1DAY-25HOURS デザイン・フォー・ライフ

from ousia@web 高嶺(Takane)によるデザイン・フォー・ライフ. テキストと写真で綴ります.

タグ:ラテン語

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創作ダイニングの二階にて、三回目となるラテン語学習会の新年会へいってきました。

まずは写真のみ。今年は大盛況で35名以上の方、それに山下太郎先生もご出席された会でした。

アクアパッツァ、ペンネ、タリアータ、バーニャカウダなどのお料理と乾杯で、しばし歓談。グループの方ありがとうございます。大学1年で来年から古典語を履修する方、ギリシア語、ラテン語をかつて大学で学ばれた方、
各大学で教職にあるかた、企業メーカー勤務で勉強をつづけている方、企業家の方...ど多彩で、しかしながら「ラテン語」古典文学、古典学習をベースに集まっている会です。
詳しくは山下先生の著書をご覧ください。

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山下先生の問題集にお名前書いていただきました。
配布されたハンドアウトは兼利先生から。

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カバーをかけているので、奥付のほうを。
私が運営している言語文化研究は、セネカの言葉を標語としています。この引用も、山下先生の「ローマ人の名言」を参考にさせていただいています。


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 ドルチェミスト。写真を撮り忘れたので、同卓だった田邊さんからお写真おかりしました。ありがとうございます!



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御茶ノ水にて終会後、記念撮影。
そういえば、テーブルごとの写真とか撮るのをわすれました、同窓会スタッフや自分の職業病的な感性では、それを行うのですがちょっと身軽にうごけなくて、すみません。

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そういえば、自宅の月桂樹とローズマリーを収穫して、洗って選別したものを小分けにして、お料理されるメンバーの方へお渡ししました。実はお渡しできなかった方もおり、また次の機会にお渡しできればと思っております。収穫してすぐのローリエ、ローズマリーもお料理に使っていただいたと聞きまして(写真も)さっそくよろこんでます。語学と食文化は文学と演劇と音楽、絵画芸術が関連をもつように、関連していると思うことしきり...

山下先生のサイトもぜひご覧ください http://www.kitashirakawa.jp/taro/?p=7697 ラテン語とは?


山下先生からのメールにキケローからの引用が贈られていました。

==

私はラテン語を愛好するみなさまに、キケローの「アルキアース弁護」から次の箇所を引用してお届けしたいと思います。
haec studiaをギリシア・ローマ文学、あるいはラテン語学習と読み替えていただければと思います。

haec studia adulescentiam alunt, senectūtem oblectant, secundās rēs
ornant, adversīs perfugium ac sōlācium praebent, dēlectant domī, nōn
impediunt forīs, pernoctant nōbīscum, peregrīnantur, rusticantur.

<逐語訳>
この(haec)研究は(studia)青年時代を(adulescentiam)養い(alunt)、老年を(senectūtem)楽しませ(oblectant)、順境(secundās
rēs)を飾り(ornant)、逆境において(adversīs)避難所(perfugium)と(ac)慰めを(sōlācium)与え(praebent)、家では(domī)楽しませ(dēlenctant)、外では(forīs)邪魔をする(impediunt)ことがなく(nōn)、我々とともに(nōbīscum)夜を過ごし(pernoctant)、外国を旅し(peregrīnantur)、田舎暮らしをする(rusticantur)。


==
Cicero Pro Archia Poeta



https://www.facebook.com/latin2012/?fref=hovercard
ラテン語講習会

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三松(しゃら)さんのカレンダー表紙が綺麗だったので、四六判と文庫のカバーにしました。




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キケローでは有名なのはカティリーナ反駁 カティリーナ弾劾が挙げられるが、アルキアースは弁護、これらは岩波で4つの「弁論集」として文庫でも読める。

キケロー
岩波書店
2005-05-17



「弁論家について」は以前、納富先生の講座で読み学んだことを思い出した。

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納富信留先生による1回講座、"トマス・モア 『ユートピア』を読む" に参加しました。

Firenzeルネサンスはエラスムスまではなんとなく関連して学んできたけれども、実のところ私も「ユートピア」を繙くのは初めてのことだった。ラテン語原文で書かれ、次に英語版がRobinson版として出たのも、マルシリウスの「饗宴註解」がラテン語からトスカーナ語版としてすぐに出たのも少し似ている。
そして時代は少し違うのだが、トマス・モアの「ユートピア」も広く西欧大陸で読まれたものである。
加えて、Ficinoの「プラトン的愛」がプラトニック・ラブという言葉となり、一人歩きしてしまったように、トマス・モアの「ユートピア」もまたその内実や内容を読まないまま、「なんとなく」広まってしまったものではないだろうか。

今日、日常用語として使われている「ユートピア」はどちらかといえば、「アルカディア」(アルカディアの牧人たち)に近いニュアンスではないだろうか。もっともフランス古典主義の有名な二コラ・プッサンの<アルカディアの牧人たち>では牧人たちがアルカディアでも「死」は存在する、「死をわすれるな Memento Mori」の警告を石棺からうけとるという場面なのだが。

このあるとするならば、いや「どこにもない」(まだかつて)島についての説明は、二巻目以降になされている。
一巻目および、報告のための手紙(の体裁)は文学構成として、把握して読む必要がある。
今回本文をよみはじめたときに、どのようなスタンスで読み始めたらよいものか、と当時のイギリス史と、トマスモア研究所のいくつか、年譜などを事前に調べて読んでみた。

納富先生のレジュメは7ページほどにおよび、プラトン受容に関しては、「ポリテイア」のギリシア語をご自身で翻訳したものをいれて説明して頂いた。




因みにラファエル ヒロスディの名前由来とされる、大天使ラファエルとトビアス。魚からとれる薬を求める道中の守護天使が大天使ラファエル様なんですね。
ほかの大天使はいきなり現れて秘密を告知したり、飛翔して武装して楽園追放の場面が多いミカエル様など、ラファエルと若者、旅の庇護者というのは派手な主題でもないが、重要であったでしょうね。なんとなく、翼をもち、空間移動すらマテリアに関係なく出現できる大天使なのに、トビアスの手をひき、自ら大地をともに歩くとは、ラファエル様の役割や当時のかたの心性に思いを馳せました。この作品は昨年の文化村でのボッティチェリ展に出品されました。


さて、モアの「ユートピア」思想は広範囲に影響をもっている。
ウィリアム・モリスもまたモアの思想に憧憬を描いていてそのようすは文献としても写真としてものこっている。
またフランスでの社会主義はよりモアの影響は近かった。この本は「マニュアル」ではなくきわめて技巧的、修辞的なレトリックを用いたもので、あそびの部分がある読物だと思う。
何よりも人間的であるかどうか、人間性が重視されることへの配慮が、モアの「ユートピア」の特徴であるかもしれず、それは人文主義を十分に継承している。

ピコ・デッラ・ミランドラのピコ伝、モアがギリシア語をまなんだ師が、Firenzeのアカデミア・プラトニカで学び帰国したこと、などイギリスにおけるルネサンス(まだ英語が確立していない)受容展開を学び、参加者との討議や質疑応答を含めて講座だった。
10時から15時までで途中1時間の休憩と小休止をはさんだ。
納富先生の講座は今後も美の哲学、ヘレニズムの哲学史などユース学生会員の方が受講料を安価に受けられる講座も豊富に用意されている。
今回も、美大在籍中の知人がぜひ受講したいということで参加した。

プラトン
岩波書店
1967-01-16




納富 信留
慶應義塾大学出版会
2012-07-19


講座終了後、納富先生はニューヨークから帰国されたばかりのハードスケジュールながら、参加した受講生やユース会員のかたとおよそ3時間時間をとってくださり、ギリシア語、翻訳の問題、ソフィステスの問題、当日のテキストであるトマス・モアの問題等、軽く食事をしながら談話会の時間を設けて下さった。

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カフェでフレンチトースト・スモークサーモン。ラタトイユ添えを。



2015年12月に慶應義塾三田キャンパス会議室にて、合評会を行った。
その後参加した方も、それを機に読み始めたという方もおり、ぜひ対話篇を決めて、あるいは、後半の章に絞って、あるいはパイドロス、ピレボス、テアイテトス、など焦点を絞った会を、と聞いています。
それまでには私のほうも、もう少し、ピレボスについて整理しなくてはならない。
ピレボス研究についての質問にも答えてくださいました。

朝日カルチャーでは、美のシリーズとして、哲学の美として、プラトンからプロティノスの1回講義が6月に予定されている。



プラトンを、哲学を、という方にはぜひこの筑摩書房の新書をお読み頂きたい。





トマス・モア
岩波書店
1957-10-07


講座レジュメの対応しているページ数はこちらの岩波版。


慶應義塾大学出版会
2015-10-29



納富先生がRobinson版の英語版、ラテン語版の書物も教室に持参くださり、現物をみることができた。





ユートピア (岩波文庫 赤202-1)
トマス・モア
岩波書店
1957-10-07


「サー・トマス・モアの『ユートピア』はイギリス文学の古典となっているが、その初版は1516年にルーヴァンで出、原文はラテン語であった。翌年にはパリで第二版が出るといった具合にヨーロッパ大陸で大いに注目を浴びていったが、イギリスでラテン語原文が公けにされたのははるか後のことであった。
しかし、1551年にレイフ(あるいはラーフ)ロビンスン(Robinson)が英訳本を公にして以来、その独特な文体はイギリス散文の一つのタイプとして多くの人々の心を惹きつけ、今日に至っている。
イギリス人で『ユートピア』を読んだ人は大抵このロビンスン訳で読んでいるといってもよかろう。」

トマス・モア 『ユートピア』P.3 (岩波版)

Thomas More UTOPIA 1516

トマス・モアは中公でも翻訳がでていますが、3月26日 納富先生のトマス・モアの講座では、どちらの訳で読んだらよいかお聞きしたところ、岩波を講座ではベースに使う(けれども、どの訳でも)とおききした。はしがきの訳者の先生がかかれているところに、原文がラテン語と聴きラテン語文献の豊富さを知ったところ。

ラテン語関東メンバーで、ラテン語文献の訳をするチームがあるのですが、私はそのドキュメントを拝見させていただいています。皆さますごくペースも早く(ギリシア語古典勉教会を主催している小又先生もいらしゃいます)これは、どこかから邦訳出版《大学書林のように、ラテン語原文とともに邦訳が読める教材にもなりうるような)として出版されないか?と思っています。

17日は、体調不良と週末行事のために茗荷谷に行けず;欠席になってしまいましたが記事のみUP

https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/a7e90d51-a396-b4bd-8528-5619fc505aea

トマスモア 講座 (1回完結)3月26日


livedoor アクセス 2016.03

3月のキーワード モバイル版 クラシックローズ

宙組:シェイクスピア ShaKespere HOTEYES! 公演...

3月のキーワード モバイル版 クラシックローズ

インターコンチネンタル バリ Intercontinetal Bal...

インターコンチネンタル バリ Intercontinetal Bal...

ユキヤナギ はなにら オールドローズ・ばらに蕾


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ブログネタ
「お盆」どんなふうに過ごしましたか? に参加中!
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写真は兼利琢也先生訳 セネカ 「怒りについて」(岩波文庫)。お盆期間の最後の日に、プラトン対話篇 「ラケス」「国家(ポリテイア)」の一部をテーマに勉教会を行いました。
兼利先生は関東ラテン語の会(山下太郎先生のラテン語・「ローマ人の名言」からのつながり)で新年会でお会いしてからやりとりさせて頂いています。納富信留先生のマルクスアウレリウス講座で、私は岩波のマルクスアウレリウスを持っていったのですが、岩波の訳のあたらしい訳注は兼利先生が書かれているとご紹介がありました...ということもありました。
とにかく兼利先生が勉教会にいらして下さったのですが、そこで本書を頂きました。
サインもして頂きました。
こちらでも紹介させて頂く次第です。

今の大学ではほとんど古典を読まないまま卒業してしまいます、しかも、高校から大学への偏差値の「ランク」が実態を持つような感覚で...学部内にいるときに、疑問も持たず、自分が賢いと思い込んで何も読まないまま過ごしてしまうようなところが見受けられます。私は常に学習者の立場に自分をおきながら、何か経験的に語れることがあれば、その方法を伝える(教えるという教示よりは)ように努めているのですが、ともかく、欧米では高校生のときに読み、考え、共有されている問題がまるですり抜けていると感じています。
私自身、高校のときに学校併設の図書館の書庫の奥深さに触れてから、未知の知識や情報がこんなにあるのに、読み切れるのかと嬉しく思ったものですが、あまりそういう感覚もいまはないようです。
私がインターネットを使い(作る)ようになったのは2000年以前ですが、コンピューターがない時代の知識と伝達、古典は2500年、それ以前のオリエント時代を考えればさらに人知がどのように継承されたのか、理解したいことは山ほどあります。しかしそういうった事柄もまったく気にしない人が増えてしまったようにも思えます。

容易に技術、書物は断絶され、文字は読者なくして存在しないかのようです。
重要なのは、受容者が共有し、言葉で語ることだと思っています。

はたして伝わったかどうかはわかりません。
しかし、自分が知らないことがあるのだということをどうにか気が付いていただけたらと思うのでした。



さてお盆の日...8月15日は終戦記念日でこの日は東京人にとっては忘れられない日なのです。

リアリティをもって、そういうことができます。
祖母、義理父、そして亡くなった祖父も戦争体験者であり、今年の正月は普段はあまり語りたがらない祖母の話しも聞けました。義父にとっては養父が戦没したので敗戦という気持ちのほうが強いようですが、ともかく、それを理由に私が食事の席を設けました。


普段なかなか話せないことも、夕食をともにすることで語れたのが皆にとってよかったのではないかと思っています。義父からは翌々日も感謝と御礼の言葉をいただきました。決して余裕がある日々ではなかったのですが、設定してよかったと思っています。
また正月にこうした時間を持ちたいねといってくれたのはうれしかったです。

サンフランシスコから帰ってきた娘もなかなか一緒にゆっくり話すさ
最近スマートフォンからの写真が転送できないので、あとで写真を追加したいと思います。

(俳優でデザイナーの植野堀誠さんからこの日の写真にいいねをしていただいたのもあり、8月の10日以降がほとんど忙しくて記録ができていないのもあり、この機会に書かせて頂きました。)







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銀座スパンアートギャラリーでは9日まで<少年愛の美学展>が行われています。四谷シモンさんの人形など、私は数日以内に行くつもりなのですが今から楽しみです。
古賀郁さんと、私が今年から企画し運営している研究会講座のイメージシンボル画、DESCE GAUDERE(ディスケ・ガウデーレ)のポストカード、スパン・アートギャラリーにてお買い求めいただけます。
数量限定につき、お早目に。
上の写真は、古賀さんが撮影してそれを送って頂きだきまいた(感謝!)

残暑見舞い用、またグリーティングカードにもお使いいただけるようシンプルな裏面レイアウトにしました。

先日の7月末の講座で購入された方が綺麗、飾りますと言っていただけてうれしかったです。

古賀さんの作品カードとともにあると思いますので、ぜひ展示に行かれましたらご覧くださいね。

下の写真は、私がフレームに飾ったところです。

(後ろに横浜Akデザイン様によるロゴが入っておりますコラボ・ポストカードとなっております)


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  • 銀座スパン・アートギャラリーにて 古賀郁さんの新作ポストカード販売中 :セネカのラテン語<DESCE GAUDERE>のカード販売中



  • 《深読み文学シリーズ》『O.ヘンリー 最後の一葉』(横山千晶編著/慶應義塾大学出版会)
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    古賀郁 <DESCE GAUDERE - メルクリウス -> (2015 油彩・キャンバスボード)

    セネカの言葉、DESCE GAUDERE 楽しむことこそ学び取れ
    この言葉とメルクリウスをテーマに、古賀郁さんにシンボル画を描いて頂きました。

    メルクリウスの大理石像をモチーフにした古賀さんの作品を観てみたい、会の趣旨は自由七学芸を専門で学んだ者が、他の分野を専門に学んだ人とともに共有し、対話を通して理解を深めること、それによって、自らの知識を省みること。
    アレクサンドリア図書館時代、またリナシメントの再生、学芸の復興、多言語時代を築いた時代を念頭におき、依頼を引き受けて頂きました。
    また、作成段階でも何度も相談させて頂き、作成過程も拝見しつつ、方向性が決まったのが5月初旬。銀座・有楽町:東京交通会館でのIFAA展の最中のことでした。
    お忙しいなか、筆をとって頂き、精密かつ優美な絵画ができあがりました。

    上の画像は、研究会の名入りのデジタルバージョンです。
    会のシンボルとして、講座・勉強会のときにももちろん使っていきたいと思っています。2005年は言語文化研究の創立時で、今年度は毎月一回を目安に講座、勉強会を実施しています。三田会の先輩にも参加頂いてます。

    今月は何度か、古賀郁さんの作品をこのブログでも更新しています。
    合わせてご参照ください。


    当初、古賀さんの作品である彩色写本のようなモチーフでメルクリウスを囲む案があったのですが、いろいろと話合いをする中で、科学と多言語が都市で再生する時代を鑑みて、ロッビア工房の彩釉テラコッタのモチーフに決めました。
    本来の芸術は印刷やデジタルでは再現できない繊細さももっています。
    このメルクリウスの髪や帽子の色味、オリーブの色などデッサンと色彩のバランス、精緻さが素晴らしいです。

    現在行われているBunkamuraのボッティチェリ展でも、ロッビア一族によるパッツィ家の紋章ほかモデルとなった美しい作品をみることができます。


    古賀郁さんのブログ:http://ameblo.jp/kaoru-k01/ 

    1day25hoursのlinkにもありますがこちらにも記載します。



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    ラテン語関東新年会に出席してきまして、その時の写真です。
    西新宿にて、4時間近くラテン語、ラテン語文学、ギリシア、12世紀ルネサンス、数学史、フランス文学等等の話題で盛況でした。話題がつきません。そしていろいろと学術的な情報やアドバイスも得られた会でした。
    当日参加されたみなさまお疲れ様でした。そしてありがとうございます。
    同じ卓では。ラテン文学では、『転身物語』やラテン語音源など、貴重なアドバイスをいただきまして、会のあとラテン語音源も紹介していただきました。
    オウィディウスの役割は、一通りの古典期の継承で有名で、コラムにまとめた部分でもあります。
    象徴主義、古典主義でも主題のメインになり、演劇、バレエの主題、モチーフにもなります。
    マラーホフのナルシスもそうでしたよね。
    カラバjッジオのナルシスも。(これは自宅の仕事場に飾ってあります。)

    ローマ国立博物館収蔵。2001年日本におけるイタリア年のときに来日公開されました(庭園美術館にて)

    ca030[1]11










    同じ卓でお話させていただいた石垣さんの訳による講談社メチエ、バルッフ・スピノザ。
    会の前日に発行とのことでした。
    スピノザは思想史の中で勉強しましたし、ぜひ読んでみたいと思います。






    今年は語学を継続してやろうと思っております。
    継続が重要なのですよね。



    最近、移動中に読んでいるのはエピクロス。

    私は樋口先生のテキストでラテン文学を学びましたし、ルクレティウスはサンドロ・ボッティチェリの絵画の元にもなっている。
    (というかメディチ家とアカデミア・プラトニカのメンバーがルクレティウス、生成消滅に関心が深かったためパトロネージを行ったわけだが)

    恋の技法 (平凡社ライブラリー)
    オウィディウス
    平凡社
    1995-05


    現代の日常で用いられる恋愛とはニュアンスは異なる、Amore は結びつけるもの。


    物の本質について (岩波文庫 青 605-1)
    ルクレーティウス
    岩波書店
    1961-08-25

    ルクレティウスのテキストは、生成消滅に関する説明もとても詩的だと読むたびに思う。





    トゥスクルム荘対談集 


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    ラテン語MLほかで大変お世話になっている山下太郎さんの書籍が1月に発売されました!

    ブックサービスでの予約もしていましたが、紀伊国屋の店頭注文で発売日に購入。
    紀伊国屋は包装紙もたくさん選べるから本をプレゼントするときによいですね、

    近頃は著者と編集が連絡をとりあって本づくりをすることも減っていますが、この本は牧野出版の大森氏と山下さんのアイディアですごく読みやすく、デザインも良いです。
    ラテン語原文入り。
    アイコンはアウヴストゥス(オクタヴィアヌス)の坐像がモチーフになっていますし、
    本当の言葉というのは、時代を超えて・・いや時間の経過とかかわりなく私たちにとって糧になるものではないでしょうか。

    それにしても、古典は読み継がれ紙で書かれ保存され(現在よりも保存は大変だったはず)残されてきた。
    たとえそれが断片であっても。

    もしも電子データだけになってしまったら、「保存された」と思われた、みなされたものが、後の世(それはどのくらい先かわからない。だが私たちは今から2000年以上前の古典を読むことができる)に残されなかったら?
    私たちは物事の価値をよく考えず、・・・ひょっとしたら、未来の人々に「2000年代に書物は散逸した」と言われるかもしれない。少なくとも、1990年代に出ていた多くの翻訳、書物はすでにこの10年で手に入らなくなってきているのだから・・・


    楽天ブックでも自分は注文しましたので、一応リンクをしておきます。

    【送料無料】 ローマ人の名言88 / 山下太郎 【単行本】
    【送料無料】 ローマ人の名言88 / 山下太郎 【単行本】


    ぜひとも店頭で(なければ注文されて)お手にとって言葉と出会ってもらいたいです。


    ローマ人の名言88ローマ人の名言88
    著者:山下 太郎
    販売元:牧野出版
    (2012-01-24)
    販売元:Amazon.co.jp





    先日の記事にも書いた、山下太郎さんの新刊が1月24日に発売になります!
    私はすでに予約済みですが、手にいれたら読み、できれば中高生にも紹介したい。
    以前、キケロ『友情について』をブックレビューで書いたことがありますし、今私がまとめている(いた・・・昨日終わりました)ものもルクレティウス、キケローを経由した「古代ローマ復興」の動向にかかわっていますし、ラテン語は樋口先生のもので学びました。

    物の本質について (1961年) (岩波文庫)
    著者:ルクレーティウス
    販売元:岩波書店
    (1961-08-25)
    販売元:Amazon.co.jp

    いつか原語で読みたいものです。
    (いまは英語でラテン語註が入っているものがせいぜい・・・道のりは遠い。)

    しかし最初の一歩、一針、一滴の蓄積が重要と自分にいいきかせる気持ちで。

    山下さんは卒論ではルクレティウス(長母音は今回は省略させてください)で書かれたそうです。
    私もラテン語はルクレティウスを訳された樋口先生で文学史・文学として学びました。



    原子(アトム)と分身(ドゥーブル)―ルクレティウストゥルニエ
    著者:ジル ドゥルーズ
    販売元:哲学書房
    (1986-11)
    販売元:Amazon.co.jp
    私のビブリオに入れているドゥルーズの本。

    ギリシャ・ローマ文学―韻文の系譜 (放送大学教材)
    著者:逸身 喜一郎
    販売元:放送大学教育振興会
    (2000-04)
    販売元:Amazon.co.jp

    P1170180花屋さんではゆきやなぎが出始めましたが家の庭のはまだです。


    そして今図書館で借りている逸身先生の本。
    買おうと思ったら中古しかなく・・・こういう書籍は増刷してほしいのです。切実。


    NHKカルチャーラジオ 文学の世界 ギリシャ神話―ルネッサンス・バロック絵画から遡る (NHKシリーズ)
    NHKカルチャーラジオ 文学の世界 ギリシャ神話―ルネッサンス・バロック絵画から遡る (NHKシリーズ)
    販売元:NHK出版
    (2011-03-25)
    販売元:Amazon.co.jp
    クチコミを見る

    これはぜひ観てみたい。
    私はクワトロチェント・フィレンツェルネサンスからさかのぼって原点を探した数年だったので・・・!