1DAY-25HOURS デザイン・フォー・ライフ

from ousia@web 高嶺(Takane)によるデザイン・フォー・ライフ. テキストと写真で綴ります.

タグ:愛希れいか

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月組 グランドホテル、カルーセル円舞曲観に行ってきました。いつもは月組は初日、それから1週間後くらいと2回ほどは見ているはずなのですが、諸事情のため今回3月に入ってから初、観劇でした。マチネ公演。
同窓会(三田会)のK様ほか初宝塚の方も御一緒に、また前回の信長や宙組公演も御一緒した観劇歴1年から2年の方もお誘いして、テレビ放送以外では初のグランド・ホテルと「カルーセル円舞曲」。




美弥さんのオットー クリンゲライン、早乙女わかばさんのフラムシェン、華形さんの久々の大劇場、咲希あかねさんの退団公演で初回なのでそのあたりを重点的に。オットーのチャールストンの場面素晴らしいです。拳銃、電話、死、金銭と時間、回転扉、盲目の伯爵夫人と象徴性があるテーマ。本公演は著作権が厳しく映像に残らない可能性が。CSで一回でも放送するとかあればいいですね。お芝居はドクター役の夏美ようさんがさすがです。1920年代のファッション、娘役さんたちの髪型やメイク、地階の労働者などもこのグランドホテルという非日常の中の日常社会を表しています。紫門ゆりやさんのダンスも良かったです。宇月さん、かっこいい...生田先生のプログラムの文章が修辞的で読み応えがある、プログラム買ってきてよかったです。あと数回観ますし。
グランドホテルは楽曲がなかなかに難しい部分もありますが、珠城さん(今回トップお披露目公演)は華形ひかるさんとのデュオ部分は歌が合ってました。ちゃぴ(愛希さん)のお役は、プリセツカヤがモデルなのでしょうか、「瀕死の白鳥」という台詞があったと思ったのでそうなのかな、と...バーレッスン的な場もあり。ポアントはもう少しヴァンプが深めでもいいのかもしれません、フリードあたりが合うのではないか、とちょっと思ったりしました。
さすがにどのポアントを使っているかまでは。ラファエラの存在がミステリアスかつ、ひとことで言うならヴァレンチノに出てくるようなお役ですね。彼女の役もなかなかにシンボリック。
この作品は、宝塚の定番のような解りやすい役割というよりも、二重の意味をもった、あるいは真実の姿を持ったままペルソナを演じるというような、斬新かつとてもプロフェッショナルな仕事が要求される演目だと思います。それは、スポットライトを浴びているお役以外の、チャールストンを躍る場面の大勢の舞踏会室の客たち、電話交換手、ベルボーイなどなどどれも、「グランドホテル」のキャストであり、劇場と当時のある限定された場、の群衆であり主人公なのだと思います。それだけに月組全体の職人舞台技術が凄かった。
課題としてはやはり台詞の滑舌、というよりも音楽にのせて歌う台詞やシンボリックなコーラスの部分が日本語と音楽のリズム感とフレーズと音節と意味がベストまではいかないという部分かもしれません。
例えば、同じ演出の生田先生の「シェイクスピア」では説明台詞のコーラス歌部分も無理なく音楽と音節に乗っていて聞き取りやすいしミュージカルとしての楽しみもあるのです。翻案の上演での難しいところかもしれません、ただし1789の時は、一見あわせにくそうなフランス語にあうはずのリズムテンポにしっかり歌詞がのっていました。意味をのせながら、他方やはりミュージカルとしての心地よい響きと言葉による感動、難しいところがあると思いました。これはけしていまの公演がうまくいっていないということではなく。
非常に細かく、シンボリックな舞台でもあるので、観るべきところが多いお芝居・ミュージカルです。

オットーがとにかく、台詞で、「死ぬことは恐くないのです、恐ろしいのは死。だって死ぬことは生きているという意味を内包している、だが死そのものはそれとは異なる」などいいセリフがたくさんありました。まだこれから見る方もいると思うのですが、変わっていくオットー、生き生きとし始めるとき、素晴らしいです。
そして、夏美ようさんも素晴らしかった。
グルーシンスカヤのS12からS13ホテルのバーのシーンは素晴らしいです。ここでのチャールストンが本当に、生きる喜びも、美弥さんのダンサーとしてのとびぬけた舞台上での表現、ダンス...ほんとうに凄かったです。
まだまだありますが、宇月颯さんもカッコ良かったです、歌も上手いし...

コーラスはやはり難しいのか、ショーのほうが厚みも響きも月組だなあと満足できるものがあります。
多分ですがそろそろ後半、役替わりもありますし、完成度が段階的にアップしていきそうです。


ショーの東京千秋楽版はさすがに放送されるとは思っていますが(1年後・・・?)ショーだけのDVDも出るといいのですれども。
月組の職人レベルが発揮されてます。思い出したら色々あるのでまとめて追記致します。   




  • イエローシャトルリューズのオリジナルカクテルありました。次回試したいです。今回は月組公演、パッションフルーツソーダ。組カラーのイエローとパッションフルーツ好きなので!

カルーセル円舞曲は、劇場でみたほうが絶対いいショーですね。記念ショーはアムール99などと同じでちょっとあそびの要素がないのですが、テキーラのシーンが好きです。熱いですね、ここは目が足りません。いやダンスシーンすべてですが。千海華蘭さんのダンスもいいし、貴澄さんも良かった、紫門さん、宇月さん、美弥さん、響さん、・・・ニューヨークのシーンに出ていた娘役さんたちのダンスも髪型もドレス着こなしも1920-30年代のようで素敵でした、おかっぱボブの方やみなさん髪型がまた似合っていて。次回見るのがまた楽しみです。
サンバステップ、美弥さん本当にすごい・・・・それから銀橋に並んだコーダ部分のたぶん、海乃さんかな、BSで観たときもですがサンバステップがとても優美かつサンバ・ブラジルらしくてナチュラルに目を引きました。しかし早乙女わかばさんのブルーの衣装でのシーンも好きです。流麗(砂漠・シルクロード)のシーンも美弥ちゃんのダンスと、娘役さんたちのダンス美しいし、カゲソロ(輝月ゆうまさん、白雪さちかさん)も良かったです。
フィナーレのエトワールの泉里さんもモン巴里良かったです。(たしかドラゴン・ナイトのときに覚えました、龍さんは本当に、あのコンサートでは組子のみなさんのお名前と顔をお客さんに見て貰って少しでも記憶に残ってもらえたら、という計らいをされていましたね。。あの公演でお名前と顔を知った方は多い、なかなか下級生にはめぐってこないチャンスを計らって構成に取り入れていらしたなあと...)いまの美弥ちゃんのブリドリnext.もそうですが!
美弥さんの二番手羽、白い衣装に映えて素敵でした、オットーのラストシーンもですがなんとも。。。
パレードも観るのが忙しい!ですがあと数回見て来たいと思います。
娘役さんたちの紫と白の、ドレス、どこかマイフェア・レディのおリボンが大きいドレスと似て色は違うもののけっこう好きなデザインでした。
月組で見たいのは、あとは実はサイトー先生のショーです。
ミスティ〜でのステッキ、シルクハットのパレードは大好きでしたし(そういえば今回の燕尾はホワイトタイです)
サイトーショウ―をぜひ見てみたいです。どうかよろしくお願いします。。



それにしても、ミスティ〜のときの千海さん、珠城さん、宇月さん、(Manonで退団されたあきさやさん、この時はまだ月生だった咲妃みゆさん、退団された彩星りおんさん、花瀬みずかさんなどなど)の印象が強い月組なのでそれぞれの見せ場がたっぷりある今作などはなかなか感無量です。朝美絢さんは魅せ方も、歌もとてもいい感じになってきましたね。雪組で観られる日を愉しみにしています。(雪は、大ちゃんが早霧さんと辞められてしまうのを知ってちょっと、いやショック大ですが...)

あと何回か観に行きますし、今回初めて宝塚を見た方もまたぜひ観たいといってくれて良かったです!
咲希あかねさんも最後の公演なので観なくては...




宝塚歌劇団
宝塚クリエイティブアーツ
2017-03-25


月組宝塚大劇場公演ライブCD ロミオとジュリエット
宝塚歌劇団
宝塚クリエイティブアーツ
2012-08-30







月組大劇場公演ライブCD Misty Station
宝塚歌劇団
宝塚クリエイティブアーツ
2012-04-12






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写真は東宝劇場(日比谷)のポスター・パネル。

BSプレミアムで1月3日に放送された元旦初日の月組観ました。録画だと多少画質や音質が下がると思い、珍しくその時間に自宅にて視聴。もちろん録画もしました。

レビュー90周年ということで録画放送されました。映像と実際の劇場で聴く音声や群舞、ソロのダンスなどは印章は異なるとおもうので実際に観るまではわかりませんが、東京は2月末からの公演になるのでその前に予習できたのは良かったかなと思います。美弥さん2番手の公演ということもあり、またレビューの前のお芝居「グランドホテル」が涼風さんのオットーを美弥さんが演じるので注目している公演でもあります。それから華形ひかるさん(みつるさん)が大劇場に久々に出演するのも期待している公演です。
カメラワークが独特でちょっと全体を把握しきれていないところもあるのですが、二回観た印章などを少し。

レビュー90周年(昭和2年とか?)ということが紹介されていましたが、もし劇場で観たことがない方に説明するならば、このレビューの前に、お芝居があるということが紹介されてもいいと思いました。
私は星組オーシャンズ11が始めての宝塚観劇だったので、まったく知らなったので、そこからかいておくと、
1. 1本物とされる演目は、ミュージカル+フィナーレ+パレードの構成
2. 2本物とされる演目は、座付きの脚本演出家によるお芝居(ミュージカル)+レビューかショー(+パレード)
3. まれに3本立てと言われる、日本ものショー+お芝居+ショー(またはレビュー)+パレード 

などがあることです。帝劇や他のミュージカルと違うことは、一本ものでもフィナーレからパレードまでショー部分が付くのでやはりそこが作品のコーダのような充足感を生むのかなと思います。
それから、この劇団の大きなことはやはり男役ダンサーだと思いますね。なぜかといえば、日本の男性文化の中に舞踊が取り入れられていないため、こうしたダンスを観るのがほぼ他では難しいからです。もちろん日舞、バレエに素晴らしいダンサー、舞踊手はたくさんいます。ただ日本のミュージカルもほぼ歌中心なのでダンスが出来てもその場がない構成のほうが多かったり...舞踊は音楽と詩の中間表現なので、実のところきわめて音楽と言語表現が求められるのですが、歌詞がないと読解できないというのは、情緒や物語を読み解くことができないという自由学芸教育の欠陥が助長しているのかも...絵画、音楽は幾何学や算術、地理学、修辞(文法)などと同じく必要とされたものだったのですから。

これは2回観て思っていたことなので(その直前に、同じ稲葉大地氏のゴールデン・ジャズというショーの千穐楽放送がCSであったのでそれも観ながら思っていたのですが)まずは初見で思ったことを少し。

・美弥るりかさんと、宇月颯さんがシンメトリーで踊るシーンがとてもよい
・紫門ゆりやさんのダンスも良かった、観ていると目に入りました
・千海華蘭さんのダンスも良かった、もっと歌うシーンもあるといいですね、GJの東京千秋楽は素晴らしかった。
・早乙女わかばさんと美弥さんが躍るシーンも良かったです、ここはぜひぜひ劇場でよく観たいです!
・珠城さんは...全国ツアーの初日と千秋楽映像を観たときと同じような印象、特に歌が...珠城さんは高い声だと思うのですが、音程が低いのと、延ばすところで平坦かその音程に届かずにむしろ下がり気味になってしまう
見せ方に変化がないので、どれだけ衣装を替えても同じ印象のままなのです
真面目すぎる、とよく言われていましたが、それを読解力のほうに振り分けてみないと...何か90点狙いのような仕上がりになっている。でも表現は点数ではないし、ダンスはカウントではないのです。よくできた体操みたいなものはダンスとはいえないのであって...まあこうしたことは観る側が指摘することではないのですが...
・愛希さんも全国ツアーの時の悲劇再びというか...龍さんの時は音程がとれているのですが、珠城さんが相手だとひきづられて音程が不安定になりますよね...puckの時は良かったし、1789の時はそれほど気にならなかったのです。王妃の悲哀も感じられましたし、ハーミアの時が一番良かったような...珠城さんの音程に全国ツアー以降はつられているように思います...ダンスは、上半身がぶれるのが気になります。つまり本来ならばアームスを上手く使って肩はそれほど動かさないという場面でもすごく前後に動いてしまうのが気になる。周りの月組ダンサーさんたちはそんなことはなく綺麗だったり躍動的だったりするので、一層目立つのですよね...
やはりPUCK、クリスタル〜の時が一番、ちゃぴは良かったかな、と。もはや、ねねちゃんのように男役トップと衣装チェンジ!くらいがみたいかも。(セレブリティ!の時のたしかちえさんの衣装を着ていてそれがすごく似合っていたような記憶が...。娘役の歴史がまた一ページ...。(違)
・サンバステップ大変だ。これ本当に凄いですね。プログラムを買ったらあの場に出ているメンバーを確認しよう..美弥さんが花道側から出てくるところ、そのあとボーダー+白いジャケット+白いハットで踊るシーンと、みつるさんと美弥ちゃんが躍るシーンも好きです。ここもよくよく見たい...
このあたりは星組ノバ・ボサ(上島雪夫)を思い出します。蝶の衣装をつけた後のシーンはちょっと私は苦手です
ブラジルのシーン、「未来都市ブラジル」に出てくる曲+歌ですが...これもいい曲なのに良さを感じられない、曲を聞いてああこの曲のここがいい、こんな風に表現したい、自分ならこういう風に表現して歌おう、と思わない限りは音楽やダンスで人を感動させることはできないじゃないかな...と思うのですが、余計なことかもしれませんね。しかし好きな曲なのに...あの曲は何?他にどんなアレンジがあるのか、と思われるのが最低限な気もしますが....
コーダのような最後の銀橋に並ぶところで正面から全景がなかったのですが、海乃さんかな、いいなあと思う娘役さん・女役さんがいました。(2回目視聴)
・黒燕尾。朝美絢さん、美弥さん、千海さん、紫門さん、宇月さんと凄く黒燕尾のシーンに必須なものが指先からつま先、顔の角度、手の添え方など綺麗。なのに、なぜか珠城さんが....。この間、龍さんが退団されたときも黒燕尾でしたし、霧矢さんの退団の時も黒燕尾でした。生え抜き生なのに、ああ月組だな、と思えるものがないように感じてしまったのです。多分、言われたことはできるし、失敗もしないのかもしれませんが、言われた通りにやることと努力して真面目にやるというだけで表現や表現すべきものがなにかわからないタイプのかたなのかな、と思ってしまった。ロミジュリの時も死の役で死のメタファーがまったく感じられなかったのですよね...踊りや表現はあきさやさんのほうが上手かったし愛の役らしかったので、うーん...と思っていたのですが、その印象をまた思い出してしまいました。10年かければいいものではないのかもしれませんが、10年と言われるのはそういう意味もあるのではなかろうかと...。それから身長がとか体格から男らしい(?男役ではなくて?)と書かれていますが、私にはPTAや学校の役員さんの長...という女性団体の役員さん(本部とか婦人部的な?)空気を感じてしまい、・・・何も休日にそういう一生懸命さをもとめて劇場にはいかないので、うーん・・・となってしまいます。
記念公演だから大変だとは思いますが....

娘役さん、女役さんの群舞や早乙女さんや新組長さんなどいろいろみたいところはあるので、直接観劇するのを待つことにします。
龍真咲さんがこの回は観に来られていたようですね!

東京公演での変更はあるのでしょうか、90周年でかつてのオマージュ的なシーンをいれるのもいいのですが、2017年らしい新しさもあってもいいかなあと思いました。クリスタルTAKARAZUKAではリアルタイムのショーという感じがすごくしたので...古いものと新しいものを同居されたほうがいいのでは、と。90年前の最初は「新しいもの」をやるという意図だったのでは。
とにかく、大正デモクラシーから昭和初期までは文化的かつ私鉄などインフラ整備などが拡張していたはずです。しかし、太平洋戦争と全体性が覆うようになってしまい、音楽も語学も衰退してしまう時期があったわけで、そういった意味でも新しいものをやろうとしたことの記念レビューには意味があるのではないかしら、と視聴しながら思いました。



追記:CSの初日映像みました、グランドホテル+カルーセル。場の把握的にCSの初日映像、良かったです!
CSの映像といえば雪の全国ツアー千秋楽の放送、ラ・エスエラルダ全ツ版良かったです。こういう千秋楽はいいですね。どちらも録画しました。




Cornelius's representation of "Aquarela do Brasil".



Aquarela do Brasil - Gal Costa






Francisco Alves - Brazil - Aquarela do Brasil (1939)  

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美弥るりか
宝塚クリエイティブアーツ
2016-11-18






望海風斗
宝塚クリエイティブアーツ
2016-11






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http://www.nicovideo.jp/watch/sm21201027
CSで春風さん回を放送(2月?)するみたいですが、カフェブレイクもDVDだしてもいいと思う、けっこう売れるのではないかと思うのですけれども。公演ごとに、とか。ナウオン+ほっぷあっぷ+カフェブレで公演DVDと別に出すか特別版として出すか。
祝!華形ひかるさん→春風弥里さん→(望海風斗さん) 88期から89期のつながりが好きなんです。
89前後93期くらいまでが私にとっての宝塚の演者さんですね、最近93期と95期はわかりますが、89期から93期を大切にしないとそれ以前のいわゆる「伝統」はもう断絶してしまいそう。


月組の24日公演感想を.

DVDも見たあとなのにこまさん(沙央くらま)がさらにパワフルにかわいかったです。
真咲さんとちゃぴ(愛希れいか)がまたうまくなっていた、もう足先も気にならないし、歌がとても繊細。
暁千星さんもよかった。凪七(かちゃ)の役上の成長がほほえましい、もはやPUCKのテーマ曲とともにラリーのテーマ(ライオネル)がリフレイン。美弥ちゃんのダニーと、ショウ上のシンデレラシーンが好きです。

ショー後半のコンテンポラリーっぽいパート(マギーから始まる部分)もすごく良いと書いていましたが、2回目観たときに、前回のデジャヴが判明。おそらく、べジャール「春の祭典」からインスピレーションを得ているのではないでしょうか。それの爽やか海バージョンで生成を表すという印象を受けました。

<PUCK>の話に戻ると、珠城さんのボビーはもう少しはっちゃけててもいいと思うのでした。これは<FOOTLOOSE>での蓮城まことさんのチャックを観ているからか、そのくらいやってもいいと思うのですよね。
もう少し音域が増えるといいのかな、という感じもします。




DVDおすすめです。
そういえば14日の感想に男性が多かったとか思ったことを書いてましたが、阿久津愼太郎さんが同じ回(午前公演)に観に来てたみたいで驚きました。





23日に、二回目のるの祭典に行ってきましたので、またロビーでシアター・コクーン「タイタニック」(ミュージカル)のフライヤーを貰ってきました。明智光秀役上口耕平さんが出演されるので観に行きたい。






さすがに24日以降は年末忙しく、、まとまった感想が書けませんでした。
12月は自分でも予定外なほどに劇場に足を運んだ月でした。
(俺の地図帳公演、ボリショイ・バレエ、PUCK(月組)、るの祭典(豊臣伝授手習鑑))

年末は仕事のPC作業をしつつ大掃除を少々(できるところまで・私は大掃除を5月連休にやるのです..)して、英国ロイヤルの「こうもり」(ヨッヘンコワルスキー、ヴィヴィアナ・デュランテが出ている英語版。これがすごく面白い)とマルガリータのDVD、および特典映像の長崎を観ていました。



24日のPUCK公演では、クリスマスイブだからか、開場時エントランスにて、ポストカードのプレゼントがありました!

5
月組公演「PUCK」を観てきました。
シェイクスピアの「真夏の夜の夢」をベースにしたミュージカル+22年ぶりの再演とのことです。作・演出が小池修一郎。ミッド・サマー・イヴを主題にした物語。
重要なことから書きますと、凄く良かったです、まだチケットが買える日があるのかわかりませんが当日券も貸し切以外なら可能だとは思うので可能な方は観たほうがいい!と断言できる舞台です。実は真夏の世の夢をベースにしている再演で現在の月組なら見たいと思って漠然とJCB会員貸切日で日曜ということもあり、チケットを申し込んでいたわけですが、幕開き3分くらいでなぜか自然に涙が出てくるという....詳しくは書かないほうがいいとは思うのですが、それなりに舞台公演を観ていても、こういう経験は稀有なことです。プロローグからオベロン+タイターニアの世界〜反転しつつの英国の森とハーミアたちの住まう屋敷と転換していきます。

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龍さん(真咲さん)演じるパックと愛希れいかさん(ちゃぴ)のハーミアの二人も、オベロンの星条さん(マギー)タイターニアの憧花ゆりのさんの世界観が完璧です。完璧かつ、そこにコミカルかつシリアス、シェイクスピアならではの含蓄ある台詞や言葉あそびもありますし、ファンタジーかつ客観性もありといろんな角度から楽しめる舞台です。

実は作・演出が小池さんだと後から知ったのですが(パンフレットとル・サンクを観てから)小池先生の作品では一番の傑作なんじゃないでしょうか。それを舞台に展開できる月組生はすごいですね。私見ですが完成度といいパワーと魅力といいかつての星組オーシャンズ11を彷彿とさせる作品だと思います。

龍さんと愛希さんは本当に歌も上手いしお芝居がとてもいい、前回のお芝居よりもずっと役を生きているという感じです。こういう感想が蛇足に感じるくらいです。
前回公演(3本立て「花詩集・明日への指針」)のときは確か龍さんの歌がナチュラルにベルカント的なうまさが出てきてると書いた気がしますし、愛希さんの高音の歌い方もとてもきれいだった。それが磨きがかかってますし、ダニーの美弥るりかさん(るりか)も凄く巧くなっていると思います、声の安定感と音程の正しさも美弥さんの持ち味のダンスとつりあってきて。上手いというのは技術的なことはもちろんなんですが、歌というのはやはり音楽と歌詞、言葉の意味が音楽にのると歌唱やミュージカルの持ち味や意味が出てくる。それが感じられたから前半から自然に泪がでたのかもしれない。
凪七さん(かちゃ)もいいですし、子ども〜少年〜大人の演じ分けが良い。ボビーに珠城りょうさん(たまきち)。真面目じゃないたまきさんを観るのは新鮮だ!それから沙央くらまさん(こま)のヘレンが素晴らしい。かわいくないと云われまくる女性役なんですがそれがやたらとチャーミングなんですが(笑)帰宅してから録画しておいたNOW ON STAGEを観てみたら、龍さんと沙央さんが話していて、「ヘレンがすごく好き」「まさおのヘレンも観たみたい、凄そう。」たしかに凄そうです!と全部書いているときりがないのですが、ボビーチームといい制服男子生徒といい、妖精のコーラスもきれいですし、群舞もパワーがありつつきれい、月組伝統ともいうべき揃い方(いい意味での)が心地よいのです。ウォブラーズ(Glee)を観たり聞いたりしていたからか、男子生徒群が出てくるたびに結構着こなしやら靴のおしゃれさを確認してしまいました。カラフルなスニーカーがいい味だしてます。靴といえば、憧花ゆりのさんのタイターニアの靴がとてもデザインがきれいです。たしか劇団は衣装と一緒に靴もオーダーすると聞いたことがあるのでこれから見る方は要チェックです。
パック、ハーミアが歌うなかでダニエル、ライオネル、ヘレンが演技し、メイドたちやチームボビー、男子生徒が着替えてきたりで見どころが沢山。ヌレエフ版シンデレラ(パリ・オペラ座)並に目が足りない!

後半は更になぜかの自然に号泣.....私の厭世感が極まれりというのもあるのでしょうが、なんというか「美しいもの」「真実」といった価値性を問う物語を喜劇と悲劇の間で書いたシェイクスピアもすごいですし、これを作出した脚本・演出も、演じ生命をふきこんだ月組はすごいと思います。DVDを買って帰ろうと思ったら20日にブルーレイが発売される模様。
(なので三本立ての花詩集DVDを買って帰りました。全組TOP特別出演もボーナストラックもあってうれしいサプライズ)

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パック公演限定デザート。 ベリー4種とムース、ゼリーなどのイメージ・ドルチェですね。
(休憩時間に食べたくなると思いますが売り切れてしまうこともあるので、開場から開演前の時間に余裕あるときが個人的にはおすすめ。比較的開演前の時間のほうが二階のビュッフェ・ラウンジは空いてるほうだと思いますし)


ショーは「CRYSTAL TAKARAZUKA」(中村暁・作演出)です。これがまた・・・銀英伝以来の幕開きからのライティングが鮮やか。レーザーがすごいです。よく劇団はきらきらという表現を使いますがこのショーは・・・最早、ぴかぴかです。なんだろう、耀きが凄い。衣裳もきれいでした。デザインと生地の質感と照明があってるんでしょうか。
月は群舞もすごいんですが...意外と後半のコンテンポラリーっぽい振り付けの部分もほんとうに揃ってきれいでした。コーラスもいいのですが群舞、ソロ、グループどこのパートもきれいです。ショーだと紫門ゆりや(しもゆり)さん、早乙女わかばさん、宇月颯さん、萌花ゆりあさん、貴千碧さん、朝美絢さんもよかったです。
前作の時も良いところがたくさんあったのですが、今作は人数×3倍くらいのパワーアップ感がありますね!

中村暁さん作品は<ゴールド・スパーク>以来ですが、今回はパンフレットにもコッペリア+ホフマン物語のモチーフは書いてありましたね!まったくの個人の感想ですが幕開きのプロローグはきらびやかなレ・シルフィードといった感じがします。レ・シルのあの詩感は残しながらのショーアップという感じです。ラテンのシーンからのロケットへの展開がいままで観たショーの中で一番自然な感じがしました。自然かつ前のシーンからのつながりで踊れてる!という感じです。歌はもちろんいいのですけれど、ショーの中盤あたりでのピケを左右で展開するシーンがあるのですがそこもとても綺麗。歌もお芝居もダンスもそろっているというのは組長さんが飛鳥さんだからなのかしらと思うところも、なんだか全体が輝いてみえるというのは本当に舞台を観に行ったときに一番良いなあと想えることです。
全体的に贅沢な注文をつけるとすれば、歩くときの足の出し方と足を上げたときに甲をもう少しだけ伸ばすとパーファクトという感じがします。アームスがきれいなのでつま先が抜けていると気になるというか、些細なことですし靴の問題なのかもしれませんが。とにかくどこをきっても断面がきれいな見応えのあるショーでした。ラテンのシーンも3種類くらいありますし濃ゆすぎず派手ではなく鮮やかかつフレッシュ+繊細さ、丁寧さもあって見応えがあります。コッペリウスのシーンは、ペトリューシュカ並に人形感がでていてここも見どころです。
フィナーレの愛希さん(ちゃぴ)のお衣裳がとてもきれいです、タイターニアの靴のデザインについて書きましたが、このちゃぴのフィナーレの衣装の裾がとてもデザインがきれいです。アダージョ的な女性群舞のときの衣装と振り付けもあっていてとても美しい。

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短く書くつもりが長くなってしまった。
しかも、この日観に行けなかった家族のために劇場を出たところでまずチケットブースで残り日程&残席を確認してしまったという。パックはとにかく完成度も高いのですがアドリブも凄そうですしね!
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それから演目がシェイクスピアベースだからかもしれませんが、男性客が比較的多かったのが印象的。月組生は見ごたえありますしね。ですのでもし気になっている方は臆せずに全然気負いなく観劇できますよ。

クリスマスディスプレイ等の写真は後で追加します。配役等また追記します。

blogmura


















ロミオとジュリエットもブルーレイ版が出たのですね。
PUCKはブルーレイを買おうと思います。

アルセーヌ・ルパンは公演には行けなかったのでCS放送で見ましたのでもう何回か見たら感想書きます。
なかなか家にいるときに全幕映像を見る時間がない!という。


4
月組公演に行ってきました。



日本絵草子 宝塚をどり
明日への指針
花詩集100

三本立てです。
以前、星組の三本だて公演にもいきまして、その時は空席もありましたが、今回の月組はほぼ満席。
立ち見も出ていました。


日本ものショーの宝塚をどり、想像よりずっと綺麗でした。龍さんの日本ものは立ち姿が綺麗です。愛希さんも笑顔がはなやか。踊り自体も綺麗で月組はそろってます。日本ものメイクでも、マギー(星条さん) 、沙央さん、美弥さん、凪七さん、あたりはすぐわかりました。
よさこいの女性郡舞も綺麗で情緒があり、珠城さん、宇月さん、鳳月さんもよかった。いま学校体育祭ではロックソーランが定番ですが、これからはロックよさこいが定番になりそう。

三番叟は衣裳も踊りもよかったです、ただこれはもうすこし三番叟のままのほうがよかった。三番叟を春に西川簑乃助さんで観ているせいかもしれません。
真咲さんも沙央さんも衣裳もとても似合っていたからそう感じるのかも。
音楽と振りがあってないというか、全体的に音楽があってない。
そこだけが残念。

凪七瑠海さん、美弥るりかさんの胡蝶がとてもよかったです。

松本悠里さんはとても踊りが美しいです。ドライアイスのスモークがたちこめるなかの舞い、踊りの形ごとに空気が流れるのがとても効果的。見えない余韻が表れる演出。技術の高さがわかります。


お芝居は、沙央さん、憧花ゆりのさんがよかったです!ウィラード的なくらまさんのサイモン。
去年月組をみられてないのですが凪七さん、くらまさんもすっかり月組カラー、見ていてとてもバランスがよいです。
絵になる!
石田さんの作品で、一言でいうなら、ディズニー・シーのSSコロンビア号ショーの世界。
禁酒法時代でタイタニック号の事故から時は過ぎて、という設定です。


花詩集は、振り付けにジェフ・カルフーン。衣裳デザインにアントワーヌ・クルック。
龍さんと愛希さんの歌が安定して巧くなっていました、特に龍さんの高音の歌いかたが良いです。表現が広がったというか、ちょっと技巧的なところが良いです。

紫門ゆりやさん、宇月颯さん、貴澄隼人さん、貴千碧さんも目を引いた。
美弥さん、凪七さん、沙央さんと月組は踊りが丁寧で勢いもあり、丁寧ゆえに表現の細やかなところが良いです。
同じ振りでも、美弥さん、沙央さん、マギーと表情が少しずつ違って愉しめます。愛希さんのラインも綺麗で、龍さんとちゃぴは嫌みのない絵になります。
やっぱりバランスがよいですね。

飛鳥さんと100期生の口上もあります。

月組のカラーが揃っていて、日本ものも大変似合っていたので、龍さんの月組ではぜひ、MAHOROBA や、夢の浮き橋、あかねさす紫の花、マジシャンの憂鬱などをやって貰いたいです。

http://youtu.be/766_zayL32A

月組は踊れる方が多いので中村一徳レビューを観てみたいとも。

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三番叟も絵になる。

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公演ポスター。
春先、渋谷の街頭ビジョンもやってました。

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美弥さん、凪七さんの公演。


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きもののやまとが公演イメージの着物作っていて、ロビーに展示されてました。やまとでは浴衣を作ったことが。作り帯なども。

TCAの巻頭インタビューに小越勇輝さんが。驚いた。
(例えるならテニス..の広報物やパンフに早霧さんのインタビューが載るというような意味で。最早市民権を得ているコンテンツですが売れたものがartになる例Art pop,振付と揃いかたがなかなか凄い)
http://youtu.be/M921pZUZCvQ

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夏にあるマホロバの告知がロビーにありました、彩乃かなみさんも出演。you tube に公式ページあります。佐々木さんがどことなく瀬奈じゅんさん(麻子さん)に雰囲気似ているような?


最近こんな共演多いですね!前に書いた辻本祐樹さんも紫吹じゅんさんと共演していたらしい。あとはとうこさん(安蘭けい)と和田琢磨さんとか。


今の月組でMAHOROBA あかねさす〜のような演目が見たい!マジシャンの憂鬱や、中村レビュー観てみたいという感想でまとめたいと思います。

今回はお芝居が短かったので、また一本ものの舞台も観てみたいです。郡舞があったり踊りと歌、芝居がある演目が合いそう。Studio 54やスカーレット・ピンパーネルの印象もあるからかもしれません。

ノヴァ・ボサノヴァも合いそう。

三本立ての衣裳はやがえ、はやがえだと気づかないくらい、衣裳がえからの場面転換。安心して観ていられる安定感。


カテゴリーを整理しようとして、以前の舞台カテゴリーが消えてしまいました。
歌舞伎や演劇の感想はそのうちまとめます。

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さいたま文化センターは、バレエ漫画山岸涼子の舞姫にも出てくる全国バレエコンクールの会場です。何度か先輩も出場するので行ったこともあり、今年の会場も勿論ここで7月にエントリーしてました。

さて月組全国ツアー の演目が 愛するには短すぎる Heat on beat ! で観に行きました。愛するには… 以下愛短は アンソニー凰稀かなめさん、クラウディア 夢咲ねねさん 船員の壱城あずささんと船長れいあさん バレエ団れんさんの演技、鶴美さんのオコーナー、夢乃さんなどなどコメディかつ好きなセリフが多い芝居テンポもよく、好きな作品です。今回はアンソニーを美弥るりかさん、マイケルは龍さん、クラウディア愛希さん、未沙のえるさんが演じた役を憧花ゆりのさん、船長が星条海斗さん、オコーナーを光月るうさん、夢乃さんの役を紫門ゆりやさんが演じていて、最初のアカペラからデジャヴではないいいなつかしさ、再会した感覚が舞台にあって良かったです。初日は行けず母と母の友人に譲ったのですがさいたま公演の楽にいけてこれほど事前にチケットをとっておいて良かった!と思うことは月ロミジュリ初日、フットルース千秋楽、カノン初演時のエトワールガラ、ボリショイのラ・バヤデール、ボリショイとマリインスキー合同ガラ以来かもしれません。あくまで私感ですが。見終わったあとには早くビデオになってほしいと思いましたし、Heat on も今まででかなりすっきり観ることができました、それだけに当日チケットをすでに文化センターのインフォメーションで取扱ってないのが残念…。さいたま、千葉、神奈川、長野は舞台すきな人口が多いと思いますし…、しかしやはりさいたま文化センターはいいホールなのでここで初日かつ二回公演は続いてほしいです。舞台稽古映像と初日映像より、たった数日なのに龍さんと愛希さん、マギー、るみこさん、美弥さん、ゆりのさん、お芝居も舞台も巧くなってるのが解りました。

コメディはじつはシリアスより断然難しい!のです。人を苦しませたり辛い気持にさせることより、喜びや笑いは、より理知を必要とするし、この二つの組み合わせは素晴らしいです。それだけにポスターデザインが本当にもったいない。

かなりハードな日程のなか観に行って良かった、と思えました。うらわはよく国際線機内誌などでもうなぎや和菓子もあり浦和PARCOには大丸あるので皆様が浦和を楽しんでくれたらなどと思いながら!続きを読む

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ミラノスカラ座バレエ団 ロミオとジュリエット全3幕
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CD/クラシック/ロミオとジュリエット〜ロシア管弦楽名曲集/SICC-1098
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【国内盤】The Royal Ballet Covent Garden/ケネス・マクミランのロミオとジュリエット
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ケネス・マクミランのロミオとジュリエット(DVD) ◆20%OFF!
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プロコフィエフ:組曲≪ロミオとジュリエット≫抜粋 [ チョン・ミュンフン ]
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ルドルフ・ヌレエフ振付・演出「ロミオとジュリエット」/パリ・オペラ座バレエ[新品]
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英国ロイヤル・バレエ/ロミオとジュリエット、マノン、パゴダの王子
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デアゴスティーニ バレエ DVDコレクション第4号 ロミオとジュリエット
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【送料無料】 熊川哲也 ロミオとジュリエット 【DVD】
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ロミオとジュリエット 【DVD/洋画/ラブストーリー】
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ロシアバレエコレクション ロミオとジュリエット<2007/11/23>
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【送料無料】 宝塚歌劇団 タカラヅカカゲキダン / 宝塚歌劇 月組公演・実況: : ロミオとジュリエット 【CD】
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【送料無料】 CD/宝塚歌劇団/ロミオとジュリエット/TCAC-457 [8/31発売]
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【送料無料】 ロミオとジュリエット<雪組>
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【送料無料】ロミオとジュリエット<星組>


シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」(正式にはロミオはロメオで、ジュリエットはジュリエッタ である)は様々なもので視覚化されている。バレエ作品ではプロコフィエフが作曲をしており、スカラ座にアンヘル・コレーラが客演し、アレッサンドラ・フェリがジュリエットをしたDVD、またアメリカンバレエシアター(ABT)のガラなどでも必ず入っている。ヌレエフ版では、スーパー・バレエレッスンで模範演技をするエルヴェ・モローが見事だと思う。(エルヴェ・モローも期待してチケットをとるとなかなか来日してくれない&写真写りがあまりよくなく動いているときが一番美しいというダンサー)。 音楽はバレエ音楽の中でももっともよくできていると評される。これは私も同感である。 しかし実のところ私自身はあまり「ロミオとジュリエット」という作品自体にはそれほど思い入れがない・・・例外は、ナチョ・ドゥアトがあらたに振付けて新国立劇場で演じられたバージョンなのだが、それは彼の原作解釈が共感できたからでもある。 さて、フランス版ミュージカル 「ロミオとジュリエット」宝塚雪組および現在から9月まで上演予定の月組公演について少々。(日本における初演は博多での星組・・・だがむしろロメオとティボルトはこの公演のほうが役替わりしてみたらよかったと思う・・・) 月組公演は龍真咲さんのロメオの「僕は怖い」が真に迫っているし、ロミオという人物像をよく描きだしている。ロメオはヒーロー的に演じてもしみじみとしてもいけない、中世的運命の車輪にゆっくりと知らないうちに人々が巻き込まれていき、最後には憎悪・死・争いと愛・生成・平和の相関関係に人が自覚的になるという・・・それも代償はとりかえしのつかないものの喪失によって、というものなのだが、それが愛希れいかさんのジュリエットとよく演じられていると思う。マーキューシオの死は、この物語の要になるところなのだが、美弥るりかさんがティボルト(明日海)とのやりとりから、独白し、ロミオへ言葉をたくし、死の間際まで前に進もうとする姿が素晴らしいのです、それを支えるヴェンヴォーリオ役の星条海斗さんの表情もすばらしいし、マキューシオの死に立ちあう周囲の張りつめ方は、舞台ならではのものでありながら現実の場面に立ち会うようだった。 キャピュレット卿の越乃リュウさんもあっている。(ちなみに雪組だと飛鳥さんがモンタギューを演じており、それも納得。)役作りなどのコメントで、剣に対してモンタギューは杖という会話が出演者からあったので、私見を加えると、龍さんの解釈が正しく、モンタギュー卿がもつのはスタッフ(護身用武器としての杖)なのではないでしょうか。ティボルトが軍神マルスと自らなのるように、剣と杖というのも持物のアレゴリーのようで面白いところです。これはフランス版が赤と青とカラーリングしているようになるべくシンプルに記号化しているところだと思うのですが。(それだけに、日本語タイトルにアクサンが入っているのに and が入って幕間に出るのはどこか違和感があります、英語に統一するなら英語に、アクサンいれるなら et を用いればいいのに・・・となぜわざわざフランス語なのか・・・というのは伝統的にそうだから、と言われれば返す言葉もないのですが! フィナーレも新しくなっていて月組版は見ごたえがあると思います。

 明日海さんのロミオはまだ見てないのでなんともいえないのですが、ティボルトはあっていると思います、ただ、一幕で叔母に対して投げる花がとどかず落下することが多い・・・ように思うのとフィナーレのラップ?のシーンは明日海さんの後ろで踊っている方(紫門ゆりやさんほか)のほうが上手いのでそっちを見てしまい、例によって、ラストにジャンプするときに踏み台にされている方のほうを見てしまう・・・(大抵いわゆるスターといわれるかたがリフトされるときもリフトするほうの方々を見てしまうという・・・) 美弥るりかさんがかなりさりげなく、ダンスの場面でマネージュを入れていてそれが上手いので勝手に感動してます。龍さんのロメオ、美弥さんのマーキューシオ、星条さんのヴェンヴォーリオはあってますし、明日海さんのティボルトはあってます。英真なおきさんの神父と龍さんの場面もすごく・・・英真なおきさんは、「高慢と偏見」を舞台化した涼紫央さん・音羽みのりさん主演の「天使のはしご」ではピングリー(美弥るりか)と結婚させたがっている母親役で好演していましたが、いままでの役とがらっと変わって本当に役者さんだし歌も上手く・・・、(ジャコバン党時代のパリとイギリスを描いた「スカーレット・ピンパーネル」では貴族というだけで不満のはけ口に殺される侯爵/プリンス・オブ・ウェールズの二役のように!)結婚式の場面は張りつめた空気と歌詞と声、愛と死の象徴が暗い礼拝堂に一筋の光のようで美しくも荘厳な場面です。 乳母は雪組公演では沙央くらまさんが演じているんですが、本当にうまい・・・というか心の底に響くものがあります。説明できない・・・と書くと、誤解されると困るのですが女役のがあっているという意味ではなく、歌詞と演じる力がものすごくうまいのではないかと思うのです。かなり役の幅がある方なのですがいつも上手い演じ分けだと思うし声量が多く、安定していて雰囲気も美しいんですよね・・・コミカルな役(footloseなど)もあうし、以前 ドン・カルロス公演で書いたように音感があるので踊りも上手いですし・・毎回見たくなる方です。技術プラスαがある方で、しかも伸びしろがあるので舞台期間中に上手くなられていくので、できれば今から2年以内のよい時期に2番手や三番手をやられると舞台がよくなると思っています、勿体ない!同様にやはり死は彩風咲奈さんがすごく上手い・・死の象徴そのもの。上手いという言葉では軽いですが、いるだけで、シンボルになる<死>だと思います。 仮面舞踏会のシーンでは仮面をつけてしまうと緒月さんのほうがティボルトの踊りだなと感じます、ただティボルトの歌ソロでは明日海さんのほうが上手い。

http://kageki.hankyu.co.jp/rj2012/movie/romeo_yuki_120622/(雪 ロミオとジュリエットの映像)


・・・と月組公演はいろいろと比較されながらの部分があるので大変かと思うのですが、やはり龍さんと愛希さんのロミオとジュリエットはファーストキャストとして素晴らしいと思います。純粋さと完璧さはほぼ同意語、ということを龍さんからは感じます。フィナーレもやはり「今」という時間や共有できるものや、活力を相互に贈与しあえる場面になっていると思います。 東京公演はほぼ完売のようなので、関西や中部地区の方はぜひ今みてもらいたいものです。
http://www.tca-pictures.net/romeo2012/02.html (舞台映像はこちら)

 同様に梅田と博多で上演されるミュージカル・フットルースも。こちらは東京公演がなく・・・DVDにもならないということですが、ダイジェストやドキュメンタリーの形ででも映像が残ればいいのにと思います。実にもったいない。そして何らかの特別公演として、東京でも上演されないものかと思っています。埼玉や神奈川、首都圏含めて首都圏でこそ上演してもらいたいです。i'm free! など普遍的なテーマも含まれているし、何かを見失っている今だからこそ・・・
 (映画 footloose と舞台の感想は別記事にしたい予定です) 4e831199.jpg

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神戸新聞からの映像とパンフレットから。



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一幕と二幕のとき、カラーリングが微妙に違うのがきれいです。

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演目をテーマにしたメニュー、魚介と野菜中心で量も適量だと思います。
原のデザインケーキみたいな楽しみがありますね・・・

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因みに、5月で退団した霧矢さんはインタビューで尊敬する人にアレッサンドラ・フェリとシルヴィ・ギエムを挙げていて(昔)なんとなく納得したのでした。 ぜひプロコフィエフの曲と中世ヴェローナならでは・・・・・のバレエ版(マクミラン版も視たいのですが、パリオペラ座版とスカラ座版と見比べてもらい、それぞれの良い部分を発見したい・してもらいたい意味でも記事にする次第) 写真についてと追加は後程まとも?(すくなくとも現在と比較して)に編集できる環境と状況のときに。

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美弥さんも中1のコンクールの時にキトリのvaだったそうです。