかなか見ごたえあります。キャスト配役がなんとも自然です。
    沖田総司役の辻本祐樹さんが素晴らしい。
    朗らかななかに剣をふるうものの修羅が棲む感じ、身のこなし、形の美しさが自然によく出ているのが清々しい。放送当時も賛辞があったという殺陣はちょっと神がかっています。何度か見直してしまいましたが、残像がのこる美しさ。台詞の言い方も好きですね。

    原作ファンの方によると、ここまで動くのはリアルじゃないという意見もあるようですが、原作から生まれた新たな媒体としてのドラマ。見せることで可能になり広がる表現。
    そこで沖田という卓越性を一目で表現できているのはやはり凄いことなのではないでしょうか。

    他に斉藤一、原田、土方歳三、山崎烝などもとても自然で純粋に話や世界観を楽しむことができます。ちょっとしたやりとりの中で感じられるリアリティ、存在感がいい。

    それから町人・商人、会津藩主なども役柄にあっていて入り込める。
    鴻池を演じる近藤正臣さんがいることで世相と時代をより感じることができる。
    かつての「黄金の日々」などで感じられるような秀逸な演技。いや演技という言葉も違和感が生じるくらい、役に生命が吹き込まれている。

    衣装もお着物の素材や色が綺麗です。
    新選組の設定で作られる映像は多いですが、衣装の質感・生地感などが悪いと入り込めません。

    配役の妙は、かつての『新選組!』(大河)の山南さん(境雅人)以来のよさ。
    (この大河は好きで観ていましたが、山南切腹の回以降ショックで観るのが非常につらくなったのを思い出しました...)

    時代劇なのですが、描写は現代的なところもあり、個々のドラマと細かくパーソナリティを描き出す手法で、事柄だけをおったものではないのも特徴かと思います。
    全12回.こうした特質のためか続きものですが一話独立(海外ドラマ/NCISのような)としても観ることが可能なところがいい。連続性をもちながらも、一話一話にテーマがあるため見応えがあります。

    当時もBSは入っているので見られたはずなのですが、たぶん多忙で観られなかった。
    それに2011年4月放送だったので当時はまだまだ世相的に大変でした(今も根本的には解決していないのですが)首都圏は計画停電で仕事の時間配分が大変だった記憶があります。
    放送された時期がよかったとはいえない、遇有性を意識しつつ、良い作品だと思うのでまだ観ていない方は是非、といえる作品です。


    地上派NHK、CS等で再々放送、やはり原作ファンの方が希望しているという続編を希望したいところです。同じ配役で観たいと思える秀逸な作品です。


    新選組血風録 DVD-BOX1【DVD】
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