ハイネセンの官舎街、十三艦隊創立式朝..からのいよいよイゼルローン攻略のあたり。放送でした




【送料無料】 ドラマ CD / 『銀河英雄伝説 ユリアンのイゼルローン日記』キクボン!オーディオブック版CDボックス【Loppi・ローチケHMV・オフィシャル限定】 【CD】
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季節外れなタイトルですが、大神オーディンも照覧あれを使ったのでこれです。

11月くらいから一挙放送しないかなと言っていた銀英伝、ファミリー劇場CSで放送始まりました。現在6話"薔薇の騎士"まで終わりました。来週はイゼルローン攻略。久々に鬼観ましたがBD版は綺麗ですね...比較的バランスがいい。ただしこの後、外伝要素が入ったりアニメオリジナルが入るので鬼は原作を読んでるとちょっと時系列がよくわからなくなるときがあります。ユリアン地球へ行くあたりでも、宇宙歴以前の地球の話が出るのですけれども。ゴールデンバウム王朝が倒れて、今まで明らかにされていなかった史料が出てきてラインハルトがそれを読む形で初めて明らかになるという回は分かりやすい。
あの史料を分析せよ、と言ったらヤンはローエングラム王朝の客員教授くらいの地位で来たように思いますけどね...まあ難しいか。でもちょっと研究させてあげたかったな...誰もまだ読んでない史料なんてきっと読みたいだろうに。


タイトルは焦土作戦実行のためのケスラー(ウルリッヒ兄様)回です。
いつも思うのですが、ロマン主義のタイトルは、気象予報・天候由来です。ドイツロマン主義ですな。
雷鳴、とかね...。

ロマン主義の見分け方。相手の顔や目をみて会話しない。(ヒルダに求婚して、再度求婚するときも窓の外みてるからね..)肖像画や作者の肖像でもたいていは遠い目線をしています。これは私がドイツ文学・演劇史をやっていたときにいろいろ肖像を調べたから間違いない...。


さて。CSで、イゼルローン攻略のアニメ版が放送されて、どうやら週間連載している漫画媒体のほう(集英社  藤崎版)そのあたりだったようですね。さらっとしか確認してませんが、ちょっとこれはいかがなものかと思いました....

1)薔薇の騎士が粗野過ぎる...。まったく心に響かないのですけども... とりあえず、髭はそってほしい。あと後ろ髪が好きだったのでリンツが髪を結んでるのも理解できない。ブルームハルトが子どもすぎ...
まあこのあたりは個人的な好みもあるとは思いますが、あの原作からどうなるとこういうビジョンになるのでしょうか。アッテンボローにしても「自称革命家」(といいつつ学生運動の気分が抜けない・ジャーナリスト志望の青年=これが実態)なのであって別にゲバラに似せなくていいんですよ。ちゃんと読んでるのでしょうか、文字を...。
だから「ジャーナリスト志望だった学生運動家気分のお祭り好きな御仁で、それでも奥手かつ年上からは青二才」と言われてしまうのが重要であって、名前からいってもアングロサクソン系の20代を想像するのにどうしてこうなったとしか。シェーンコップのやや癖のあるダークブラウンの髪もどこにも見当たらないんだが、しかも元貴族(男爵家の分家だったか)でラインハルトよりも階級は上なんですよ、この人の家は。6歳で亡命しているから帝国の記憶もしっかりある。全然バックグラウンドが見えないです...。なんだか奇をてらうことに執心しているように見えますが、その割には艦隊や他のキャラクタ―は割とアニメ版に準拠していたりして、世界観が混ざりすぎて統一感がない...。(ファーレンハイトもそう...。別にOAVのファーレンくらいにしなくてもいいけども、貧乏貴族なほど格が高い感じじゃないと、銀英伝ではないんですよ...。貧乏=三下みたいのは求めてないし違うだろうと。貧しくても心は錦みたいな感じが欲しいですよ。だからこそ、亡命しないんでしょうよ...そこまで描写しないのかもしれませんけども、それなら一層、この描写には原作への誠意が感じられないんですよ....) 

シェーンコップも一度たりとも軍服を着崩したりしないんですが、それはポプランのスタンスで、陸戦隊白兵戦部隊だがスマートさがないと全く魅力がない。素行悪くしないと受けないという判断?なのか。私にはわかりかねます。今後この銀英感が広がるなら憂鬱すぎる。接点がなさすぎて。道原版とデュエルのときに女装とか女性化アッテンボローのファンアートで盛り上がっていて原作は読んでません、みたいな期間の悪夢再び。。



どうも、先の描写にしても、書いてある文字列を理解せずにそのままうわすべりしている感があり、これはもし編集もそれで捉えているなら読解力がなさすぎると思います。実際に、原作ではどうなっているのか確かめたいような描写になっていないためか、原作も読むつもりはないしアニメも観ないと宣言する漫画読者が増殖していて、すごいカオスな状況ですね...。これはもう原作:田中芳樹を外したほうがいいのではだろうかとすら思う。原案:「銀河英雄伝説」(著:田中芳樹)がぎりぎりな気がします...
まったく違うものになっている。銀英伝のメディアミックスがあまりうまくいかないのは、抜いてはいけない骨を抜き過ぎて、原作からどんどん離れたところで違うファンがついてしまい、彼らは物語に共感してないので皆2巻の段階で離れるということです。話はこれから、というところでいなくなる。
まあ自由なんですが、かのデュエル文庫時代が同じような消費のされ方をしてそれを観てるので、またか...と。
それとももうかつての読者は離れたほうがいいのかもしれませんね...

新アニメは見守ります。。

2)イゼルローン攻略の時のシェーンコップとヤンの対話も....。
「名誉や出世ではない」というヤンの立場(およそ職業軍人的ではなく、もっと別の理想で行動している、本人は戦争が好きなわけではない)という立場から180度変えてしまい、「偉業」って...。
これに賛同してしまうとすべてが薄いのですが、もう別ものですね。
この原作がもつラインハルトとヤン、二つの軸がまったく基盤がない。

アニメ版のときもファンが色々意見を言ったりして改定されたりすることがあったように思いますが、そういった意見と貶す態度が区別がつかないのが現代なのか、多分この作品はこのままあらぬほうこうに好き進むでしょうね。こんなことなら、銀英伝が好きというクリエーターや漫画家に、それぞれのメインキャラや好きなキャラクターをあなたイメージでデザインしてみてください、みたいな企画のほうがよほど良かったのでは。
その一つとしてあるなら別にいいですけど、これがコミカライズされた作者公認で公式媒体ですと言われても。
それを支持してるのが、言葉、文章表現はどうでもいいという立場なので、どうにもなりませんが...

読解力は対象を理解するとか、人の話を聞く、意図を理解するということも含むので、言葉の共感性が低いのかな、と思っておりまして。この同じ作品を受容しているはずなのに全く違うものとして扱われる感が凄いです。
前の漫画版のときも、そうでしたがまだ道原さんは徳間版のノベルカバーも書いていたから読み切らずとも(読み切ったという話をきかない)原作からここまで隔絶はしていなかったと思います。

やっと創元社版になり、デュエル文庫時代のノリが薄れてきたかと思っていたら..よりひどいのかもしれない。


まあ今後何も言うつもりもないですが、...。

物語の半分の価値観がここまで崩れるんだ、という謎の展開のようなので....ひとこと(長い)だけ。

色々ついていけないので現代から脱落したいです...。

私には過去があるだけ...

あらため

慶早戦から帰って、ずっと応援指導部の動画をみてましたが、アニマックスで黒子のバスケ観ました久々。
ユリアンは賢章先生でよくないか、と思ってますが...今度は、犬ではなく猫(げんすい)をてなづけるのはどうですか。ちなみに、伊月先輩が好きです(娘の影響)先輩だったことは一度もありませんけどね...。リンツの出番は探すのが大変だが、伊月先輩は試合に出てくれるので、伊月先輩が出る度に盛り上がる自宅。(?)
ルッツと同じくらい人気です。
ルッツの堀さんが、トランジットスチーマーラインのMCだと知り、どおりで!と思っています。

そういえばJ:COMがディズニーリゾートの公式スポンサーになったらしいです。

とりあえず、ダヤン・ハーン基地ではリンツがどうしているかシュナイダーあたりと一緒に描写してほしいです、新アニメプロジェクト。

たしか城北会の方が集英社・ジャンプ系の発行人で、テニミュなども現場の空気とか観客の受け入れかたとかをまめにチェックしていたみたいですが、この漫画に関してはノータッチなんでしょうか。
機会があったら聞いてみたい。

新アニメではラオをちゃんと出してあげてもいいかも。
すごくインテリジェンスあふれるエリート感のあるさわやかアジア系青年でどうでしょうか。
(東南アジア圏に旅行に行ったことがあるならわかると思うが。)

ラオとマリノ、モートンあたりのキャラデザイン頑張って下さい。

とりあえず、一挙放送開始!+イゼルローン日記のCD化(予約しましたよ)記念として。
ローゼンリッター日報は楽しみです。
ヤンの部分は郷田さんで良かったんじゃないかな....2巻の話を4期みたいな気分で聞くとちょっとつらそうですが
新アニメにはイゼルローン日記の内容を2期までにちりばめてほしいです。

あとおまけでフライングボール篇をやってもいいです...
空戦隊とローゼンリッターと司令部の試合とか。ユリアンとローゼンリッターの訓練とか、無駄にCG技術がさえる作画の空戦隊シミュレーションマシン訓練とか。それからシェーンコップの例の活劇ですね。

・・・ローゼンリッターこそが同盟のスペースオペラなので演劇仕立て、戯曲っぽい感じでいいんですよ。リアルとか以前に、古典的なモチーフこそがギミックなのだから。どうも、創作物の表現と(フィクション)とリアリティを混同している意見もみますが、もっと言いたいのは、しばしば現実は小説より奇なりであって、想定可能なリアルなんて実のところ、臆見に留まり新しいことには対応できない既成概念でしかないんですけどね...。
リアルならば面白いのかといえば、そうじゃないというか。
創作物でリアルがおもしろいのは、そのずれが出るときです。完全な創作物の世界観が出来ているのに、リアルが混在することで、存在がずれるときというか。








銀河英雄伝説 Blu-ray BOX スタンダードエディション 1【Blu-ray】 [ 堀川亮 ]
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http://www.nicovideo.jp/watch/sm31276299

こういう比較映像好きです。パーシヴァルとアースグリムがない気がしますが。
ヒューベリオンが情報収集に特化していて、ヤンが戦術的に強いのはこの機能を重視してるというのあありましたね、帝国はアンテナ類は装甲の下にあるらしい。でもこのアンテナ、壊れないのか....ちょっとびくびくするんですけども。同盟はイカ(甲イカ系)、帝国は銃モチーフがある気がする。
ワルキューレはヴァルキリーのことですよ。>「ワルキューレの車から突き落としてやる」(ビッテンフェルト)の台詞はヴァルキリーの駆る戦車のことですよ.....「ニーベルングの指輪」参照。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2155325



2-2

ベルリン国立バレエの「ニーベルングの指輪」の写真。これは本当におすすめ。ですが、おそらくDVDにはなっていない。ベルリンか日本で上演しないだろうか。再度。本家のベジャール・バレエ・ローゼンヌがやってもいい。
というか観たいです。


  • 薔薇 シュネバルツァー 5月記事一覧 
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    VFSH0222  VFSH0221 


    マラーホフのローゲは良かった。初演のジル・ロマンが見たい




    345オペラ版は輸入盤ですがこれがおすすめですかね...。

    私はワグネリアンではありませんけども。

    ラストのローゲとブリュンヒルデのダンスは凄い。
    ベジャール版はベルリンの壁崩壊とリングを重ねている演出なのもなかなか興味深い。



    ここのシーン好きです、今見るとこのロビー?80年代のプリンスホテルみたいだなと毎回思います。   
  • キャゼルヌがメモするところがよい、頼りになる先輩ですね。二児の父。
    そうは見えない毒舌エリート!






    アニオリ 名シーン。



    この回、薔薇の騎士回6話は人物の眼の表情のかきわけ、表現がすごく細かい。
    何を言っていて、何を考えてていて本心をさらりと口にだす会話、全編がすごく細かい。人物のリアリティとはこういうことですね。目は口程にものをいい、目から精神的な光りが放たれている。


    すごく表情が細かい。

    ほかの幕僚も。