
サンタ・マリア・ノヴェッラにあるマザッチョの<三位一体> 透視 遠近法をフレスコであらわしており、寄進者が手前に聖人、キリストとほぼ同じ大きさで描かれており、またフレスコの前の正しい位置に立つと、これら祭壇から奥に描かれた建造物、祭壇下にあるアダムの死(メメント モリとしてのアダム 人間の死)が立体的に見られる記念碑的な作品である。
本書より。

石坂尚武先生より3月に出版された著作をお送りいただきました。
イタリアルネサンス期のペストについて、加えてプロヴァンス、ドイツ中世都市についても扱われています




地図資料も詳しい。
プロトルネサンス以前、13世紀とそれ以前はまだあまり調べられていないところなので(プラトニズムの系譜としてはフランス/スペインからイタリア 他方ビザンツ経由のものと、12世紀ルネサンス、もう一つはイスラームにおけるアリストテレスの受容など、一度まとめたことがあるが)ぜひ詳細を読みたい。

![苦難と心性 イタリア・ルネサンス期の黒死病 [ 石坂尚武 ]](http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/4414/9784887084414.jpg?_ex=128x128)
苦難と心性 イタリア・ルネサンス期の黒死病 [ 石坂尚武 ]

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