1DAY-25HOURS デザイン・フォー・ライフ

from ousia@web 高嶺(Takane)によるデザイン・フォー・ライフ. テキストと写真で綴ります.

カテゴリ: 教育・時事

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5月17日に開催されたBritish Sparkling Wine Naight の続きです。
http://ousia.livedoor.biz/archives/52426440.html


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お料理のビュッフェでは、サラダ、冷菜、温菜、サラミとチーズ、グリッシーニ生ハム巻き、フィッシュ&チップス、マカロニチーズ、スモークサーモン、ベイクドビーンズ、ローストビーフなとが並び、スパークリングワインとジン、No.3ジンのネグローに合わせていただきました。








 

トニックウォーターはFEVER-TREE 







wstaのTwitterでは、東京でのイベント・行事をtweetしています
https://twitter.com/wstauk/status/864335345357291520

https://twitter.com/wstauk/status/864883803696750596


    英国ワインは、wstaのリーフレットをみるとケント(Kent)、サセックス(Sussex)、ドーセット(Dorset)が産地でした。ぶどうはシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ。シャンパンと同じです。

 スパークリングワインは乾杯用以外にも前菜やオードブル、料理に合わせられるが魅力かと思います。チーズ、サーモン、魚介、チキンやビーフなどにあいます。サラダ、温野菜にも。素材を生かす料理にあわせると美味しさが生かせる料理向きです。

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 この所、赤坂、表参道、北千住、青山などでよく成城石井にも行ってましたが、ジンもNO.3、SIPSMITHは見かけました。ボトルデザインもいいので、ジンが好きな方などにはプレゼントにもいいかもしれません。それからやはり集まりで飲む時など。

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ワインを作り圧縮されたブドウを使いジンを作る。FoxholeではスパークリングワインBOLNEYを奥様が紹介していました。

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英国大使館のキッチン:公式クックパッド


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Taste of Britain
https://www.facebook.com/oishii.igirisu

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   5月12日夜、ヴァルカナイズ・ロンドン青山にて開催された「イギリスの政治はなぜ面白いのか」著書『イギリス首相に学ぶ反論の伝え方』の志信梨花(しのぶりか)さんによるトークに行って参りました。
英国アンバサダープログラムおよび英国大使館からのご招待イベントです。こちらのイベントはヴァルカナイズさんからもご案内を頂きました。イギリス議会政治についてはかつて学んだこともあり、FBにて英国議会のLIVE中継動画を最近観たこともあり楽しみな内容でした。以下、内容をご紹介します。


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まずは、英国議会、特に下院の議会と、近代的なEU、フランス、ドイツ議会の議場形式の差異を歴史的背景から映像を交えて紹介されました。一体イギリスの議会政治は他とどう違うのか、導入部から分かりやすい説明です。



議会は野党と与党がこのように向かい合いますが、これは伝統的に剣が届かない距離(言論で戦うとしても実際に力に訴えるようなことはないということもありますが、この中央に、女王・王の象徴でもあるメイスが置かれています。下院議会には王は伝統的に立ち入れません。

イギリス議会史については、西洋史特殊の英国史において多少勉強+履修したことがあります。イギリスは13世紀から700年にわたって議会の歴史があるイギリス。
議会制民主主義として三権分立、複数党政治など特色があります。

これは私が以前学んだイギリス近代成立までの歴史、議会史などで学んだ内容なのですが、最初は、度重なる戦費の負担を諸侯やジェントルマン階級となったその土地の代表者が王に好きなように課税や増税をさせないために交渉を求め、王権による増税負担を話し合うために生まれたという自然的経緯があります。マグナカルタ(大憲章)が1200年代に制定されたというのは昔学んだという方も多いかと思います。
そもそも政治や議会は法律のための議論と、税の再分配のための議論を行うものなので、当然、税負担をしている領民、市民にとっては生活とは無縁どころの話ではないのです。(不幸にも、いまだに政治と政治家は自分たちの主義主張を代弁してくれる人を支持するというような錯覚が日本ではありますが、ことはもっとシンプルです。といいいますか、政治についての意見は各自がそれぞれに語ればよいし、語り合うべきものなのです...そのためのコーヒー・ハウスやパブ、カフェであったはずであり...このあたりは公共圏の話にもなります)

そしてディベート、討論、議論、スピーチはやはり聴衆に解りやすく楽しみやすく理解されるようなスキルが必要ですし、英国のスピーチやディベートは大変に面白い。英国大使館からのご招待で、参加出席する行事や講演、セミナーなどでは、基調講演であっても聴衆とスピーカーの距離がぐっと近くなるような、ユーモアある導入や解りやすい言葉の選択でいつもさすがに言論やスピーチの伝統が違うなあと感じることが多いのです。


信夫さんからは、そんな英国の背景も紹介がありました。
シェイクスピアを読んでいること、演劇が密接に学校教育に関わっていることや、小学生の頃からプレゼンで自分の意見を他人にわかりやすく説明することを重視するといった教育の影響もある、と志信さんもお話しされていました。
日本の初等教育ではとにかく主張しないことを求めますからね...主張するため、説明するためにはどう話せばいいか、どんな喩を使えば説得的に説明できるか、というおとは自分で経験しなければ、人が何を言いたいかもあまり意識しない、言論を聞く力も育たないのでは、と以前から危惧しておりますが....
読解力も重要ですが、言葉そのもの、スピーチや人の意見、話しを聞く、そしてそれについて議論するということはトータルで必要でしょう。

志信さんいわく「イギリスの議会はまるで小劇場!」
それだけ言論、討論が活発かつアイロニー、ユーモアも交えた活発な議論が特徴です。

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イギリス下院(HOUSE OF COMMONS)
この机上には聖書、法律書、議会手続についての書物など議会の場の本来性質をあらわすものが置かれているのも伝統的に決まっているものとのことでした。
冒頭にお話があった、イギリスのTV番組「プライム・ミニスターズ・クエスチョン」この番組でも政策議論などが大変面白く話されているとのことでした。

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女王・国王が下院には入れず、メイスが象徴的に置かれます。
儀式的な議会開会の儀式を、毎年行うのも伝統に即しています。
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上院・下院の議会を開くときに毎年行わえている伝統的なセレモニー、これも700年前から続いています。
もし近代合理主義の立場からみたら、「無駄」と思われてしまうかもしれないが、歴史を大切にするし、かつてこのようにして議会制を続けてきた、先人たちの想いなども重視すればこれをやめようという動きにはならないということでした。このあたりは、動画でいろいろとご紹介頂きました。



ヴァルカナイズが会場なので、英国首相や党首たちのファッションについても。

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GQの表紙となる首相。キャメロン首相自身はあまりファッションには関心がなく「マークス&スペンサーの服でいい」というジョークもあるそうですが、夫人のサマンサさんがプロのファッション職で彼女がすべてコーディネイトしているそうです。ご自身の"セフィーン"というブランドも立ち上げたとか。

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メイ首相。日本では比較的堅実で地味なイメージでしか報道されませんが、メイ首相のトレードマーク、こだわりは靴!だそうです。たしかにいつも会見時はバストアップの映像ばかりで歩いているところはあまり見たことがなかったです。首相任命で女王に謁見したときもヒョウ柄のパンプス。素敵ですね!自分のスタイルは曲げない、どこか自分らしさ、矜持のようなものを現わしているこだわりに思いますし、似合っている。

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長い議会政治の歴史の中で、議長の権限は大変強いです。
写真は女性の議長。乱闘めいたことがあれば即退場、あくまで言論なのです。ペンは剣より強し。


約1時間強にわたり、ドリンクサービスの中現在の英国の状況もお聞きできました。
最後に質疑応答もありましたので、私からは、マグナカルタ(大憲章)が制定されたこと(フランス人権宣言は宣言という形をとったが、マグナカルタは自然的にできたものとして差異を捉えることの重要性が度々問われます)法やこうした成立ちの中でもう少し英国の議会政治や法についてコメントをお願いしますと質問させていただきました。
英国は成文憲法をもちません。なぜか。法律についてはもちろん議論があり制定されます。しかし、あいまいな部分を残しているということも特色の一つ。その理由はいくつかあるとは思いますが、憲法解釈についてこうであるべき、これは違憲である、そうではない...といった議論に時間を費やしたくはないということも挙げられるようです。これは確かにそうなんですね。そこに時間を割かれてしまって実際の法案や法律制定に対する議論があまり深まらず、我が国でも個別の法律審議についてほとんど誌面でとりあげられたりしないまま、国会で決まったことだけが(ほんの少しばかり)報道されたり日常の話題にもならない。しかし法律のほうが密接なのです。法について多少学ぶと、生活にいかに法がかかわっているか、行動がどの法に相当するのか、意識が変わると思います。戦後まもなくから、今も日本人の法意識はまだまだ成熟にほど遠いといわれていますが、こうした意味や、今日の英国での議会についてお話しを聞けて愉しいイベントでした。




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志信梨花さん。当日著作も購入してきました。

著作の中から一文を紹介。「反論の伝え方」
例文は日本語と英語で両方書かれています。

「あなたには好感を抱いており、侮辱するつもりはありません」
・・・好意や気遣いを示してから自分の主張をする

" I lile you Hon. Gentleman and what I am about to say is no disrespect to you at all."

(トニー・ブレア首相  2007年 p.50)




違いの比較のために。
こちらは典型的なEUほかの議会場です。

ブレア氏は、オクスフォード時代に、アンリールスーズというバンドを結成していたようですよ!(Twitterでもブレア氏が政界復帰というニュースをtweetしましたが)

その頃から、製作と弁論で聴衆を魅了したいという願望があったのではと思われます。

以下は歴代首相のスタイルや特徴をお話しされたときの写真です。

#英国アンバサダー
#ヴァルカナイズ

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サッチャー首相。髪型、そしてリボンタイをあわせることが多かったようです、髪型は強いリーダー性その中にリボンタイのブラウスを合わせることでやわらかさも出ている感じがします。




          



展内撮影は許可を頂いていますので、せっかくですから初夏のヴァルカナイズ・ロンドンのディスプレイや商品の様子も。傘やレイン用ローファー、ネクタイやチーフ、服飾小物やリバティ製品、モルトン・ブラウンなど。
父の日のギフト択びで立ち寄ってもよさそうですね。
http://www.omotesando-info.com/shop/fashion/shop/vulcanize-london.html
(私はまだ行ってませんが、銀座SIXにも店舗が増えました。札幌店もあるはずです)
私はこの日は、友人の誕生日も近く、母の日プレゼントでリバティ製品などを選んできました。

https://www.vulcanize.jp/lifestyle/free-gift-wrapping/
ギフトラッピングも素敵です。無料で丁寧に対応していただけるのもとても魅力。
ギフトは心も一緒に送りたいからラッピングは選ぶときもお渡しするときも、開けてもらうときにも特別な嬉しいさがあると思ってます。








イギリス議会史の必読書はこちらです。近代イギリスについて学ぶ際に、また政治史関連、法学関係でも参考になると思われますし、参考文献やテキストに指定されているはずです。この本は文庫か新書化されるべきだと思います。

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5日に銀座へ行った際に、銀座一丁目 「和貴」さん店頭にて、草月流のいけばなディスプレイがあり観てまいりました。






ドウダンつつじと流木が美しいです。風と題されていて、粕谷星華先生の作品です。
7日から12日まではアジサイがいけられるとお聞きしています。
できれば後半のいけばな展示も観に行ければと思っています。

銀座一丁目駅・有楽町が最寄りですが、もちろん銀座駅からでも銀座和光をアップルショップ前を通り、KIRARITO銀座前を通りみずほ銀行とコージーコーナーのあたりを下りますとあります。京橋と東銀座からも近いです。娘と一緒に観てきました。

http://www.sogetsu.or.jp/event/2016/201761690.html

創流90周年記念 草月いけばな展 :自然の花の中から、いけばなという別な花が咲くのだ。

会期:2017年6月1日(木)〜6日(火) 
        前期:6月1日(木)〜3日(土)/後期:6月4日(日)〜6日(火) 
        午前10時〜午後8時 ※ご入場は閉場時間30分前まで
        (ただし2日(金)は午後8時30分閉場、3日(土)は午後5時閉場、6日(火)は午後6時閉場)
会場:新宿眦膕11階催会場
入場料:当日券800円(税込)、前売券700円(税込) ※15歳以下は無料

 

【同時開催】ショーウィンドーディスプレイ
5月30日(火)〜6月6日(火) 新宿眦膕2階ウインドー

https://www.facebook.com/ikebana.sogetsu/
いけばな草月流 Sogetu FB
いけるちゃん https://twitter.com/ikeru_chan

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ジャンバッティスタ・ヴィーコの講演を書籍化したものの翻訳版。


第3節より


「われわれは今日学習をクリティカから始める。その第一真理をあらゆる虚偽だけではなく、虚偽の嫌疑からも浄化するために、あらゆる二次的真理とかあらゆる真らしいものをも、虚偽と同様に、知性から追放することを命ずるクリティカからである。
だが、こうすることには不都合がともなう。というのは、青年たちにあっては、長じてからの実生活において奇妙で異常な結果にならないように、できるだけ早く共通感覚(常識)が育成されるべきであるからである。ところで知識が真理から、誤謬が虚偽から生まれるように、共通感覚は真らしいものから生まれるのである。確かに、真らしいものは、あたかも虚偽の中間物のようなものなのである。(中略)したがって、青年たちには共通感覚が最大限教育されるべきであるから、われわれのクリティカによってそれが彼らにおいて窒息させられないように配慮されるべきなのである。

 そのうえ、共通感覚は、あらゆる賢慮の基準であるように、雄弁の基準であもある。(略)


 ・・・確かに、老人が理性において有能であるように、青年は想像力においてすぐれているから、つねに未来の才能のきわめてすぐれた標識と見なされてきたその想像力は、もちろん少年たちから断じて遮断されてはならないのである。そして記憶力は、想像力とたとえ同じでなくとも確実にほとんど同じであり、他に何ら知性の能力の点で秀でていない少年においては熱心に教育される必要がある。

 想像力、記憶力、あるいは両者が関係する諸学芸、たとえば、絵画術、詩作術、弁論術、法学のようなものへの才能(イングニウム)は何ら虚弱にされるべきではないし、またすべての学芸の共通の道具であるクリティカがそのいずれにとっても障害であってはならない。」


(ヴィーコ 「学問の方法」 P26-28)


中略しながら引用記述した。ヴィーコは1709年にイタリア・ナポリで「われらの時代の学問方法について」を刊行する。これはデカルト的な方法論について最初の批判的書物といわれている。

最初に私見を述べるならば、真理探究おける第一目的のためにあらゆる共通感覚が退けられるならば、何かしかの限界が訪れるのであって、近代ヨーロッパ的な学問方法の危機、限界はこれにある程度由来する。延長概念に囚われた技術追及などがそうであろう。ただし、ヴィーコのいう共通感覚はいわゆるドクサ(億見)とは異なるし、俗な意味での一般常識ではない。正しいたとえかどうかわからないが、寧ろエンドクサに類するもの、また諸芸を繋ぐものとしての「共通感覚」ではないだろうか。


後半の引用では、逆に考えてみよう。
老人が目指すべきは理性であり、これらが想像力を抑え込むことは避けなくてはならない。想像力とは、ある前提(知識)をもとに、考えられるもの、想起されるもの。これらが無い場合において第二義的に記憶力を重視する。

教育において何が重視されるべきか、学問領域において何が「新しい」ことなのか、探究すべき事柄、あえて退ける必要があるものは何か。こうした事柄を考える際に、ヴィーコの演説は省みる意味を持つと思う。


自伝 (平凡社ライブラリー)
ジャンバッティスタ・ヴィーコ
平凡社
2012-08-12



ヴィーコ - 学問の起源へ (中公新書)
上村 忠男
中央公論新社
2009-12-18

New Science (Penguin Classics)
Giambattista Vico
Penguin Classics
2000-01-01



Vico: Selected Writings
Giambattista Vico
Cambridge University Press
1982-03-31



Opere di Giambattista Vico (Vol.3)
Giambattista Vico
University of Michigan Library
1858-01-01



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アルフレッド・ウォーターハウスによる図案とそれをもとに作られたライオン・テラコッタ像。これらが並んで展示されている。
Alfred Waterhouse
1877


 
プリニウス博物誌の最古の印刷本。
印刷本だが彩色がある。大きさも確かめたい。   


 


  ガラスケースのハチドリは開館当初の目玉展示とされていた。




 

  <未来の至宝>のセクションには、シリアのダチョウの卵が展示されている。この同じセクションに<ピルトダウン人の頭蓋復元、火星の隕石なども展示されている。



 輝安鉱 stibnite
 日本 愛媛県西条市 

私は鉱物好きでいくつか標本も買っているのですが、この輝安鉱は必見。
大きさ、自然にできた造形物のもつ美しさや美がよくわかる。  
希少なもので、大きなものはかなり珍しいという。海外に渡った輝安鉱を観られるのは数少ない機会だと思う。

   


 

   薩摩の隕石。この隕石はかなり大きい。

   最初のセクションでは<呪いのアメジスト>なども展示されている。ガラスの蛸の標本もこのセクションにある。館内をイメージした展示室となっている。
やはり一度は現地の建築と一緒に観たい展示です。

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2016-2017年に活動した英国アンバサダーを招待して開催される英国アンバサダーアワード(駐日英国大使館)にて行われました。4月26日夕刻より。
まずはホール内にて各部門の授賞式がありました。「試してみて美味しいイギリス」(SNS上で選ばれた英国料理のフルコースをダイニングで頂くというイベント 2015年)の時にお隣だった、そして度々UK-JAPAN繋がりでもお会いしているJubileeさんがフード部門で授賞されました!臨時大使から表彰されているときに記念に撮影して画像をお送りしました。おめでとう御座います!
授賞式と表彰の様子は公式Facebook、British Music in Japan のページ等でも公開されています。
https://www.facebook.com/pg/britishmusicinjapan/posts/?ref=page_internal
また授賞式の後の懇親パーティでは会場の音楽を昨年のトークショーでもお話しを聞いた油納さんが担当。そして出席された方が #英国アンバサダー で発信されていると思いますのでご覧ください。


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英国アンバサダーとは、駐日英国大使館の事務局が公募しているSNSを中心にイベント、情報発信を行っているもので、2015年1月、私自身はケンブリッジ公(ウィリアム王子)が来日された時の基調講演会で最初に参加しました。駐日英国大使館の行事には2008年の日英交流150周年記念年間行事の時に主に、美術史、舞台芸術の分野と学術系のイベントや記事を書いてきました。2009年の授賞式では、高円宮妃殿下臨席のもと、当時のデイヴィッド・ウォレン大使から感謝状を頂きました。その後はロンドンオリンピック開催前ほか、気候変動、サイエンスとデザインの講演、ラグビーW杯開催記念公式行事、最近ではブリティッシュ・ビジネスアワード、大英自然史博記者発表会、2017年のエディンバラ国際フェスティバル70周年記念メディアイベント等に出席させて頂きました。
最新の科学、文化、学術と産業の連携で活動されている方から直接講演をお聞きできることは大変貴重でした。Twitter、FBも発信していますが、主な内容・レポートはこのblogにほぼ記載しているので、ぜひお読みいただければと思います。



授賞式の後に、ホール近くのデューク・ケンブリッジ・カフェにてパーティと懇親会、また25canで連載されているスタイリストで英国在住のにしぐち瑞穂さんのトークがありました。


最新記事はこちら http://www.25ans.jp/princess/catherine/170425/ なんとキャサリン妃がBBCでDJに挑戦されたとのこと。"キャサリン妃がBBCラジオで DJに挑戦!"
他にも英国王室のファッションについて等。年に2足ほど新調される靴は、とにかく修理されて長年中には何十年も使われているものもあったり、チャールズ皇太子はジャケットにかけはぎがあるものを長年愛用されて公務に出られたり公務の多さ、年間400回を超える...もあるとのことでした。
私も靴や鞄は購入した店舗で修理してくれるものを中心に買っています。ものづくりはやはり素材、デザイン、アイデア、それらを形にする作り手・職人・ショップあってこそ可能なのだから、逆に修理できるものは本当に作られているものといえるのではないでしょうか。年月が経ってもよいものは良い。値段が高ければよいというものではなく、何を選ぶかということは単なる消費ではない意味があると思っています。(英国ファッションについては、青山、丸の内、札幌、銀座などのヴァルカナイズ・ロンドンやブリティッシュ・メイドなどで出会えると思います。他にもいろいろありますがカジュアルでもワンピースなどでも英国デザインのものを選ぶことは多いです)

因みに自分は祖母から譲り受けた色無地の着物を染め替え、仕立て直して春に出来上がったものを着用していきました。もともとVivian westwoodなど学生時代から愛用していましたのでいつも、常に和装というわけではありませんがなるべく着るようにしています。ヴァルカナイズで扱っているバッグ等は和装のときにも持てるものがあるのではないかと思います。


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英国ワイン
元々ワイン製造の歴史は古く、ヘンリー8世時代から作られていたそうですが、商業向け生産は戦後から本格的になっていったとのことです。シャンパーニュ地方と同じぶどうなので白、それから7割がスパークリングワイン。
スコットランドサーモンやシーフードにとてもあいます。


身近な商品としてはTEN ACRE テン・エーカーのクリスプ(ポテトチップス)
https://www.oisix.com/ShouhinShousai.ss4-7047.o.htm 5月末からはナチュラル・ローソンでも販売予定とのことです。味は6種以上。グルテンフリー。
パッケージがカラフルなのでいくつかの種類をまとめて来客時や行事の時にもいいですね。

当日お会いできた皆さま、ありがとうございます。

2017年はサイエンス・イノヴェーションの情報も充実されるということで愉しみにしています。

成城石井などでも売っているBrewDog(ブリュードッグ)PUNK IPA
こちらのビールも度々大使館でのイベント時に頂いていますが、缶ビールで買えるビールとしてかなり美味しいです。http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/book/16/092100001/092100002/?rt=nocnt
クラウドファウンディングによって支持を得たクラフトビール
ブリュードッグ・パンクIPA 5.6% 330ml瓶×6本ビールセット 【ビール】【ビア】【BEER】【BrewDog】
ブリュードッグ・パンクIPA 5.6% 330ml瓶×6本ビールセット 【ビール】【ビア】【BEER】【BrewDog】
探したら楽天でも売っていました。
BrewDog Breweryブリュードッグステムグラス (容量330ml)
BrewDog Breweryブリュードッグステムグラス (容量330ml)

専用グラスもあるようです。これは欲しいかも...
エール系のビールが好きな方には香りも味も美味しく飲み応えがあると思います。





ハースト婦人画報社
2017-04-27


ちょうど翌日27日木曜日に発売された25can 6月号 : グランドホテル公演でオットー・クリンゲラインを演じて、明日から梅田シアタードラマシティ、5月13日からはTBS赤坂ACTシアターで主演される美弥るりかさんもファッション面で掲載されてます。タイムリー!

"タカラヅカ、ときめきの方程式 vol.3 月組 美弥るりかさん
http://www.25ans.jp/member/magazine_25ans/170426/ 




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記者発表会にも出席した大英自然史博物館展にようやく行ってきました。実は内覧会にもご招待頂いたのですが(駐日英国大使館より)予想外の体調不良で出席できず、本展をようやく観てきました。
写真は、バンクス(Joseph Banks)の展示パネルです。バンクス花譜集は、以前、Bunkamuraでも展示がありました。南米、ニュージーランド、タヒチなどをめぐり精緻な植物画が有名です。いわゆるボタニカルアートとはまた違い、南洋の未知だった植物が描かれています。

館内は、一部を除いてほぼ写真撮影が可能となっています。
ロンドンで公開されている始祖鳥、ドードー、モアなどの最新研究成果に基づいて作成された復元映像が館内で豊富に見られます。この動画とその画面は撮影禁止です。(記者発表の際にもそれはお話しを聞きました)
※撮影については会場で確認下さい。


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水彩画とそのバリエーション。



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カール・リンネの二名法。種と類、カテゴリー...それらは理性と知識によって再分類されていきます。生物に名前をつける際の普遍的な方法として科学の世界で用いられている。
展示されている標本を観ていると、「似ているものと似ていないものとは」(古くは「パルメニデス」そしてアリストテレス)理論と実際の分析を経て研究されたことがよくわかる構成になっているので、科学史を概観できる。

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ハンス・スローン卿のほかにいくつか肖像画も展示されている。興味深いのはこちら。貝を手にした肖像画。
通常の肖像画では、持物(自らの財や家柄等を示すアクセサリーや衣服等)のリアルさを求めて描かれるが、このゲスターバス・ブランダーの肖像画には化石貝殻と書物が描かれている。
画家はナサニエル・ダンス。(1770年頃)
肖像画としてもとても見ごたえがある。

Portrait of Gustavus Brander ( by the artist Nathaniel Dance)



肖像画で手にしている貝の化石がすぐ下に展示されているのが大変興味深い。


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ハンス・スローン卿の言葉。館内には、ダーウィン、ウォレスなど多くの科学者・研究者のことばも掲げられている。



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写真では伝わらないかもしれないが、最初の部屋にあるタマカイの標本の大きさには驚く。
実際に見てみると驚くというのが、博物館や美術館での重要な経験だと思う。これは後半のタカアシガニ(日本)やサーベルタイガー(1万2000年前)、オオナマケモノ(約1万2000年前)の巨大さも同様である。なぜならば、日常感覚だけが常に正しいとは限らないからで、例えばヤスパースは発見、思考には「驚き」の要素が不可欠だと言っている。驚きから、好奇心、関心へ、その思いから今度は知識を調べて真実を追求する。発見は過去の業績を参照しつつ、自分の発見を知識やデータ、分析結果から導き出す。こうした一人ひとりの探究の道が見えるのも本展の魅力だと思う。

   
IMG_1408記者発表でも取り上げられたニホンアシカの隣にこのタカアシガニ(Giant Japanese spider crab)の標本があります。

   


貴重書の魅力についてもはじめに記載しておきたい。
プリニウス「博物誌」の最古の印刷版(大型本)、ダーウィン「進化論」直筆原稿などの他に多くの貴重書が展示されている。後半は歴代館長たちの研究成果である本、蔵書などが並ぶ。この部分だけでも関心がある方にとっては時間をかけたいところだと思うので、私としてももう一度脚を運びたくなった。博物館展の見どころは多く、テーマごとの展示とその解説も丁寧なので関心が高いもの、初めて目にするものには時間をかけるのが正解だと思う。

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GWを前に、本日4月28日は貴重書に関してのギャラリートークがあるそうなので、先にこの記事を掲載しておこう。開館時間も21時まで延長されているとのことです。

詳しくは公式の情報を参照して下さい。https://twitter.com/treasures2017

--"本展第2会場に展示中の貴重な書籍の秘密を、国立科学博物館研究員によるギャラリートークで解き明かします。18時〜、19時〜の2回。


--"【GW中は夜間がおすすめ!ドードーナイトキャンペーン開催!】4月28日(金)〜30日(日)および5月3日(水・祝)〜7日(日)の18時以降に入場した方全員に、オリジナルドードーステッカー(非売品)をプレゼント!!※写真はイメージ。キャンペーン内容は変更の可能性があります。
<blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">【GW中は夜間がおすすめ!ドードーナイトキャンペーン開催!】<br>4月28日(金)〜30日(日)および5月3日(水・祝)〜7日(日)の18時以降に入場した方全員に、オリジナルドードーステッカー(非売品)をプレゼント!!<br>※写真はイメージ。キャンペーン内容は変更の可能性があります。 <a href="https://t.co/tSLyN0VgDW">pic.twitter.com/tSLyN0VgDW</a></p>&mdash; 大英自然史博物館展 (@treasures2017) <a href="https://twitter.com/treasures2017/status/855632254374223872">2017年4月22日</a></blockquote> <script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>


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公式WEBページには講演も映像公開されている。http://treasures2017.jp/

https://www.facebook.com/treasures2017/

セクションごとに関心をもった展示については別記予定です。ヴェスビオ火山の石は原石と研磨されたものの両方が展示されている。自然と人の手を加えた物質の変化、差異がよくわかる展示だと思う。
原石がもつ魅力は自然(Nature)の力を、それを研磨する方には審美、方法、技術などが見て取れる。
この二つは科学にとって重要な結びつきを持っている。

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https://www.gov.uk/government/world/organisations/uk-science-and-innovation-network

http://www.visitbritain.com/ja/JP/

http://www.innovationisgreat-jp.com/blog/
Innovation of Great キャンペーンblog
キャンペーン特設サイト内《英国大使館

http://www.greatbritaincampaign.com/
GREAT

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8000万点にのぼる博物学標本のコレクションを所蔵し、観光地としても人気を呼ぶ大英自然史博物館(ロンドン)の初の世界巡回展。恐竜なのか鳥類なのかが議論を呼んだ「始祖鳥」、ダーウィンの『種の起源』直筆原稿など貴重な約370点のほか、オリジナルのCG映像も公開します。⇒https://info.yomiuri.co.jp/event/exhibition/2289.html








講座に行く前にファイルを見つけ、読み返しておく位のことをすればよかったのだが、かつて自分が書いた20世紀フランス文学の提出ファイルの草稿が出てきたので、一部掲載してみる。
(全文で約6000字:そのうちの一部である。おそらく2008年に書いたもの。

「『眼球譚』の後序にはバタイユの偽名であるW.Cの名で次のような記述がある。「1915年11月6日、ドイツ戦線から四、五キロの、戦災都市で、父は置き去りにされて死んだ。八月十四日、ドイツ軍進攻の際に、母と私は彼を置き去りにしたのだ。(中略)父は無神論者だったので、僧侶を寄せ付けずに死んだ。(中略)私も無神論者だった。けれども十四年の八月に僧侶のもとを訪ねた。そして二十年までは、毎週のように告解に出向いた!二十年には再転して、自分の運命以外なにものを信じることをやめた。」(『マダム・エトワルダ』眼球譚 後序p.198-199)

「現在、私は自分が取り返しのつかぬ<盲人>であることを、N..での父のように、この地上に<置き去りにされた>人間であることを知っている。」


バタイユの大戦時の個人的な体験は、信仰では解決できない自己の責任と認識について明確に述べられている。頼るべき絶対を持たない人間であるの1人であるバタイユはキリスト教神学と無神論、相反するものの間に自分自身と人間を位置づけるのである。

眼球譚の一部で描写される、セヴィリアの教会で生贄のように扱われる司祭であるドン・アミナドもそうである。また眼球譚での闘牛場ではバタイユが『ドキュマン』時代に繰り返し主題とする「恐怖と陶酔」が描写されるのだが、それは客観的な描写に徹している。


『ラスコーの壁画』でバタイユはこう述べている「ラスコー洞窟は、完成された人類というものの始源に位置することになる。(中略)昼は夜のある一点から生まれるのだし、ラスコーを介して私たちまで光を届かせるその光源は、人間という種のあけぼのなのである。(中略)「ラスコー人」は、精神と精神の交感が始まるあの芸術の世界を無から創りだしたのである。」(『ラスコーの壁画』P.18)

バタイユがここで問題にしようとしてるのは、人間の始源であり人間の根源とは何かという存在論である。始源を問う事は、20世紀に興った知的探求の主題だった。例えば、サルトルの文学と思想に影響を与えたフッサールは、考古学が唯一、始源を扱う学問だという時代の風潮に対して、現象学の立場から人間の思考や理性や認識について問い直した。バタイユもまたここで、人間の始源と本質について改めて問い直しているのである。『ラスコーの壁画』では、これら二万年前の人間と動物の間にあった存在に対しての驚きと重要性を「ラスコーの奇蹟」と呼び、同時に、「ギリシアもまた、たしかに私たちに奇蹟という実感を恵んではくれる。(『ラスコーの壁画』P.31」)と西欧の文明の起源とされているギリシア文明に触れ、こちらも「ギリシアの奇蹟」と呼んでラスコーの壁画とともに、西欧の知の始源として説明をし、その価値を同位に位置づけていることがわかる。....」

全文は異なる機会に異なる媒体に掲載できるかもしれない。

なおその時の参考文献の一部は:

G.バタイユ 「C神父」

G.バタイユ  「有罪者」

G.バタイユ「マダムエトワルダ・眼球譚」」

G.バタイユ ドキュマン

G.バタイユ ラスコーの壁画

酒井健 『バタイユ入門』


これに至高性が加わる。

今回酒井先生の講演を聞き、新たな発見とアクチュアルな我々と世界の問題が語られ、それを聞くことができたことは私にとって、「有罪者」を高校1年か2年の時に書店注文で購入し読んだ....のでとても意味の大きなものだった。
しばし読み直す時間、2008年よりも自分としても多少いますこし明確にできることもあると思う。
いや少なくとも私の問題として、2008年の段階の粗削りな読みに今少し付言できねばならない。










シンポジウムに両日三田キャンパス 南校舎ホールとメディアセンターに用事もあり行きました。

まずは写真のみ。
23日は今日のシンポジウム開催を教えてくれた卒業生かつ仏文卒のかたとも会場てお会いし、またフリー編集者のYさんともお会いできた。
本は気になるものが2冊あったが一冊購入。何故かといえば、バタイユ、ブランショの自分の本を3冊くらいずつ持参しつつ参照していたので、持ち帰るのが一冊が限度、土曜は雨でもあったため。

タイトル含め、本文は追加します。












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アンデルセン「旅のみちづれ」

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世界の民話

ビヨスナの庭 



クリスマスのごちそう!のアヒルか何かも丸焼きがあまりにも、美味しそうよりも、こわい残酷...そこまでして食べたくないです(当時4歳から幼稚園時)・・・これはいまでもあります。
一度Saipanのハイアットで子豚の丸焼きを目にして・・・内臓のパイなどもありますが、私は、やはり食べられない。こうなってしまったからには彼(彼女)の命のかけらをほんの少し、一切れだけ口にしましたが。でもこの挿絵はすごくインパクトがあるし、これ以上の挿絵をみたことがないんです。

あまりにも女のこも境遇と、幻のローストポテトやアヒルの丸焼きのオーブンのお祝い料理がね...  





この裸の王様に収録されている、
たびのみちづれ、
眠りの精オーレルゲイエ、が素晴らしい。

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雪の女王も大好きで、やはりこの版が一番好きです。
開設もしっかりしているので、おいおい記事を書き足します。

こどもたちに絵本や本をプレゼントするときに、いい本にめぐりあう機会がぐっと少なくなりました。
これは私が、実家で親からあるいは祖父から贈られたものです。







ヨハンネスのような、天使ガブリエルのような人が理想ですね。
人間的にこうありたい、とおもう一つのひな型だったように思えてくる。

海外は文豪が、童話を書いているのが秀逸です。


   







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 このタイトルの記事を観る方には、短く前置きするが3つ目なのでこの本を扱った番号が若い方から戻って参照するか、読みながら一部対話篇であるこのエッセイをさらに引用する方法とスタンスとに慣れてほしい。僭越だが先に記す。

 第25章 犯罪

・・・・
「私たちは暴力に身をさらして生きているんだ、とベッラ・ヴィスタは言った。19世紀の理想、つまり、信仰、祖国愛、家族の感情をどぶに捨てておきながら、埋め合わせにほかの理想は持とうとはしなくなっている。実をいうと、今日日イタリアで今なお流布している唯一の理想主義者は、根っからの共産主義者とサッカー・ファンだけなんだ!(略)
私にいわせれば、もちろん人間は理想なくして生存はできない。いつも何等かの理想が人々を愛情とか自由とかへ引き寄せている(略)逆に、理想への動機づけがないと、人間は憎悪、権力シンドロームに陥り、代替の理想として(略)を選ぶことを強いられるのだ。(カッコ内は薬物でありもう一つは有名な高級車だ)


中略・・・・
「それは結構なことで、プロフェッソー。サヴェーリオが言った。・・・でも、そうなったら、生涯共産党員の子供一緒に暮らすことになりますぜ」
「どうだかね、生涯ではないよ。こんな諺がある。<20歳で共産党員でないものは心がなく、四十歳でまだ共産党員であるものは顔がない>ってね。・・・・・(P212)

この諺は云い得て妙である。私は、若いときにはたとえ自分が苦労していなくても周囲の困難や不正不満を目にすれば、それが不合理ならば、世の中に対して、共産という選択肢をすこしばかり考えるだろう、10代かそのくらいであれば...。 
今日ではロールズとそれを巡る話題を考え、共産党でなくとも、拝金主義以外の考えかたをいくつか知っているからそう考える。しかし、10代のときにそういった疑問をもたぬなら、守銭奴か社会性とか他の理由がないかぎり多少はこの世界の前提や、不合理について考えるものだ。

 今日では、現政権に同意しかねる人々の意見がほとんど、よくわかっていないままに共産党へ向いている(それこそなんとなくである。たぶん彼らは何もわかっていない。自分の境遇が苦しすぎるために改善をもとめているからだ。理解できる)しかし、私は現政権とおなじくらいにこのことを問題視している。ことがある。一つには、ほぼファシスト・ファッショ、選民意識差別主義国粋主義教育基本法よりも勅語!を重んじるとして4割も支持をしていること。考えて理解している人は別の行動をしているのか、誤解をしたままなのか、とにかく政教分離すら今は行われていないのだ・・・吉田茂もびっくりだろう)

話しがずれたがらこの諺には、続きというか、前述にもでてくる。

「当然ですよ、あんたは貴族階級の自由主義者だし、わたしゃ民衆の代表なんだから、あなたは民衆とは話したくないんでさ。」

「でも、君は民衆を愛しているのかね? 本当かね? サルヴァトー。(略)
ねえ、サルヴァトー、実を言うと、あんたたち共産主義者は民衆を愛するなんて言うが、私に言わせれば、ただ金持ちを嫌う事しかできないんだよ」

「いや旦那、反対してもうしわけありませんが・・・略)」
「こりゃデマゴギーだ、こりゃデマゴギーだ!」


・・・・「私が言いたいのは、共産主義者たちが、民衆はかわいそうに飢え死にしている。なんて決まり文句をいつも唱えていることだ。今日日サルヴァトー、真面目に言うが、ここイタリアで飢え死にする者はもう皆無だよ」

・・・(p22)

いかがだろうか、比喩に使われている飢えて死ぬものが皆無。イタリアではそうだろうと思う。相互に扶助する、カトリックでは自分のために、残った料理を求めている人に無償で分け与える。そして、自分が豊かになれば、それを当たり前と思い、かつての自分とシンパシーを感じて何か社会にできることがないかと考えたりする。実際にはそればかりではない。日本とて、本来的にはこうした類の良いニュースやよい研究、よい成果をあげている人は毎日いるし、受賞しなくても本当に評価され弟子に知識と学知の何たるかを教えて慕われる方は多くいる。知らされないだけである。この話はまた別の機会にすることにしよう。
つまり、時事の話に戻れば、この数年でも飢えて死ぬ幼子の兄弟姉妹も飢えて死ぬ老人ももはや日本では珍しくなくなっているわけで、いかに民衆、つまり我々の世界が崖っぷちか、しかもただの餓死でもなく、孤独死、過労死、過労死と孤独死のコンボまででそうだが、それでも内閣府の調査では幸福度満足度が過去最高らしい。一体、だれの筵の上に築かれた死の塚だろう。サイレントマジョリティである子ども飢餓や貧困にすら、なかったこと、よその家、の感覚。ようするに過剰なオイコス 家 家長主義も問題なのだが、もはやあるところまで、行き着いてしまったのが日本の社会、わが国の現状だと思う。


それでも不満も、他人の家だから仕方がない、という状況なわけだが・・・
この点が一つ。

もう一つある。これから、この登場人物たちはある対話にいきつく。
  
これは、かつて世界史が激動的に動いてきたときのことを覚えている人は思い出しながら、できれば反芻を願いたい。


「問題は、もしこの共産主義が気に食わない場合に、<すみません、私たちは冗談を言っていただけです。民主主義に戻りたいのですが>とはいえなくなることだ。」

・・・とハッサラクワが言う。


私たちが取り巻かれている状況は、見た目以上に複雑だ。
もう少し前、ほんの数年までは複雑に見えるが、実際には根本的な構造の問題であるとか、制度の改善であるとか命題が持てていた。(つまり対策可能)しかしながらこの数年は、事態は深刻化していてしかも深刻なものほど表にはでなくなっている。まだメディアで取り上げられている事柄や、いわゆるフレイム、炎上(なぜか現在ではトレンドと同語だ、こんな混同は悪魔でも笑うだろう)に現れていることは一端にすぎない。
そして、一端にすぎないことを認識すべきだ。
そうではないやり方、変わらなくてよい部分、ほかの方法、人間には不可能な領域を認識する(可能なことは方法を考え、なおかつ行うかどうかを思慮によって判断しなくてはならない)人間や、自然、法、生命の限度などをもっとリセットする必要がある。
そうでなくては新しいものはみえてこない。
  
前近代的な亡霊、過去の憲法は現行に変わったが民法や刑事法を考え、近代化をすすめなくてはならなかった時代に、なぜかポストモダンが席巻し、結局、民法の問題も置き去り、教育の問題もその都度一貫性がなく、昔の記憶が失われたのか、勅語が効力を持つなどという・・・。

二者択一にちかい選択ですら、よりましなほうを選択できない現状、....その単純支持こそがポピュリズムに直結するだろうが、あえてその向こうにあって、今から指摘しておきたい問い。






その2は、その反動ともいえる人々の洗濯しがなんとなくか、がっつりか、他にないからという理由で共産党だったらよくなるんじゃないか、と思っている点である。いや思うのはいい。・・・しかし、私には疑念があり、かつての共産国では、「冷たい平等」と私性が抜けきれない、あらたな特権の誕生。
そのなかでも「平等とは本当に優しいもので、豊かさにつながるのか。清貧としての現実世界がどの程度なのか。・・・こうしたことがあまり想像されていないで共有されていないだろうか。

現政権を擁護する気持ちはないだが、気になるのはそこなのだ。
もし、何か公的な制度がかわって、不自由を感じなくなったときに、不平不満からでなく「理想的構成さや再配分について考えられるだろうか。
とにかく、二者択一のような、思考回路のショートや選択肢の少ない錯覚に陥ったりが気になっている。

絶対に、いやすこし人間的にかいておくならば、なるべくならば至極間違えてはならない選択はある、
その選択は現代の世の中であれば、世論を形成することばが説得的であったり、圧倒的に選択を間違うことを誘発するような世論にならなければ、おそらく凡人の知恵で回避できるだろう。
しかし、もし言うべきときと言わねばならない時を逃し、知らねばならないことを自ら収集し意見を持ち声に出すなどをアクションをとらない場合、2017年に成人していた日本人は弁明のしようがないだろう。
90年代から、メディア社会学、西洋史メディア分析などもしてきたが、現在そこまで来てしまっている、と思っている。


ルチャーノ・デ・クレシェンツォ
而立書房
2008-02-25



ルチャーノ・デ・クレシェンツォ
而立書房
2002-10-25



2017-04-07-09-35-54ネーミングセンスがいまひとつだが、ゼノンは昔、両耳が二つあるのだからまず話を聞くべしといったという。我々の想像以上に、皆口々にものをいい、黙るべきでないときには理解からではなく沈黙したのだろう。我々は議論することも批評することも歴史がない。ディベート、演説館が日本に完成したときのことを想えばよい。(現在、重要文化財となっている、演説館がそれである。)
そうでないときには、そうではないものを。
気を付けなくてはならないのは、詭弁に即答してしまうことのように思われる。

       

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やや先になりますが、バイクツアーで着いたのは、ジンバランのフィッシュマーケット。ここでこの界隈のイカンバカカール、フレッシュなシーフドピッツアなどの食材あこちらで毎日とれたものだとわかると思います。
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漁港でつりをしている人もちらほら。

烏賊の僚や夜間電光が必要な船は早朝しかけにしき、しかけた網から大漁。になったり...ならなかったり、私たちがカラマリや魚のマヒマヒの料理や魚のアペタイザーなどをいただけるのはこの地元の海ならではです。

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しかし良い天気です。インターコンチネンタルにもどっても、ビーチやプールサイドのレジャー(ゆっくり)を堪能できそうです。

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前回総会したマディさん(ジンバラン出身)と今回同行した韓国籍とおもわれるバリ島二回の参加者のかた。
私はインターコンチのゲストだし、フレンドリーにいきましょうとおもってましたが、本国の日本に対する報道がアレなのか、それほどフレンドリーさは感じられませんでした、まあ、そんな感じですが、時々3人で質問しながら平和に、優雅におわりました。

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自治集会場のあとに、フィッシュマーケットに。朝8時をすぎて暑くなってきましたした。ジンバランに宿泊したらシーフードはランチでも夕食でも味合うべきです!




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ニュピのために自治会ごとにオゴオゴを作ります、ニュピの前日が大変な祝祭日です。
写真を送ってもらったので別の記事にしたいところです。
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インドネシア政府の写真入りのパッチが自治会内にも飾られておりました。

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集会場はきれいで、自治の本来の人々の日常コミュニティです。
たくさん見学させてもらいました。

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オゴオゴの作成について

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自治会は単なる自治会ではなくて、村ごとの新年やケチャック、レゴン、などの伝統舞踊、またニュピなどの時には集会所となりオゴオゴを他の地域よりも素晴らしいものをと、毎年作成を競っている、行事です。

ニュピの当時の写真も送っていただたいのでちかぢか別記事にて。



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図は、以前に記事にした、「科学技術の未来を決めるのは誰か」について読み記事にしたときから留意していたものである。http://ousia.livedoor.biz/archives/52417089.html


日本の科学/技術はどこへいくのか (フォーラム共通知をひらく)
中島 秀人
岩波書店
2006-01-20






この本について個人的な読書メモを書いたとき、UK-JAPANのメンバーでもある研究者の方からもコメントを頂いた。失敗を研究分析する仕事は、通常欧米はじめおよそ科学的先進国では当然のように重視されている。
しかし、我が国のほうはどうか。それが「科学技術の未来を決めるのは誰か」には端的に2つの図で、また1章を設けて説明されている。

詳しくはぜひ本書を通読してほしいのだが、この失敗を誘発する組織の図をみてほしい。いわゆるトップダウン式であり、仮に(便宜上右とか下という語を用いる)右下の末端の部署あるいは役割をもつ人がミスをするとする。問題が全体に関わるため上に報告すればよいのだが、仮に上に報告することが自らの保身や上司(便宜上こう呼ぶ)が自らの監督不行き届きを懸念してさらに報告をしないで済ます場合、問題はまったく共有されなくなってしまう。中心にちかい部分がフレキシブルに機能し、報告を正確に把握してさらに報告し、その解決方法が組織で共有されて解決の方法をとれば、問題はない。しかしこの組織図ではトップは何をしらないことが増え、トップダウン方式ゆえに下からの、つまり現場からの声は届かないことになる。常に状況に応じて問題解決していくのが望ましいのだが、気が付くと手遅れ...これはかつて失敗し、消滅した日本企業に多い図式であり、多くの病院でもこのシステムをとっていることが多い。臨床の情報がまったく伝わらず、かといって現場の裁量は大変に小さく、何もできない。

(この図を見た時に、グリルパルツァーの裏切りと事実隠匿を思い出した...)

明確な役割分担に変わり、問題の共有がなされない樹木構造。

同様に、失敗の原因の階層性も注目すべきだろう。
この本が出てからすでに年月がたっていても、未だにこうした構造を目にすることが多い。
今日の日本の場合、例えば原子力であるとか...政治であるとか、「未知の領域」はいわずもがな、この問題解決も緻密に行う必要があるのだが、どこか思考停止状態になっているような、または全く情報が入ってこない。
いわゆる不景気、経済的な問題については5、6の階層も問題である。もっとも多数の人が個々に責任がある状態で日常を送っている。
現在の問題として大きいのは第4階層である。政治判断、組織怠慢、行政・政治の怠慢、であろう。あまりにも内向きな指向が失敗を誘発しており、指摘されてもまだ自覚されているかもわからないありさまになっている。
その階層をみても失敗を繰り返すための要件があり、その根本を指摘する向きもあまり多くはない。
個々の事例に対しての批判はあるが、批判的検討がされておらず、何がもっとも失敗つづきになっているのか(年金運用のミスとてこのピラミッドの中にあるではないか、敷いてはそれらが社会不適応という問題にもリンクしている)・・・・

何事もそうなのだが、うまくいっている時こそなぜうまくいったかを検証する必要があり、それをモデル化するのだが、当然失敗したときにもその分析は行われる。
しかし、上手くいったときは、それきりで満悦してしまい、上手くいかないときにも検討をしない、これが失われた20年であり、失われていきつつある平成の世の二十数年になってしまっている。

懸念を通り越して、しばしば呆然としてしまう時もあるほどだが、こうした懸念を持つ人たちが少しずつでも問題点を整理して言葉によって現状を捉え、必要な情報を得て考えることが必要な時期にあるのではないか。
すくなくともこの時代に生きているものとして...



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3. 2017-02-23 "ロシアンティーを一杯... "(またはブランデー入り紅茶)
4. 2017-03-02 インターコンチネンタル バリ Intercontinental Bali 滞在記(1) クラブ インターコンチネンタル Club intercontinental クラブルーム
5. 2017-03-10 Bali: バリ島ジンバラン・ビーチ Club Intercontinental Bali 滞在記(5)Sunset Beach bar カクテルタイム
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新プラトン主義 講座<アラビア語一神教によるプロテ...
          

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2016年12月の記事に書いたが、放送大学の講座において堀江聡先生が新プラトン主義および神名論の講座を行い参加した。(ルネサンス研究会から戻る日だったので、京都から東京駅、そのまま茗荷谷へ移動)
その続きあるいは関連事項として、新プラトン主義の9世紀以降のアラビア語圏での展開についてお話しを再度してもらえないかという話になり(懇親会にて)、堀江先生が私が主催している講座 勉強会(言語文化研究)にてお話ししてくださる運びになったのが1月半ばごろ。

この日は2012年に堀江先生が書いた論文、「アラビア語一神教によるプロティノスの改変に向けて」(岩波書店)および国際基督教大学での講演記録の2種を用いて勉教会を行った。
14時から17時すぎまで、論文の内容を中心に、つまり、アリストテレス哲学で神秘哲学が可能なのか、あるいはプラトニズムにおける偽書のようにアリストテレスにも偽書があり(未だ作者不明)断片としていくつかの著作があるものなども検討する話題となった。

すべてを書き残すことはできないので、(整理はするつもりであるが)記録として、あるいはこのblog記事をお読みになり、ネオプラトニズムやアリストテレス、さらにはプラトン対話篇を学びたい学びなおしたいと思われる方もいるかもしれないし、西洋哲学は西洋だけで完結していると思う向きもまだまだ根強いとは思うので、少々まとめてみることとする。

まずは、堀江先生の論文を少々引用してみよう。

「9世紀バクダードで成立した『純粋善論』が、クレモナのジェラルドによって12世紀にトレドでラテン語訳され、『諸原因の書』(Libre de causis)と題名変え、アリストテレス作として数世紀にわたり一世を風靡した。」

覚えやすいようにこの系譜をまとめてみると、つまり9世紀から12世紀のクレモナのジェラルドの間には西洋哲学は身を潜めている。水脈としてかすかに残っているがそれはここでは立ち入らない。それはそれで重要であり、私としてもそのあたりを研究している...(進行形)のである..

9世紀はアル・キンリ―、10世紀はアル・ファーラビー、11世紀はイヴン・スィーナ、12世紀はイブン・ルシュド(アヴェロエス)となる。
アヴェロエスやアル・ファラビー、イブン・スィーナなどは聞いたことがあるかたも多いであろうし逸話も残っている。




全文はこの岩波の三巻に収録されているので、ぜひお読み頂きたい。


       


堀江先生にエンネアデスのオクスフォード OCT=Oxford Classical Text版の原書をお持ちいただいたので写真をとらせてもらいました。

参加したのは、ギリシア語学習会(放送大学では数学)の小又先生、プラトン研究や勉強会の先輩のEさん、同じく講座でよくお会いするTさん、三田会かつ同窓会同期の陽子さん、前回の新プラトン主義の講座運営されたKさん、昨年電気通信大の院を修了して現在はエンジニアのM君、来春から大学生のAさんほか13名ほどで夜の8時頃まで哲学やプラトニズム、プラトン対話篇などの話で盛況だった。昨年亡くなられた熊田先生の話や大学における哲学研究、また堀江先生がピサやドイツに留学していたころのお話もふんだんに聞くことができた。 
2017年3月19日  14時より
言語文化研究  


この週は私が腸炎で完全ダウンしており(・・・)前日の夕方から早期退院してなんとか会を開催できたのだが、やはり読んだり言葉の力は凄く、開催中はとても集中して思考が働いた(ほう)だと思っている。

いくつか整理しなくてはならないのだが、まずは記録しておきたいと思う。

 



この本は新宿のブックファーストでみつけて即購入した本、発行当時だと思う。

ご参加頂いたみなさまありがとうございます。






納富信留先生の「古代ギリシア哲学史(全61回)」4年間の講座が一旦終了、4月からはまた新たな講座が始まりますが、初期から出席していたこともあり、論文指導もして頂いたこともあり、講座と講座のあとの食事会にも声をかけていただいたので出席してきました。
受講者で全講座出席されたN様が、個人的に作られたレジュメファイルの目次、即ち講座一覧表と備考の表を出席者に配布して下さいました。
2013年4月22日の「初期ギリシア哲学とは何か:資料論」から始まり、ミレトスのタレス、アナクシマンドロス、クセノファネス、ヘラクレイトスが6月までの講座、夏からはパルメニデス、エレア派、アナクサゴラス・原子論、エンペドクレスなどを経てソフィストの時代へ。「ソフィストと哲学者のあいだ」「ソフィストとはだれか」はサントリー学芸賞を受賞された著作ですので、お読みになったかたも多いかと思います。
(私が三田南校舎で論文発表をしたとき、丁度、NKHの「100分de名著」を納富先生が担当されており、それを見ていた三田会の会員(卒業生)の他学部の先輩方からも質問を頂いたことも。

先日の講座では、プロティノス以降のイアンブリコス、プロクロス、ポルフィリオスをはじめとした新プラトン主義哲学を概観し、イアンブリコスは一部納富先生が翻訳された部分を資料としてもまた講座でも少し読むなどし、ヒュパティア、ダマスキオスなど、アカデメイア派とアレクサンドリア学派の交流、その差異などを含めて1時間半の講座が行われました。途中、何度か質疑応答を含めて受講者と対話的に話しながら、プロクロスの「神学要綱」「プラトン神学」の内容までを扱う内容で、新しく知ることも多く、大変刺激となった。
納富先生は大変、講座の際の情報量が豊富かつ、板書もしてくださったり、翻訳がない文献に関しては、独自に翻訳してレジュメに掲載して下さる。これはとても勉強になるし有難い。加えて、やはり独自に読書していて理解したと(自分で思っている)事柄、内容を先生の解釈を聞いたあとで直接対話的に確認させていただけるのが大変ありがたい。多くの受講者のかたがそう思っているはずである。



哲学の誕生: ソクラテスとは何者か (ちくま学芸文庫) [文庫]
納富 信留
筑摩書房
2017-04-06

このblogでも何度か書いている、また自分が初期に読んだ本でもあり、大学の教養課程で哲学科目を履修している大学生にも時々すすめている「哲学者の誕生」(ちくま新書)がこのたび4月に一章を追加した形で改定+補遺された版で出版される。ラテン語学習会や古典ギリシア語学習会の小又先生から納富先生の新刊が出る旨を聞いていたので、この日、講座のあと先生からこの新版についてもお聞きできた。

この書籍はぜひ、哲学や思想、近代日本の学術伝統を考えるうえでも広く読んでもらいたい本である。

講座が終わった後は今までの講座内容はもちろん、最近の世界での研究状況なども踏まえて貴重なお話を聞くことができた。参加された方にも、もちろん納富先生にも感謝と御礼を申し上げたく、記録しておく次第です。

また、現在は新訳の「パイドン」を翻訳中で年内を目安に出版刊行される旨をお聞きしたので付言しておきます。



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プラトンとの哲学――対話篇をよむ (岩波新書)
納富 信留
岩波書店
2015-07-23








合評会ではかつての卒業生、古典語学習をする皆さま、プラトン研究をする方々、現役大学生等多様な方々、数学専門教育を行う方々を含め、三田キャンパスにて行いました。

http://ousia.livedoor.biz/archives/52373833.html

合評会(2016年12月23日 午後)





アリストテレス全集〈3〉トポス論 ソフィスト的論駁について
アリストテレス
岩波書店
2014-08








ソフィスト的論駁を納富先生が翻訳されています。
アリストテレスのカテゴリー論、命題論もぜひ全集で読まれることをお勧めします。























2017年4月からはディオゲネス・ラエルティオスをテキストに古典期哲学についての講座が予定されています。


ギリシア哲学者列伝 上 (岩波文庫 青 663-1)
ディオゲネス・ラエルティオス
岩波書店
1984-10-16




5


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*講演中は撮影禁止です。

ラテン語学習会で御一緒のS様からお知らせを貰いまして、獨協大学名誉教授・鈴木道彦先生の講演会(オープンカレッジ特別講演)へ行ってきました。3月4日午後、天野貞祐記念講堂にて。

自分のことを少し書いておくと、サルトルに関してはアランとの対話からフッサールの現象学に出あったこと、また斉藤慶典先生のフッサールの授業で現象学について学び発表した時にも当然参照していた。また文学(一般)科目の、文学と社会参加についてのテーマではアンガージュマンの文学としてサルトルを択び、メルロ・ポンティなども参照しつつレポートを作成した。しかし実は「嘔吐」を部分的に引用したものの、それでもサルトルについて多くを知っているわけでもなく、私が生まれたのは70年代後半だからリアルタイムでのないのである。高校の時実家で叔父が使っていた部屋に移ったので、そには大学時代に集めた蔵書がたくさんあり、その中にボーヴォワールの岩波文庫もあり、他にはエーリッヒ・フロムや羽仁五郎などとにかく、それまでの祖父の日本美術史の蔵書、父の趣味蔵書であるニーチェなどに加えて、とにかく「よくわからないけれども読んでみる」といったことをしていたのが14歳から18歳くらいである。自分の蔵書が加わるのは、17歳以降だと思う。

サルトルが来日したのは1966年であった。商業的なことでは来日したくないという意向のもと、京都の人文書院が実務を、招致は慶應義塾大学が行い、最初の講演を慶應義塾で、そして京都と日比谷公会堂の計3回の講演が行われたようだ。サルトルはボーヴォワールを伴い、通訳にはサガン翻訳者の朝吹氏が担当された。
講演に先立って、海老坂先生ほか帰国日から2日前に、鈴木先生、平井先生、白井先生、海老坂先生の4名とサルトルが対話したとのことである。

講演会の冒頭では、昨年2016年JNN TBSで放送されたドキュメンタリーが流れた、この放送は見逃していたのでアーカイブされるとかJNN公式Youtubeか何かしかのアーカイブでこれから学ぶ方がアクセス可能であるといいと思う、とてもいい番組ドキュメンタリーであった。

28日のサルトルの来日は、能を見たり、精力的に日本各地に赴き、広島の原爆ドームもおとずれた。
この被爆者との対話を「憩いの家」で行ったサルトルはもっとも印象深い、インプレッションだったと述懐している。

鈴木先生は御年80歳を超えられるが、特にこれからの未来と未来に生きるかたを非常に気がかりにされていた。国内の報道はもはや国外メディアを通じたほうが正確なニュースを得られるし、福島の原子力の問題も、日本のメディアではなく、ル・モンドを見ているほうが逐一情報が入る。

レジュメに多くのメモを残したので追記するが、我々の未来は我々の選択で作らねばならず。

メモした資料をもとに追記しますが、なるべく早いうちに、と思い、一旦投稿します。

追記していきます。

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アルジェリア戦争における不服従宣言の知識人の声明を行ったのは主に次の人々だった。

モーリス・ブランショ、アンドレ・ブルトン、マスコロ、デュラス、シュステル、サルトル、ボーヴォワール、ブーレーズ、レネ、ロブ=グリエ、その他。(後にビュトール、サガン、トリュフォーその他 1960年9月)
 ・われわれはアルジェリア人に対して武器をとることの拒否を尊敬し、正当と見なす。
 ・われわれは、フランス人民の名において抑圧されているアルジェリア人と援助と庇護を与えることを自分の義務と考えるフランス人の行為を尊敬し、正当と考える。
 ・植民地体制の崩壊に決定的な貢献をしているアルジェリア人の大義は、すべての自由人の大義である。
121人宣言 (参考資料より)

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図書館企画展示も。貴重書、鈴木先生の撮影されたサルトルの葬列、5万人が自然的に参加した様子を、鈴木道彦先生が撮影されており、レファレンスにて声かけすれば、図書館で観ることができます。
貴重な写真でした。

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獨協大学前に4月から駅前が変わります。
(草加松原)

もう少し加筆しますので少々お待ちください。





嘔吐 新訳
J‐P・サルトル
人文書院
2010-07-20





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松原駅(4月からは獨協大学前)




4月には三田慶應にてでバタイユとジャン・リュック・ナンシーが講演するとか。

獨協大学には湯浅氏も教授をされています。
再度学びたくなります....
後程追記します。

モリス・ブランショ
現代思潮新社
1973

至高者 (1973年)
モーリス・ブランショ
現代思潮社
1973



無為の共同体―哲学を問い直す分有の思考
ジャン=リュック ナンシー
以文社
2001-06-15


神的な様々の場 (ちくま学芸文庫)
ジャン=リュック ナンシー
筑摩書房
2008-06-10


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3月は国外に移動するかたも多いと思いますので、先に3月いっぱいのキャンペーンについて書いておこうと思います。
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乗り継ぎ先のシンガポール空港の情報を調べていてみつけたキャンペーンで、これからシンガポール空港を使う方へ。
https://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/flying-withus/before-the-flight/changi-airport/

施設の充実さはいうまでもないのですここをご覧いただくとして、よくよくサイト内をみてください。
(乗り継ぎ時間が6時間くらいあり、対象の時間内ならばフリーのツアーにもいけます、今回は夜中だったので使ってません!次はやってみたいな・・・)
https://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/plan-travel/privileges/changi-transit-programme/

こちら

チャンギ・トランジット・プログラム

シンガポール チャンギ空港でのお乗り継ぎをお楽しみください。

シンガポール チャンギ空港では、ショッピングやお食事、そして快適で便利なサービスで、充実した乗り継ぎ時間をお過ごしいただけます。


2017年3月31日までの期間にシンガポールで乗り継ぎをするお客様は、空港内各種施設で使えるS$20相当のクーポン「チャンギ・ダラー・バウチャー(CDV)」を受け取ることができます。



CDVは一部の「CDV対象外店舗」を除いた、シンガポール チャンギ空港内の乗り継ぎエリアおよびパブリックエリア内のすべての店舗、飲食店、サービス店で利用できます。また、第2および第3ターミナルの「アンバサダー・ラウンジ」の1回のご利用(最大2時間まで)にお使いいただくことも可能です。アンバサダー・ラウンジでは、(ベーシックなアメニティの揃った)シャワー施設、軽食、新聞などの読物、そして無料Wi-Fiをご利用いただけます。


また、アンバサダー・トランジット・ラウンジでは、以下のサービスもご利用いただけます。

  • S$12の延長料金で、1時間ごとの利用延長が可能
  • アルコール飲料とマッサージ・サービスが10%割引で利用可能
  • CDVはジムの利用にも使用可能。また、仮眠室やその他の既存のラウンジパッケージの料金の一部としても利用可能


Changi Dollar Voucherは、第2または第3ターミナルの乗り継ぎエリア内のGST払い戻しカウンター付近に位置する「iShopChangiコレクションセンター」でお受け取りいただけます。お受け取りの際は、旅券(パスポート)、ご搭乗券、ご旅程の全行程が記載された航空券をご提示ください。

適用条件

 
  • シンガポール航空、シルクエアー、またはニュージーランド航空をご利用で、お持ちの航空券上の出発国が以下のいずれかの国であるお客様が対象です。
  • オーストラリア、バングラデシュ、ブルネイ、カンボジア、中国、ロシアとトルコを含むヨーロッパ各国、香港、インド、インドネシア、日本、ラオス、マレーシア、モルジブ、ミャンマー、ネパール、ニュージーランド、フィリピン、南アフリカ共和国、韓国、スリランカ、台湾、タイ、アラブ首長国連邦(UAE)、米国、またはベトナム
  • シンガポールが出発国ではなく、最終国でもない旅程で、往路復路ともにチャンギ空港で乗り継ぎをするお客様が対象です。片道旅程の航空券をお持ちの方は対象外です。
    例えば、「ロンドン → シンガポール → シドニー → シンガポール → ロンドン」の往復は対象。「ロンドン → シンガポール → ロンドン」の往復は対象外。「ロンドン → シンガポール → シドニー」の片道は対象外。


https://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/plan-travel/privileges/changi-transit-programme/
利用してみた個人(私)がこれは知ってたほうがいいのでは、と記載しているので詳しくはサイトをご覧ください。

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20s$のバウチャー。フードコートで2人分ラクサを食べてもだいたい15s$ですから、待ち時間の食事と飲み物くらいは使えます。今サイト見直したらトランジット・ラウンジも使えたんですね...使えばよかった。
(とこういう事にならないように、経験的に書いています)
いや、ラクサは食べたかったのでいいですし、バウチャーの差額でTWGの紅茶も買ってきましたので、使い方はそれぞれ。ターミナル2、3のIショップのカウンターで手続きしてください。


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写真は往路のターミナル2.

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例の搭乗券をかざすとゲートまでの道のりを示してくれるターミナル。
掲示板とあわせて使えば広くても迷うことはまずないでしょう。すごくわかりやすい。

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そこかしこに庭園、グリーンがあります。日本から移動してきたなあと思えるターミナルです。


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復路はターミナル3.映画館にも行ってみました。KUBOというミクスチャーJAPAN的な映画がやっておりました、映画館内が寒い寒い..シンガポール自体が23度くらいなのですが、空港内が意外と寒い!ので薄い上着かストールはあったほうがいいです。しかし2時間半後にはバリ島なのですが。帰りはコートはもって搭乗したほうがいいですねえ...

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Twitterでのせたコイポンド、錦鯉の池です。錦鯉は海外で人気なのです。(実家にも40匹ほど飼っていたことが:祖父の趣味)

この中でおきているのは1匹だけです、あとは寝てます。
寝ている魚は...なんだかシュールでかわいかったです。
(この近くにも充電スペースがあります:Cタイプのプラグ+USB)

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掃除やスポットの管理がきれいだったりいいなと思ったらこのパネルをおしてフィードバックを送れます。
シンプルですがいいですね。それでだいたい綺麗です、前回はこのシステムはなかった。




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羽田では6時間も遅れた(機材点検と人手不足らしい...)がシンガポールもデンパサールも定刻離陸でした。
帰りのシンガポールであしどめされたかった(・・・)

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トラウマのような、16:40発→22:30発に五回遅延アナウンスがあった行きの羽田...。



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ターミナル3の中央インフォメーションの広い吹き抜けの場所に、GREATキャンペーンの広告が2つありました!

http://www.greatbritaincampaign.com/
GREAT


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エジンバラ・フェスティバルに出席した時のレポートその4です。エジンバラフェスの始まりについてはこちらをご覧ください。さて、エジンバラフェスティバルとは何かといえば11の国際フェスの総称で、スコットランド・エジンバラで行われるものです。それはワールドカップの来場者を上回る人数だとか。夏のヴァケーションを中心に、国内外から参加、観光があり、しかもそれが多様性を重視しているのが魅力に思えます。

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グラスゴーでは、Visitbitain Expoが4月26-27日に開催されます。

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エジンバラフェスの見どころの一つ、ザ・ロイヤル・エジンバラ・ミリタリー・タトゥー
今年は8月5日から27日とのことです。70周年ということもあり、世界中継されているのですし、日本でもぜひ放送してほしいですね。できれば地上波で。チケットは予約がおすすめとのこと。

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ところで今では日常的に使っているアプリケーション(モバイル版)これが初めて登場したのはスコットランドにて1999年とのことです。3000人以上が参加するフェスティバルではこうしたアプリケーションを用いているとか。
フェスティバル《文化・芸術・音楽・映画・アート・出版が科学技術と近く連携しているのがよくわかります。
それにしても1999年はスマートフォンが登場する以前ですから先駆的です。
興味があったことなので書き留めておきます。
ダイレクターで来日中のジュリア・アーモン氏のスピーチ内で説明されました。

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これは今年イギリスに行く方にぜひチェックしてもらいたい内容です。
フェスティバル日程表。
詳細はEdinurgh Festival city com やVisit Britainからの情報を観るといいかもしれません。http://www.edinburghfestivalcity.com/
しかしせっかく詳細資料をいただいたので、このblogでは
頂いたプレス向け資料から引用してみましょう。

2017年4月 
エディンバラ国際科学フェスティバル:4月1日から16日
エディンバラで毎年行われる科学フェスティバルは、科学とテクノロジーの祭典としては世界初でヨーロッパ最大の科学イベントのひとつでもあります。
http://www.sciencefestival.co.uk/ 
Twitter:https://twitter.com/EdSciFest

2017年5月
イマジネート・フェスティバル:5月27日~6月4日
スコットランド国内外から集結した青少年向けの演劇、ダンス、パフォーマンス作品を一週間にわかり上演する。
エジンバラ公演後、スコットランド各地を巡回。
http://www.edinburghfestivalcity.com/festivals/imaginate-childrens-festival

http://www.imaginate.org.uk/festival


2017年6月
エジンバラ国際映画祭:6月21日~7月2日
1947年に創設。継続されている映画祭としては世界最長。世界的にもっとも優れた映画やドキュメンタリーを上映する先駆者として知られています。過去の初演作品過去「ドクトル・ジバコ」「タクシー・ドライバー」「マンハッタン」「ブレードランナー」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「パルプ・フィション」「E.T.」「モーターサイクル・ダイアリーズ」アカデミー賞総取になった「ハート・ロッカー」などがあります。
https://www.edfilmfest.org.uk/

Twitter:https://twitter.com/edfilmfest

2017年7月
エディンバラ・ジャズ・アンド・ブルース・フェスティバル:7月15日~24日
1978年に設立。バンジョープレーヤーかつギタリストのマイク・ハートによって設立。10日間にわたり170以上のライブが開催される。
http://www.edinburghjazzfestival.com/

Twitter:https://twitter.com/edinburghjazz

2017年8月
エディンバラ・メラ:8月26日~27日
ワールドミュージックとダンス、フードをテーマにしたスコットランドの大祭典のひとつで、南アジアを中心とした国際色豊かな祭りです。1995年地元南アジア住民たちの集まりとして始まったエディンバラ・メラは、今では世界から3万人が訪れる祭りに成長しました。ガーナの太鼓演奏、ポーランドの民族舞踊、ブラジルのカポエイラ、優雅なアルゼンチン・タンゴ、冷徹なパングラディッシュ・ヒップホップなどが披露されます。エディンバラ・メラは、世界中の音楽、ダンス、フード、パフォーマンスが結集した活気に満ちた週末の祭典です。
http://www.edinburgh-mela.co.uk/

2017年8月
エディンバラ・インターナショナルフェス:8月4日―27日
http://www.edinburghfestivalcity.com/festivals/edinburgh-international-festival
https://www.eif.co.uk/

2017年7月 8月
エディンバラ・アート・フェスティバル 7月27日―8月27日
http://www.edinburghfestivalcity.com/festivals/edinburgh-art-festival


2017年8月4日―26日
エディンバラ・ロイヤル・ミリタリー・タトゥー
http://www.edinburghfestivalcity.com/festivals/royal-edinburgh-military-tattoo
https://www.edintattoo.co.uk/
最初のレポート記事でもピックアップしたミリタリー・タトゥ
公式サイトではチケットも買えます。

2017年8月4日-28日
Fringe:エディンバラ・フリンジ
http://www.edinburghfestivalcity.com/festivals/edinburgh-festival-fringe

2017年8月12日ー28日
エディンバラ・インターナショナル・ブックフェスティバル
http://www.edinburghfestivalcity.com/festivals/edinburgh-international-book-festival
https://www.edbookfest.co.uk/

アートフェス、ミリタリータトゥと並んでこちらも気になる国際ブックフェス
Twitter:https://twitter.com/edbookfest

夏までのフェス日程と公式HPでした、11月、12月から翌年1月もフェスがあります。
まさに春から一年の終わりまでこれだけのフェスがあるのですね。


http://www.edinburghfestivalcity.com/
http://www.edinburghfestivalcity.com/
全フェスティバルについての詳細はエディンバラフェスティバルのHPへ!


https://cookpad.com/kitchen/7597382
英国大使館のキッチン:公式クックパッド


http://www.greatbritaincampaign.com/
GREAT

https://www.visitbritainshop.com/japan/trips-and-tours/
英国観光庁によるオンラインオプショナルツアー申込


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歴史遺産、考古学関係のフェスも気になるものがありました。
これは別の記事にしようと思います。メアリストゥアートのフェスも9月にあります。その他気になった見どころとともに....

Mary Queen of Scots Festival

http://www.visitbritain.com/ja/JP/


フェスを研修や教育、留学のスケジュールにいれるのもいいのではないかと思ったのでした、それにしても多様性と固有の文化、自然、伝統と新しいもの、リアルタイムのものが集まっていますね。

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ウォーカーのショートブレッド。
ビジター・オイスター・カード

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エジンバラフェスティバルのInfomation about Britain

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ジェーン・オースチン没後200年、1995年の「高慢と偏見」などは大学の語学映画上映会もありましたので印象深い。

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装幀も美しいですね。


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日本では3月から国立科学博物館で行われる英国自然史博物館展。
現地の英国では、恐竜ディプロドクスからシロナガスクジラに変更、35周年。こちらは渡英したらナショナル・ギャラリー、V&A などとともに行きたいです、記者発表のときも思いましたが、建築が魅力。

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英国観光庁のH様からの最新情報から、いくつかご紹介しました。豊富な情報なのでまだニュースは盛りだくさんです。もうすこしレポートは続きます

Livedoor

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サンジェルマン伯爵 Le Comte de Saint Germain 18C

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1.2015-04-08インターコンチネンタル バリ Intercontinental Bali 滞在記(4)シンガラジャ・ウィング
2.2017-01-27ナンバー2不要論は正しいのか 他
3.2017-02-06<ラスコー展>(於:国立科学博物館)と『ラスコーの壁画』(La peinture prehistorique Lascaux ou la naissance de l'art 1955)
4.2017-02-11aにはaのbにはbの: 聴きやすい日本語とは...(logh)
5.2017-02-11<エスカーレ>UKJAPAN2008-9,15 同窓会新年会(銀座)とバーンズナイトRobert Burnsについて
6.2017-01-24玄関ホール 吹き抜け:ローラ・アシュレイのクリフトン 北海道のバームクーヘン 
7.2017-02-08ロンネフェルト, ア・ラ・カンパーニュ, 上野恩賜公園(科学博物館、国立西洋美術館、東京文化会館)
8.2017-02-15Grand Pas Classique, La Fille du Pharaon グラン パ クラシック バレエ「ファラオの娘」 マリアージュフレールの紅茶缶
9.2017-02-11草月 第8応用 Va.8 Moribana+Moribana 2月記事一覧
10.2017-02-15サンジェルマン伯爵 Le Comte de Saint Germain 18C
11.2017-02-17Celebrating the 70th anniversary of the Edinburgh Festival :エジンバラ・フェスティバル70周年メディアイベント2017(於:駐日英国大使館公邸)
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25.2017-02-19スコットランドのお料理:Celebrating the 70th anniversary of the Edinburgh Festival :エジンバラ・フェスティバル70周年メディアイベント(2)
26.2015-02-19舞台 つかこうへい 〈ロマンス2015〉(於:紀伊國屋ホール)トリプルインパクト
27.2016-10-20月組 <アーサー王>(フランス版) 於:文京シビックホール




28.2016-12-17<古代プラトニズムにおける絶対者への衝迫>-「君の名は?」(於:文京学習センター)
29.2016-03-14宙組:シェイクスピア ShaKespere HOTEYES! 公演(2回目)(於:東京宝塚劇場 日比谷)
30.2017-01-29 lingua latina ;ラテン語学習会新年会2017に出席しました(於:神保町)


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  英国観光庁主催のエジンバラ・フェスティバル70周年メディアイベントに出席してきました。エジンバラフェスティバルは2017年に70周年を迎えます。第二次世界大戦後まもなく、戦争によって分断された人々を文化の力で繋げ、回復しようと1947年に始まったエジンバラ・フェスティバル。

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2月16日当日は、まず今年1月より新しく大使になられたポール マデン氏(Mr. Paul Madden)によるスピーチ(日本語と英語)でエジンバラフェスティバルについての紹介、エジンバラの都市とスコットランドの魅力、自然と歴史についての紹介がありました。

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次に特別に来日しているフェスティバルのダイレクターである、ジュリア・アーモン氏からより詳細なフェスティバルの内容、年間スケジュールが発表されました。今年は4月から初めてサイエンス・フェスティバルも開催されるとのことです。スピーチは続いて、同時期に来日されている英国政府観光庁北米事務所 所長Paul Gauger氏からの案内も。ポール氏は現在はNYを拠点にされていらっしゃいますが、ロンドン・オリンピック2012年にもかかわったそうです。ロンドンオリンピックは開催前イベント(駐日英国大使館主催)にも出席しているので、懐かしさと運営の工夫、持続可能性を意識したテーマなどが今も印象深いです。


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紅茶とショートブレッドを頂きながら....イベントは進みます。

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スコットランドの自然との調和、高地(ハイランド)低地(ローランド)の魅力、ユネスコに登録されている歴史遺産は二つの都市の特徴があり、1)中世ヨーロッパの旧市街 2)新古典主義の街並みを有する新市街 があり、英国では2番目に来訪が多い都市。建築物、映画ロケ地(自然の豊かさや城の建築など)、芸術、Art、シーフードを中心にした食やウィスキー生産地...ウィスキーや建築、歴史、文学など親しみある点も多々ありますね。
今年はジェーン・オースチン没後200年だそうです。
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質問させていただく時間もありましたので、2017年から始まっているCulture is Greatについて質問させて頂きました。http://www.greatbritaincampaign.com/ GREATキャンペーンはこちら


エジンバラ・フェスから、エジンバラ・ミリタリー・タトゥの動画他をリンクします。
これは行ってみたいですね。


Celebrating the 70th anniversary of the Edinburgh Festival Fringe!


  


 

次の記事では大使館でいただいたスコットランド料理と、各フェスティバルについてなどを書いていく予定です。

大使からのご挨拶状と招待状

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”エジンバラ フェスティバル創立70周年記念 メディアイベントのご案内”
2017
2月吉日

謹啓 貴社ますますご盛栄のことと、お慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

2017
年は、スコットランドの首都エジンバラで1947年以来毎年開催されている文化芸術の祭典、エジンバラ・インターナショナル・フェスティバル、エジンバラ・フリンジ・フェスティバル、エジンバラ・インターナショナル・フィルム・フェスティバルがそれぞれ創立70周年を迎えます。エジンバラでは、この記念すべき年に、年間を通じて様々なイベントを開催し盛大に祝います。


また、エジンバラで開催されている12のフェスティバルの集合体であるフェスティバルズ・エジンバラは、20166月にエジンバラのフェスティバルの都市における文化的、経済的、社会的インパクトを検証する大規模なレポートを発表しました。レポートでは、フェスティバルが人々の生活を豊かにするだけでなく、スコットランドの観光や経済においても大きな効果をもたらしていることが報告されました。

この度、英国政府観光庁とブリティッシュ・カウンシルは、フェスティバルズ・エジンバラのディレクター、JuliaAmour氏来日を歓迎し、「エジンバラ フェスティバル創立70周年記念メディアイベント」を開催いたします。当日は、エジンバラのフェスティバルの成り立ちや、歴史、今後のビジョンに加えて、観光や経済におけるインパクトについてもご紹介させていただきます。尚、同時期に来日している英国政府観光庁北米事務所所長、Paul Gaugerも皆様にご挨拶させていただきます。


ご多忙のこととは存じますが、ご出席を賜りたくご案内申し上げます。

謹白
駐日英国大使 ポール マデン


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ポール・マデン氏は日本の47都道府県におとづれるのが夢とのことです!



http://www.visitbritain.com/ja/JP/

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https://cookpad.com/kitchen/7597382
英国大使館のキッチン:公式クックパッド

https://www.gov.uk/government/world/japan.ja



Taste of Britain
https://www.facebook.com/oishii.igirisu



こちらは2013年のパフォーマンス。

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過日記述したラスコーの壁画発見に関して、もう少し付言しておく。

洞窟の発見について、より少し引用してみよう。

「ラスコー洞窟は1940年9月12日木曜日、モンティニャック村の(あるいは当時モンティニャック村に住んでいた)一群の少年たちの手で発見された。18歳のマルセル・ラヴィダ、15歳のジャック・マルサスとシモン・コアンカス、16歳のジョルジュ・アニュルらである。おそらく30年ほど前に根こそぎになった一本の木の残した穴を、探検してみようと思いたったのはラヴィダである。(この穴に驢馬を埋葬したことがある老婦人は中世のころのものだといっていた)(中略)

穴は直径80センチあり、深さもそのくらいであった。しかし、底の部分にもっと小さな穴があいていて、そこから石ころを投げ落とすと、なかなか下まで届かなかった。彼は円錐形の陥没部分へ落ち込んだ、ランプに火を転じ
仲間を呼び、仲間は彼に合流した。このとき彼らは洞窟内部を探検し、まもなく線刻画を、ついで動物の画像を発見した。(略)・・・ほどなくしてラヴァル先生に報告したほうがいいといった。ラヴァルは先史学に通じていたのである。」(P.200-201) 「ラスコーの壁画」

この後は、よく知られるようにブイソニー神父を通じてブルイユ神父が9月7日に報告をうけて31日には現場にいくことになるのである。


ラスコー洞窟が発見されたころは、偽の先史資料、考古学に関する話題も多々あふれた時代だったようだ、ピルトダウン人に関してもこの頃である。
ラスコー展の後は、英国自然史博物館で、「ピルトダウン人」の標本(偽)も展示される。こうした企画の連続で資料と展示、詳細の説明を知ることができるのは幸運だろうと思う。

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ラスコーの壁画 (ジョルジュ・バタイユ著作集)
ジョルジュ・バタイユ
二見書房
1975-01-10


この書籍はどこかが学術文庫かちくま文庫、新書、光文社文庫などで復刊しておくべきだと思う。
しかしながら、あれほど豊富であった翻訳学術書はなお危機である。